『吉本隆明 五十度の講演』感想
年代順に聴いています。
今は吉本さんが70歳を越えられた頃の声ですが
ますますおもしろく親しみやすく感じます。
学生時代から雲の上の存在だった人のそばに、
今になってこんなに近づけたこと
本当に感謝しています。
すべて聴いたら今度は、
好きな言葉をノートとりながら
聴きなおそうと思っています。
(大阪在住57才女性)

吉本さんの視線は
常にスッキリしていて心地いいです。
人間はたいしたこともないけど尊い、
というような感じの。
これから、吉本さんのような
視線を持つことができたら
世界はずいぶん変わって見えると思います。
(ちえ)

最近、確かな言葉が
どんどん少なくなっているようなきがします。
以前は漠然とそんなことを感じていただけですが、
今はもうはっきりと
少なくなっている、とかんじます。
吉本さんのような確かな
言葉を恐れずに発する人を少なくとも
ぼくはとても必要としています。
すがるように、聴きたいのです。
(ひねもす)

『吉本隆明 五十度の講演』を
バスのなかで、
CDウォークマンで聴いていたのですが
とりこぼさないように聴こうと欲張ったせいか、
集中しすぎて、気持ちが悪くなってしまいました。
私は乗り物酔いしやすい性質。
なのに、あまりにも一生懸命になり過ぎた結果
酔ってしまったのです。

それ以降、寝る前に布団に入って
ほくほくしながら聴くことに変更。
聴いていると、うんうんと
思わずうなずいている自分がいました。

そうか、無意識に首を上下に動かしていたら、
そりゃ車酔いもするわな、と納得しました。
(あさな)

楽しみに待っていた
『吉本隆明 五十度の講演』が届きました!
梱包を解いたときの感想は‥‥

で、で、でかい!!
うわははは〜〜!

吉本さんの『芸術言語論』を聴きに行き、
帰り道に『吉本隆明の声と言葉。』を
購入しました。
それを聴いて、
『五十度の講演』の購入を決めました。
『五十度の講演』が届くのを待っている間に
『声と言葉。』の特典だった
「日本経済を考える」を聴きました。
たくさん目からウロコが落ちました。
面白かった〜!
この「勿体ぶった」意匠、私は大好きです。
作り手の愛情が伝わってきます。
ではでは、吉本さんの「速いモーターボート」が
実現することを心から祈って。
(さら)

昨日100を超える枚数のCDが収納されている、
ほれぼれする様なパッケージにこめられた、
たましいの塊を受け取りました。
そして、いきなり、
とても苦しい衝撃(洗礼)を受けました。
まずは、『声と言葉。』の74分を
聞かせていただきまして、
小林秀雄の名があがっていたので
とっかかりとして
「小林秀雄と古典」を聞きました。
この視点からのものの見方、考え方を、
徹底的にこの身に浴びてみたいと思います。
「読書百遍」「言葉の千本ノック」と
いうところでしょうか。
しょっぱなからかなり
きつい試練がまちうけていますが、
なんとか前に進んでいきたいと思います。
(s)

『吉本隆明 五十度の講演』届きました。
ありがとうございます。
箱を開けて思いました。
わ、大きい。
部屋に置いてみると、部屋の物の中でも
そうとうな存在感です。
吉本さんの顔もほぼ等身大ではなかろうか
というくらいに見えます。
うーん、すごい。
ブックレットが丁寧で詳細なつくりで
素晴らしいです。
1日に少しずつポリポリかじるように
聴いています。
ゆっくり噛んで聴きたいです。
友達が来て見たら
「なにこれ?だれこのおじさん?」
と言ってちょっと恥ずかしいかもしれませんが
それはそれで面白そうだ。
(j)

『吉本隆明の声と言葉。』感想
糸井さん、本当にありがとう
この本をつくってくれて。
(a)

iPodで、音楽のあいだに講演がでてくると、
中途できれぎれで
聴いてもわからないだろうなと
思ってとばしたりしていたのですが、
そのうちなにげなく中途のやつも
とばさずに聴いてみると
これが意外に聴けるなぁということに気づいて
最近では、まとまって聴くよりも
この聴き方のほうがおもしろいな、などと
思いはじめています。

なんでこういう聴き方でもおもしろいのか、
よくわかりませんが
ひとことがハッ、
とさせられることが多い吉本さんの
言葉がひとつでもそれが詩のように
独立できる力をもっているからかな、
などと今ちょっとおもいつきで考えました。
(j)

なんて聞きやすくて、わかりやすいんだろう!
もう終わっちゃうの?! もっと聞きたいっ!と
どの話にも思っちゃいます。
だから、袋とじオマケのダウンロード2講演が
かゆいところに手が届いていて
本当に買ってよかったです。
気持ちを落ち着かせたいな、というときに
何となくまた吉本さんの声が聞きたくなるので
iPodに入れていつも持ち歩いています。
(そら)

普段から読書は好きなのですが、吉本さんの本、
ましてや講演なんて難しそうだなと。
最後まで聞けるかな? と
少々不安に思っていたのですが、
本当に面白かったです!

身構える必要なんて無かったんだと感じました。
吉本さんの独特な口調に慣れるのに
少し時間はかかるけれど、
真剣に聞き入ってしまっていました。
いろいろな分野を少しずつというのが
本当に入門編として素晴らしいと思います。
ですが、「これでおわり? 続きは??」と
思った箇所も多数で
良い意味で少し辛かったです(笑)。
これを機に吉本さんの他の本も
読んでみようと思います。
(しぃ)

『声と言葉』のBOOKの
糸井さんと吉本さんの対話で
沈黙についてのだいじな内容を
はじめて聞いた気がします。
とてもいい対談だと思います。
『声と言葉』のBOOKのほうは一読したのに、
CDのほうは時間がゆっくり取れず、
先週やっと聞き終わりました。
耳で聞くということは、集中が必要で、
久しぶりにやってみたら、読むのと違って
息づかいまで入ってきて、
聞き逃さないようにするのに、心のゆとりと
雑音排除が必要とわかりました。
音楽だったら、そこまでする必要ないし、
読むのも別に前後読み返し可能ですが、
聞くのはやはり、
それなりの緊張は必要で、
聞きながら考える必要もあります。
全部聞くだけで、
やっぱり時間だいぶかかりました。
本になってないのか、読んだことのない内容も
いくつかあって、すごい収穫でした。
全部込みで1500円はかなり安いぜ、
得したという感じです。
値段設定まちがえてねえかという気がしました。
CD申し込んでますが、
しっかり時間つくらないと、
聞き終わるのにだいぶ日がかかりそうで、
覚悟する必要ありそうです。
(藤)

『声と言葉』聴きました、読みました。
広く浅く、
吉本隆明さんの考えを知ることが出来ました。
でも、物足りなさも感じました。
こういう講演の音声を聴くのは
とても面白いものだな、
と感じました。
(sa)

吉本隆明さんの声、iPodで聞いています。
勉強になることはもちろん、
何度も聞いていると、吉本さんの芯にある、
温かく、優しく、そして
思いやりのある厳しさを感じます。
その芯を持った知識の上に、
ぶれない考えが積み上げられていることに、
尊敬を感じるとともに、
胸が温かく締め付けられる思いです。
(みみ)

吉本隆明の声と言葉を体に入れて、
そのあと、ダウンロードした
2つの講演を聴きました。
いろいろ吉本さんのお話を拝見するにつれ、
「最近、凶悪犯罪がおこるのは、
スピードがずれている」
というくだり、「あぁそうかぁ」と思いました。
(吉)
(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN