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 第8回 《 夢とバク 》

簡易布ぶくろが 手元にたくさんある
買い物をするともらえたり
数枚のコインで買えるふくろの方が
お札を出して買ったバッグよりも
活躍しているというのは
なんだか不思議な話だが
その軽さと気負わぬ感じから
ほとんど毎日を
簡易ふくろで過ごしてしまう

しかし簡易ふくろは
残念ながら 簡易なので弱い
あたしが酷使しすぎなのかもしれないが
肩にかけ ヒジと擦れるところとか
腰にあたる部分の生地が薄くなる
愛着のある ふくろと
さよならするのはツライけど
簡易なものが ぼろぼろになると
ほんとうにみすぼらしく見えてしまう

そんなとき 薄くなった生地の上から
お直しワッペンを貼付けてみると
なんだかきゅうによそ行き顔になった
…ような気がする 

用意してもらった簡易ふくろには
ぶたがプリントされていて
お尻のうえに ちょこんと
バクがのっかった
誰かがみた悪い夢を
ぶたのつぶらな瞳がみつけては
一目散に駆け寄って
バクがすかさず食べる連係プレイ

写真:ホンマタカシ  スタイリング:岡尾美代子


夢とバク 1680円(税込/配送手数料別)


完売いたしました

夢を食べるどうぶつ、バクのワッペンです。
ぺたんと座ったうしろ姿で、
こちらをひょいっと振り返る様子が、
なんともかわいらしいたたずまい。

周囲にある、
カラフルでふわふわしたものは、もちろん夢です。
この「夢」は、
お直しのときになかなか便利に使えそう。
ちいさな穴をふさいでくれますよね。

素材:キュプラ、ポリエステル、ポリウレタン

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