高知、仁淀川の源流域でつくりました。tretreトレトレの摘み草つみくさブレンドティー。

ほんのりすっぱくて、ほんのり甘い、赤いお茶。

rouge ルージュ(with ハイビスカス)

ティーバッグ 7パック

(税込・配送手数料別)

このお茶の味わいとたのしみ。

湯を入れると、透明な湯がみるみるうちに、
美しい赤色に染まっていきます。
ゆったりと美しい色が広がっていく様子をめでてください。

お茶を淹れた香りも、口に含んだ第一印象も、
「おいしい酸味」と感じていただけるのではないかと思います。
その風味は、主に赤しそやハイビスカスが生んでいます。

その後、飲んでいくと、
酸味をおだやかにまとめる秋冬番茶とよもぎのうま味、
さらに、レモングラスのさわやかなうま味、
アップルミントのほのかな甘みをおたのしみいただけます。

後口にもやはり「おいしい酸味」が。
お口の奥のほうにじんわりしみわたってゆく
その余韻を味わってください。

「rouge」ができるまで

仁淀の山では梅干し用に育てられることが多い、赤しそ。
だいたい7月下旬、
梅干しの「土用仕込み」に合わせて収穫をします。
その梅干しは、各家庭ごとに
「こうでなくちゃ!」という味があり、
それぞれのおいしさがあるのだそう。
竹内さんご夫妻も、山の皆さんから分けていただくのが
とても楽しみなひと品だそうです。

この赤しそを、ブレンドティーに使いたい、
と考えた竹内さん。
一緒に葉っぱを採っているお母さんたちに
そのことを伝えると、みなさんの反応は、
「あいや、お茶かよ!」というものでした。
そんなふうに使うなんて、
仁淀ではなかったことなので、
たいへん驚かれたのですね。
(ちなみに、梅干しに使って余った分は
赤しそジュースや、かき氷のシロップになるそうです。)

「rouge(ルージュ)」は、
その赤しその風味がいきたお茶。

今回、3年間熟成させて、
薪火焙じで仕上げた秋冬番茶の
まろやかなうまみをベースにしながら、
ハイビスカスに赤しそ、レモングラス、よもぎ、
アップルミントをブレンドして、つくりました。
おいしいい酸味にほんのりとした甘みがあり、
あざやかな赤い色はまるでロゼワインのようです。
「rougeは、tretreのブレンドティーのなかで、
女性の人気がいちばん高いお茶です」と竹内さん。
もちろん男性のみなさんにも、
ちょっと疲れ気味のときなどに淹れて、
ひと息ついていただければうれしいです。

さて、ブレンド内容をちょっとくわしく。
まず赤しそですが、
今回は、主に「えいこさん」の畑のものです。
えいこさんのお宅は、深い山あいの風景の中にあり、
敷地内には美しい滝や小川が流れています。
(‥‥と、さらりと書きましたが、すごいことですよね。)
赤しそは代々種とりをしたもので、
放っておいても生えてくる
「地生え(じばえ)」に近い力強さがあり、
もちろん無肥料・無農薬で育っています。

rougeの酸味を出すのに、
いちばん活躍しているのはハイビスカスです。
農薬を使わず育てられたエジプト産の、
酸味が強く、すっきりした味わいの
ドライハーブを仕入れて使っています。
花期が終わって結実した実を収穫し、
総苞や咢(がく)を手で外し、
最後に乾燥させて仕上げられたものです。

全体の味わいに、さわやかなうまみを足すのは
レモングラス。
そして甘みを担当する素材については、
いろいろと試した結果、
口に含んだ時にふわっとひろがる上品な甘みをもつ
アップルミントに行き着きました。
これは仁淀川河口ちかくの自社園で自然栽培したもの。
茎や葉は、ちょっと触れるだけで
ふわっと甘い香りが漂うほど。
夜のうちに良い香りをたくわえた
朝方の葉っぱを手摘みしています。
乾燥は陰干し、最後は乾燥機でグッと水分を抜くことで、
力強い香りと味わいを保ちます。

ブレンド内容

ほうじ茶、レモングラス、ハイビスカス、
赤しそ、よもぎ、アップルミント

おいしい飲みかた

  1. ティーカップに1パックを入れ、熱湯を注ぎ入れます。
  2. 約5分後に引き上げてください。

*湯量の目安…約180ml~200ml
*ほぼ1煎目で味わいが出きってしまいますので、
あまり2煎目以降はおすすめできません。

賞味期限

2024年12月まで

内容量

21.7g(3.1g×7パック)

●カフェイン、レモングラス、ハイビスカスを含むため、妊娠・授乳中のお客様は飲用をお控えください。

写真
大江弘之(物撮り)神ノ川智早竹内太郎