「ほぼ日手帳」の製作をささえる プロフェッショナルな人々に 5つの質問をしてみました。第1回 「ほぼ日手帳」の物流工程を担う人々。
 

「ほぼ日」の手帳チームが中心となって
企画・製作している「ほぼ日手帳」ですが、
1冊の手帳が完成し、
みなさんのお手元に届くまでには、
デザイン、印刷、製本といった
さまざまな工程があり、
大勢の方が関わってくださっています。
今回は、そんな専門分野ではたらく
プロフェッショナルな人々に
日々の業務についてうかがってみたいと思います。
第1回は、物流工程を担当されている
アドレス通商株式会社のみなさんです!

〜アドレス通商株式会社のみなさんに聞きました〜

まずは、こちらの写真をご覧ください。

ここは、千葉県にあるアドレス通商株式会社の倉庫です。
種類ごとに分けられた「ほぼ日手帳」を管理し、
梱包する作業が行われています。
こちらではたらくスタッフを代表して、
3人の方にお話をうかがいました。
左から順に、下村さん、久保田さん、浜野さんです。


1.業務内容について教えてください。
下村・久保田・浜野
  完成した「ほぼ日手帳」を保管し、
梱包して発送する業務全般を任せていただいています。

2.いつも心がけていることは?
下村
  弊社に商品が納品されるまでの間に
さまざまな方々の苦労があり、
やっとできあがった商品だということを常に思いながら
丁寧な梱包を心がけています。
   
久保田
  「明るく・楽しく・丁寧・確実」をモットーに、
商品を受け取るお客さまに
喜んでいただけることを想像することです。
   
浜野
  みなさん、たくさんの手帳の中から
お気に入りの1冊を選ぶわけですから、
一目ぼれにしても、悩んだ末に選んだ1冊にしても、
手に取る瞬間をとっても楽しみにされていると思います。
ところがもし、手にした瞬間の出会いが
残念なものだったとしたら、
それまでの全てが台無しになってしまうと思うんです。
そういった意味で、裏方として「さりげなく」
でも「確実」に「気持ちよく」
商品を受け取っていただくことが
我々の使命だと思っています。

3.うれしかったエピソードは?
下村
  お客さまに「とても丁寧な梱包で届きました」と
言っていただいたときです。
   
久保田
  「丁寧な梱包をありがとう」とメールをいただいたとき。
また、お客さまが「ほぼ日手帳」を使用しているのを
目の当たりにしたときにも
思わず手帳話で盛り上がりました!
   
浜野
  街中で「ほぼ日手帳」を使っている人を見かけたり、
逆に誰かから「ほぼ日手帳」を
オススメされたりすることですね。

4.逆に、大変だったエピソードは?
下村
  数年前までは二人一組で
読み合わせによる検品を行なっていましたが、
あるとき商品の間違えが発生し
お客さまにご迷惑をおかけしてしまったことがありました。
その後、システムを導入し、
梱包時に機械での検品を行えるようになり、
間違えを防止することができています。
   
久保田
  大変だった記憶より、
ただただサービスを向上させることを
考えています。
   
浜野
  たくさんの方が待っておられるかと思うと
身が引き締まる思いです。
また取り扱う商品数も多いので、
事前準備やシステムのチェックは
特に念入りに行っています。

5.「ほぼ日手帳2013」にむけて、
  お客さまに一言おねがいします。
下村
  今年も「ほぼ日手帳」を楽しみにしているお客さまに、
1人でも多く1日でも早くお届けできるよう
全スタッフが真心込めて出荷作業をしますので、
楽しみにお待ちください。
   
久保田
  最終アンカーのヤマト運輸さんへ
しっかりタスキを渡すため、
愛情一杯、丁寧な梱包でお客さまへお届けします!
たくさん買ってください!
   
浜野
  間接的ながら、少しだけみなさまの楽しみを
お届けするお手伝いができることを
誇りに思っています。
スタッフ一同、1点1点の商品を
大切に梱包いたしますので、楽しみにお待ちください。

以前に行われた「ほぼ日手帳2012 合同MTG」のなかで、
下村さんが
「去年は1日3,000件の出荷、
 今年は1日3,500件出荷を目標にしてきました」
とおっしゃっていましたが、
そんな大量の出荷をミスなく行うために
徹底した管理体制のもとで作業をされているそうです。
「商品を手にした瞬間の出会いを、大切なものにしたい」
その言葉がとても印象的でした。

アドレス通商株式会社のみなさん、
ありがとうございました!
今後もひきつづき、専門分野ではたらく
さまざまな人々の声を掲載していきたいと思います。
どうぞ、お楽しみに。

2012-06-14-THU

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