HOBONICHI TECHO 2007 ORDER SHOP お買いものはこちら!
ご存知のとおり、「ほぼ日手帳」は、
毎年必ず、ユーザーのみなさまに、
手帳の使い心地をお聞きするアンケートを
おねがいしております。
このアンケートでは、
かなり具体的なご提案もいただきます。
また、アンケートとは別に、
「もっとこうしてほしい」といったご意見を
日々、メールでもいただくんです。
そういったご意見やご提案に、すべて目を通したうえで、
より使いやすくなるにはどうしたらいいのだろう、
と毎年検討を重ねています。
スケジュールを管理しやすいという
手帳としての便利さを、さらに追求すべく、
2007年版も、大きなところから細かいところまで、
さまざまな改良をくわえました。


月間カレンダーを、月曜日はじまりにするか、
日曜日はじまりにするかという問題については、
毎年、もっとも多くのご意見をいただきます。
「ほぼ日手帳」は
2003年から月曜日はじまりを採用しているのですが、
ここ数年「ほぼ日手帳」をお使いの方は、
月曜日はじまりの仕様に慣れていらっしゃるため、
日曜日はじまりに変更することで、
かえってご不便をおかけしてしまうのではないかと思い、
2007年版も月曜日はじまりのカレンダーで
行かせていただくことにしました。

ただ、それと同時に、日曜日はじまりのカレンダーを
ご希望のみなさまにとっては、
「日曜日はじまりのカレンダーに慣れているので、
 予定を見間違えてしまって、困っています‥‥」
と、とても切実な問題なのだということも、
よくわかっております。
そこで‥‥!
なんとか、日曜日はじまりをご希望の方のお気持ちにも
お応えしたいと思い、
日曜日はじまりにも対応ができるように、
2007年版は、レイアウトを変更することにしました。
月間カレンダーの右側の空欄スペースを左側に移動して、
その空欄スペースに、
その週の日曜日の日付を書き込んでいただけば、
日曜日はじまりのカレンダーができあがる!
というわけです。


左の空欄を利用し、日曜日はじまりにした月間カレンダー。
※もともとの日曜日の枠の線は、修正液で消しています。

実は、この空欄を左側にして、
日曜はじまりにも対応できるようにしようというのは、
あるユーザーの方からいただいたお手紙がきっかけでした。
そのお手紙には、
「ほぼ日手帳を2006年から使いはじめて、
 おかげで充実した毎日をすごしています」
といった言葉のあとに、
「ただ、どうしても月曜日はじまりだと
 混乱してしまって、予定を見まちがえてしまうんです!
 月曜日はじまり版と日曜日はじまり版、
 両方つくっていただくのは無理でしょうし‥‥。
 そんなことを考えながら、
 月間カレンダーをじっと見ていたら思いつきました!
 別紙に書いてみたので、ぜひ見てください。」
というお手紙といっしょに、
月間カレンダーの空欄スペースを
左側に移動させた図が同封されていました。
それを拝見しまして、
「なるほど〜。
 これだったら、ちょっとご面倒をおかけするけれど、
 日曜日はじまりにも対応できるかもしれない。」
と思い、日曜日はじまりをご希望の方には、
この方法をご紹介することにしました!
よかったら、やってみてくださいね。

ちなみに、これまでの右側に空欄スペースがある
レイアウトに慣れていらっしゃった方も、
左側に空欄スペースが入ったことで、
たとえば、その週の目標やTO DOリストを書いたりしても
いいかもしれませんね。
いままで月間カレンダーは、
日曜日の日付は、わかりやすいように
赤い四角囲みで表記されていましたが、
土曜日は、平日とまったく同じ印刷色で
表記されていました。
さきほどの
「月曜日はじまりと日曜はじまり」の話にも
通じることですが、
カレンダーは、ぱっと見て、
すぐ何曜日か認識できることが大切です。
そこで、できるかぎり、
曜日の表記にメリハリをつけて、
ぱっと見て、すぐに何曜日か認識できるように、
土曜日も平日と区別して、
四角で囲むようにしました。
毎年、月間カレンダーの前年12月、
その年の1月、次年の1月のみ、
元号と西暦を載せていましたが、
よく考えてみれば、
「今年って、平成何年だっけ?」と
知りたくなるのは、1年とおしてのこと。
ですので、毎月の月間カレンダーに
載せることにしました。
あと、それと同時に、2007年版は
1日ページに旧暦表示もくわわりましたので、
それに合わせて「睦月」「如月」という
古い呼び名も載せました。
  月間カレンダーには、
祝日の日はお休みだということは
わかるようになっていましたが、
「何の日」かは表記されておりませんでした。
2007年版から祝日の名前も載せました。
「今日は何の日だっけ?」という疑問が
すぐ解決できるとともに、
より祝日なんだということを
ぱっと見て認識していただけるようになりました。
免許の更新や大切な人の誕生日、
プロジェクトの大まかな進行など、
すでに決まっている大きな予定を書いておいて、
1年間の大きな流れを把握する便利な年間予定表。
2007年版から、日付の横に、曜日も載せたので、
より書き込みやすくなったと思います。
また、毎月の「○月」という月名の下に、
数行の書き込み欄をつくりましたので、
その月をとおしての大きな目標などもよかったら
書き込んでくださいね。

この使い方以外にも、
実は、おすすめの使い方があるんです!
1日ページに書いたメモを、
あとから「あれ、どこに書いたんだっけ?」と
ペラペラめくりながら
探すことってよくありませんか?
そんなとき、年間予定表の、
書いた日にちのところに、
あらかじめ、書いた内容を
「○○について」なんて記しておくと、あとで、
ペラペラ1日ページをめくって探さなくても、
年間予定表の一覧をぱーっと見ていけば、
すぐに、○月○日のページに、
何を書いたのかがわかります。
本の目次を見て、
「だいたいこの章ではこういうことが
 書いてあるんだ」
ということがわかるのと
おんなじようなことですね。

「目次がわりにも使えます!」という
意味を込めて、
名前も「年間予定表」から
「年間インデックス」に改名しました。
目次があって、めくっていくと、
それについてくわしく書き込んである‥‥
まさしく1年使い終わる頃には、
「あなたについての1冊の本」が
できあがりますね!
1日ページに、
今年からあらたに、1月1日から12月31日までの
「通算日数」を載せました。
1月1日のページには「001」、
2月1日のページには「032」、
そして、12月31日のページには「365」と
書かれています。
1年とおしての大きなプロジェクトの進行や
ダイエットなど、ある期間、
目標を立ててなにかをするときなど、
ひとつの目安として、ご活用ください。
あと、毎日生活しながら、ふとしたときに、
「ああ今年入ってもう100日以上経ったんだ‥‥」
なんて思ったりするのも、いいですね。
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