ユーザーのみなさまが「ほぼ日手帳」を、
ふだんどんなふうにお使いくださっているのかは、
こちらのページでも、
たーーーーっぷりとご紹介しておりますが、
「ほぼ日手帳2006」の販売がはじまってからも、
毎日、たくさんのメールが届いています。
「こんなふうに使ってます!」とか、
「こんな理由で、この色のカバーをえらびました!」とか、
内容は、ほんとうに人それぞれなのですが、
そんな中で、
空白のページもけっこう多いんですが、
 愛用してますよ!

といったメールもたくさんいただきます。
ふだんページでご紹介させていただくときは、
「たっぷり書いています!」といった内容のメールが
多いのですが、
実際に「ほぼ日手帳」をお使いくださっている多くの方が、
ぎっしり書いている日ばかりではなく、
実は、空白の日もけっこうあるのではないかなあと思っています。
本日は、ちょっと趣向を変えまして、
そんな方からのメールをご紹介します!


こーんなに書くスペースがあるのに、
今年もあと3ヶ月半で終わりだというのに、
相変わらず真っ白な「ほぼ日手帳2005」。
なのに今年も、来年の手帳を買おう‥‥と思ってます。
いちばん最初に出たときに買って
「ああ、私には毎日書くことはない‥‥」と感じて
2年目は離れましたが、また戻ってきてしまいました。

ごちゃごちゃメモると仕事の予定がわかりにくくなるので
最小限しか記入しないから、かなり真っ白。
もちろん手帳に日記を書く習慣も趣味もない。
毎日手帳をじっくり眺める時間もないので
読み物を楽しむわけでもない。
なのに、ミョーに使いやすいのは、カバーのせいか、
はたまたサイズのせいか。
カバーはメモだの名刺だの保険証だの
いろいろ差し込めて便利。
で、カバーに差し込まなくても、
その他の用紙類を挟みこむにも
ちょうどいいサイズ。
手に持ちやすいのもいい感じですね。
無精者は洗濯なんかしないから、
薄いグリーンのカバーは
無惨にも薄汚れたりしてますが、
それも月日の味わい‥‥というもので。

いっぱいメモを取る人、書き込む人にとって
便利な手帳ではありますが、
そうでない人にとっても、
けっこういいんですよー。

と言いたかった、わけです。
あまりに余白だらけだと、
淋しかったり罪悪感を感じるタイプの方も
いらっしゃるかもしれませんが
(一度離れた時の、動機がそうでした)
書き込めるんです!といわれると、
そんな気にもなりますが、
ここはひとつ
「書き込まないタイプの人にも、便利です」
と言ってあげてほしいかなー‥‥と。
いざという時のメモ欄になる、くらいの気持ちで
書き込みをいっぱいしない人にも便利だし、
邪魔にならない持ちやすいサイズですよ、
とアピールしてもいいのでは? と思った次第です。
(うー)


よく「ほぼ日手帳」の大事な特長として、
「使い方は、その人それぞれ自由自在です」
とお伝えしておりますが、
ご使用方法だけでなく、使う頻度もふくめて、
使う人それぞれの自由な裁量で
決めていただきたいなあと思っています。
もちろん、なんにも書いていない日があっても
いいと思いますし、
ちょっと極端なことを言えば、
はじめたばかりの日記が
3日坊主で終わってもいいと思うんです。
(だって、3日坊主と言っても、
 なんにも書いていなかったときのことを思えば、
 「3日もつづいた!」とも言えますものね。)
また、何年も「ほぼ日手帳」をお使いくださっている方は、
年によって、いっぱい書いてある年もあれば、
空白のページの多い年もあったり、
すべて、お使いいただくご本人の
そのときそのときのペースに合わせて、
「ほぼ日手帳」が使われたらいいなあと思っています。
そういう意味で、「ほぼ日手帳」は、
誰のものでもなく、
「自分が主人公の手帳」なんですよね。
ですので、あとで空白のページを見返しながら、
「このときは、ちょっといそがしかったなあ」
なんてことも思い出したりして、
1年間使い終わったときには、
そんなこともたのしめる、
あなたがいっぱいの1冊になると思いますよ!
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