宙吹きと、モールド(型)を使っての成形のようすを、額にちいさなカメラをつけて、高橋禎彦さんがみずから撮影しました。
とろりと溶けた真っ赤なガラスが、だんだんとコップに変身していきますよ。つくり手の気分になれるいっぽうで、
カメラに動きがあるので、もしかしたら「酔って」しまうかたがいるかもしれません。こころしてご覧ください。
2016年3月にTOBICHI②でひらかれた、高橋禎彦さんとプラハのshinoさんによる、3日間だけの二人展です。高橋さんのアートピースをチャームに使ったチョーカーなどのコラボ作品のほか、高橋さんは色ガラスを使ったランプシェード、ガラスのアルファベット、そしてたくさんのコップをならべました。
東京国立近代美術館工芸館で大規模なガラスのアート作品をあつめた個展を開いた年、「コップ屋タカハシヨシヒコ」として、もうひとつの小さな個展を開いた高橋さん。ここでは、高橋さんがガラスを志した経緯や、製作現場をくわしくレポートしました。ふるい仲間であるshinoさんによる「なぜ、高橋さんのコップは、飲み物をおいしくするのか」についての考察も。
脚のないワイングラスである「ワインのコップ」が初登場となった、3年ぶりの「コップ屋」展。その開発には、作家の三浦しをんさんの協力がありました。このコンテンツは、ワインが好きな仲間のちからを借りて、高橋さんがワインのコップを完成させるまでのドキュメンタリーです。9月発売のワインのコップのこと、ぜひこのコンテンツで予習しておいてくださいね!
2012年、「はじまりを、はじめよう」を合言葉にした「ほぼ日」のプロジェクト「BEGINNING」。そのアイテムのひとつとして、高橋さんに「はじまりのコップ。」と名付けた、ちょっとぽってりと厚みのあるコップをつくってもらいました。ロゴをガラスに型押しするという、高橋さんにとっても「はじめて」の挑戦となった仕事です。コンテンツでは動画もご覧頂けます。