ごちそう海苔 二〇二三 「不作」を味わう今年の「海大臣」。

完売しました。ありがとうございました。
「今年のスイカは甘くないね」
「どうやらサバが獲れないらしいよ」
「アメリカではオレンジが不作だそうだ」
「オリーブオイルが足りなくなるって?」
そんな話をしたこと、
みなさん、あるんじゃないかと思います。

じつは、今年の日本の海苔は「記録的な不作」。
数は足りないし、味も「あれっ‥‥?」、
そんななかで「おいしい海苔」はごくわずか、
しかも価格が高騰しているというのが現状です。
海苔の養殖はいわば「海の農業」ですから、
天候や海況、不可避のトラブルなどで
打撃をこうむることがあるのですけれど、
今年はそれが「まとめていっぺんに来てしまった」のです。

では16年目の「海大臣」は?

結論から言うと、「やります」。
でもいつもの海大臣を期待しないでください。
あんなに「格別な、おいしい海苔」は、
海苔の目利きである林屋海苔店の相沢さんをもってしても、
今年、入手することができませんでした。

いったん、プロジェクトの休止を考えましたが、
「それでも、今年の海苔を食べてみたい」と、
相沢さんに探してもらった海苔のなかから、
糸井重里はじめ「ほぼ日」乗組員で選んだ海苔を3種類、
ごく少数なのですけれど、仕入れることにしました。

「粒ぞろいの、こまかな繊維」でもなく、
「口どけの良い、ゆたかな風味」でもありません。
いちど海大臣を食べたかたが期待してくださるような
「待ってました!」の海苔では、ないのです。
けれども、長年おつきあいのある有明海の漁協で、
生産者のみなさんがいっしょけんめいにつくった海苔、
「こういうことなんですよ」という意味で、販売します。
こういう年も、あるんだなあと、
そんな興味を持たれるかたがいらっしゃったら、
ぜひ、お求めいただけたらと思います。

2023年の海大臣は、3種類。
名前は
「補」(ほ[おぎなう])
「助」(じょ[たすける])
「代」(よ[かわる])といいます。
いつもは年に2回の販売ですが、
今年は夏に1度だけの販売です。
どうぞ、よろしくお願いします。

【完売しました】1パック30枚入り
4,700
(消費税込・配送手数料別)
賞味期限:2024年7月

「海大臣」の賞味期限は12か月、
気密性にすぐれた、
とくべつなアルミパックでお届けします。

「海大臣二〇二三」は
完売しました。
ありがとうございました。

「海大臣」について知っておいてほしいこと

完売しました

パリパリのまま、持ち歩こう!
「おべんとうジップ」をプレゼント。

海大臣をパリパリのまま持ち運べる
「おべんとうジップ」をつくりました。
「ほぼ日ストア」特典として、
海大臣1パックに1つ、プレゼント。
海大臣1枚を8等分すると
ちょうど入る大きさです。
海大臣とおなじアルミパックですから
きちんと閉じれば気密性にすぐれ、
いつでもパリッとした食感がたのしめますよ。