イセキアヤコさんのジュエリーのお店

  • 変更・キャンセル
  • カートの中をみる
  • ほぼ日ストアについて

イセキアヤコ

今回のジュエリーについて、

イセキアヤコさんから。

私の編み物の師匠でもある、
ニット・デザイナーの三國万里子さん。

初めてお会いしたのはイギリスで
2014年に三國さんが出版された
『アラン、ロンドン、フェアアイル 編みもの修学旅行』
(文化出版局)というご本の、
現地取材のコーディネーションを
依頼されたのがきっかけでした。

思いがけないオファーにちょっとびっくりしましたが、
ちょうどそのとき、私はほぼ日で
古いブローチにまつわるエッセイを連載していて、
ありがたいことに、三國さんはそれを
愛読してくださっていたからだと
後でご本人から聞きました。

私がコーディネーションを担当したのは
ロンドンとガーンジー島の取材で、
三國さんといっしょに
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の
宝物庫でアールデコの時代のセーター等を
閲覧させてもらったり、毛糸屋さんや
セーター工場を訪れる、というものでした。

そんな「修学旅行」の中、三國さんの指には
アンティークの金の指輪がきらりと光っていたのを
今でも覚えています。

お話してみると、三國さんはかなりの
アンティーク・ジュエリー愛好家ということが
わかりました。

今では、珍しいアンティーク・ジュエリーを
インターネットで見つけると、日本とイギリスで
お互いにリンクを送り合ったりするのですが、
三國さんがご覧になっているウェブサイトは
あまり日本では知られていないような
海外のインディペンデントな宝石商のものだったり、
選んでいらっしゃるジュエリーも
良い意味でクセがあって、ユニークでとても面白いです。

装飾的な美しさはもちろん、
遊び心あり、どこか、きりりとした佇まいもあり。

その審美眼は、三國さんのニットの世界観に通じる
ところがあると私は感じています。

そんな目の肥えた三國さんと
ジュエリーを作ることになり、
私のなかで、プレッシャーは勿論ありました。

まず、ニッティングの原点である羊、しかも
三國さんが大好きとおっしゃる
イギリスのシェットランド・シープを
モチーフにすることに決まりましたが、
ただの羊ジュエリーにするわけにはいきません。

その結果、このようにこだわりがたくさん詰まった
楽しい品々ができあがりました。

クオリティの高さは、
ロンドンの宝飾街「ハットンガーデン」
の職人さんのお墨付きです。

みなさんのところへ、
心をこめて作られたシェットランド・シープが
元気に ’Baa Baa’ 旅立ってくれますように。

イセキアヤコ

イセキアヤコさんのジュエリーのお店のトップへ

このページのトップへ