hobonichi gokigen haramaki
MEISEN FROM
前回の「冬のほぼ日エアライン」から登場した、
マリンバ奏者で、
アンティーク着物コレクターとしても知られる、
通崎睦美さん(以下、ツウザキさん)プロデュースの
「MEISEN from KYOTO」シリーズ。
前回のハラマキでは、
このシリーズのハラマキやブランケットが、
人気ランキングで1位でした。
とっても大好評だった前回にひきつづき、
ツウザキさんに、ご自身のコレクションの中から、
“心もあかるくなる”ような、
ハラマキとブランケットに合う銘仙を
えらんでいただきました。
前回は、私のコレクションの中で、
着物としても魅力的な柄を、
これぞ!という気持ちで選びました。
今回デザインするにあたり、
前回と同じ発想で柄をえらぶと、
どうしても、前回のデザインの方がよかったなあ、
ということになってしまうと思ったのです。
コレクションはどんどん増えるわけでもないですから、
前回で、すでにいいものを出していると、
どうしても、2番手、3番手になってしまう。
なので、今回は、より、
『ハラマキにしたら、どれだけかわいくなるか。』
という観点にしぼり、改めて銘仙を見ていきました。
言ってみれば、例え着物だと平凡であっても、
『ハラマキになったときに、より魅力が増す柄は?』
そんなえらび方をしたつもりです。
あと、これから夏にかけて、
少し開放的な気分になるでしょう。
だから、物をつくるときも、
開放的な気分がいいなと思って、
使い手になった気分で、とにかく楽しく作りました。
その分、少し力が抜けた感じの
軽やかな仕上がりになっているのではないかと思います。
私自身、ありそうでないものをつくりたいと、
思っているのですが、
今回もありそうでないハラマキやブランケットが
できたかなと思っています。
ツウザキさんプロデュースの、
「MEISEN from KYOTO」のシリーズは、
前回のちょっと大人っぽい銘仙柄のデザインとは、
一味ちがって、
今回は、明るくて、ごきげんな
ラインナップになっています!
「MEISEN from KYOTO」のデザインについてくわしくは、
来週28日(月)にお伝えします。
どうぞ、おたのしみに!!


また、販売開始日の30日(水)には、
ツウザキさんのインタビューを掲載します。
今回ハラマキやブランケットをデザインするにあたって、
前回とどんなところを変えてみたのか、
といったことから、
ツウザキさんが古着の銘仙をえらぶときに、
とくに心がけていることなど、
京都のツウザキさんのご自宅で、
ゆっくりお話をお聞きしました。
そちらもたのしみにしていてくださいね。

2007-05-26-SAT