今年５月に『サーカス』っていうダンスの舞台を
やったので、なんとなく今年は、
サーカスの年だったなと思ってます。
その舞台のときは、うさぎとライオンとかが
出てきました。
あと、空の雲も。ダンサーはみんな虫でしたね。
ハラマキがこういう動物の柄だと、
巻くと元気な感じになりますよね。

湯本（ひびのこづえ事務所のスタッフの方）が
がんばりました。
これは全部切り絵なんです。

ハートの原画のディティール

手で描いたものを組み合わせてたんですが、
「あったかい柄になるといいな」と思いながら作りました。
途中で「切らなくてもいいかな？」とも思ったんだけど、
切ったことで、編んだらおもしろさが出ましたね。
まっすぐじゃない、線とか。
ハラマキ、けいとのぱんつの色と、
ワンピースとケープ、てぶくろの色を分けました。

どうやったら、ゆらめいている感じが出るのか、
２色という制限の中（ハラマキシリーズは基本的に、
２色という制限で編んでいます）で
いろいろやってみたのが、おもしろかったです。
四角だけじゃなくて線も使って、ゆらめき感を出しました。
杢（２色を混ぜたもの）のワンポインもできて
動きが出たし、よかったです。

ハラマキといっしょの素材だし、気持ちいいですよね。
ワンサイズだけど、いいのができてよかったです。
お布団から肩が出ると、寒いんですよね。
ケープって、市販のものは、
ここまでフィットしているのは、ないかもしれない。
すごくよさそうでうれしいです。
形は大きすぎるとか、小さすぎるとか、
何度も少しずつ修正させてもらって、
納得のいく形になりました。
これから、使うのがたのしみです。

肌ざわりがすごくいいですよね。
はじめはハラマキの素材でワンピースを作ろう
ってことで始めたんですけど、
工場の方が、色々提案してくださって、
コットン100％になりました。
パンツじゃないと、ポケットがないっていうのは
ストレスなんです。
ちょっとケイタイが入ったり、ハンカチが入ると。
世の中のワンピースは、けっこうポケットがないのが多い。
ちょっとくらいふくらんでしまっても、
この便利さにはかなわない。
ニットだから、ポケットをつけたら、
モコっとしちゃうかなと心配でしたが、
ついてよかったです。
はじめは袖の形がちがったんですけど、
ニットだとぼこっとしちゃうというのが
サンプルを作るまではわからなかったですね。
そこは修正しました。
これくらいの柄だったら、
近所とかにも着ていけますよね。
モデルさんが着てくれてた、
ハイソックスと合わせるのも、かわいかったです。

毎日、自転車に乗るので、ほしかったんです。
去年は、旅先で余りの寒さにコンビニで買った
数百円のものを使ってましたけど、
１シーズン使ったら、クタクタになってしまって。
ハラマキの素材で、
てぶくろができたらいいなぁと思ったんです。
色味もかわいいし、うれしいですね。
スマホ対応も、できてよかったです。
スマホに対応する用の特殊な糸を使ってるので
親指、人さし指、中指の指先の色がちがってるんだけど、
そこも、チャームポイントみたいで気に入ってます。