それぞれのご家庭のやりかたで、
いつものカレーをつくります。
仕上げの煮込みの段階でいったん火をとめ、
別のフライパンにやや多めの油をひいて
弱〜中火で軽く炒めた
「カレーの恩返し」を加えてください。
ふたたび火にかけ、ひと煮立ちしたらできあがり。
(スパイスを炒める時間は1〜2分程度。
 焦げないようにご注意を。
 軽ーくで、じゅうぶんです)

量の目安は、カレー5〜6皿分につき40g(1袋分)。
ですが、お好みで、
多く使っても少なく使っても、大丈夫です。


 

<糸井重里による> 【おいしさのヒント】

・ベースとなるカレーは、
 カレールウの箱に書いてある
 「つくりかた」通りにつくるのがおすすめです。

・最初にタマネギのみじん切りを
 弱火でキツネ色になるまで炒めて、
 おいしさのベースをつくるとよいでしょう。

・ニンニクとショウガをすりおろして入れるとおいしいです。
 けっこうたっぷりつかっても、いいかもしれません。

・隠し味として、
 しょうゆ、ウスターソース(とんかつソースでも)、
 微量の砂糖(これは本当です)などをお好みで加えると
 「わが家」のおいしさが加減できます。

・スパイスを炒めるときの油は、サラダ油など、
 ふだんご家庭でおつかいのものでかまいません。
 糸井家ではギー(精製バター)を使用しています。
 また、油の量は1袋分(40g)につき
 大さじ1〜2を目安にしてください。

・油で炒めた「カレーの恩返し」を
 お皿に盛りつけた後のカレーに
 トッピングしてもいいでしょう。

・時間がたつとスパイスの香りは落ちてしまうので、
 翌日のカレーには「カレーの恩返し」を
 すこし足すとよいでしょう。

 

みなさんから教わった「カレーの恩返し」アレンジメニュー

・塩を加えて「カレー塩」に
 (ピラフなどに、ふりかけるように使っても)
・カレーうどんに 
・カレーせんべいにまぶして 
・かきもちに
・肉まんを「カレー肉まん」に 
・からあげの下味に 
・鍋に入れて「カレー鍋」
・キャベツのサブジ
 (インドのお惣菜。キャベツをスパイスで炒める)
・タンドリーチキンに 
・ソース焼きそばにふりかけて
・大根と生ハムのサラダに 
・レンズ豆のスープに 
・カレーマヨネーズソースに
・ポタージュに 
・肉じゃがに 
・肉豆腐に 
・レトルトカレーに
‥‥などなど。
(そのほかの「カレーの恩返し」アレンジメニューも募集中です。
 おいしくできたメニューがありましたら、
 ぜひ postman@1101.com 宛に教えてください)

 
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