HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
簡さんのこと
 

簡さんは台湾出身。
現在は東京都の渋谷区で
「今古茶藉」(ここんちゃせき)という
中国茶のお店をいとなんでいます。

「今古茶籍」はちいさなお店。
簡さんが産地に直接出向いて仕入れたお茶が
このお店に集まります。

簡さんは「今古茶籍」にある大きなテーブルで
お客さんにぴったりのお茶を探していきます。
大事なのは
「その人に合ったお茶」「その人が好きなお茶」
であること。


同じブランドのお茶でも
産地や耕作、収穫の日によって風味は違ってきます。
たとえば緑茶の場合、一つの茶畑では1シーズンで
12、13回くらいの茶摘みが可能ですが、
濃厚な味わいをもとめるなら
後半、やや遅めに摘んだお茶が向いてる‥‥、といったように。

「収穫のときの気温によっても味は変わる。
 兄弟の畑でも、兄と弟で手入れが違えば味が変わる。
 同じ家でも、赤ちゃんが生まれたりすると
 家が忙しくなって、味が変わる。」
簡さんは、そう言います。

だから簡さんは、味を見きわめて仕入れるために
お茶畑をめぐる旅に出ます。
いい茶畑を自分で探し出し、その場で農家と交渉します。
仕入れることが決まったら、折々に足を運び
お茶の生産過程につきあい、収穫を見守ります。
簡さんはそれを「見張り茶」と名づけました。

肥料や農薬についても、農家の人と話し合います。
特に農薬については、1軒の農家だけが関係する話ではありません。
周囲の農家、その村の農機具を扱うお店にも話を通します。
数年先の将来、畑と家を守るために、どんなお茶を作るのか。
まじめなお茶作りをする人は、それを考える力を持っている。
そう信じて、いっしょに考えるのです。


そうして仕入れたお茶だから
「どこの産地の、どの畑で、
誰が手入れして、何月何日に摘んだ茶葉」
ということを、簡さんは知っています。
知っているからこそ、
お客さんに合うお茶を探すことができます。

「こんなことをしている人は、
中国じゅうを探しても、いないと思います。」
簡さん自身も、そう言います。
それでも、お客さんが「これが好き」と思うお茶に出会う瞬間が
簡さんは好きなのです。

そんな簡さんのお茶が、
あなたの生活に寄り添ってくれる
パートナーのようなものになれると、うれしいです。

 
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