販売スタート以来、
大好評をいただいている「AcousticT」。

先週末からはじまった追加販売にも、
たくさんのお申し込みを、いただいております。
ありがとうございます!

しかし、なかには、
「柄をたのしむっていうけど、
 具体的にはどうやって着こなせばいいの?」
というかたも、いらっしゃると思います。

そこで今日は、
「このデザインのシャツは、
 こんなふうに着るのが、かっこいい!」という
着こなしのコツを、
人気スタイリスト・古賀雅依子さんに
解説していただきます。

検討中のかたはもちろん、
すでにお申し込みいただいたかたも、
ぜひ、ご参考くださいね!

それでは、さっそく、
古賀さん、おねがいいたしまーす!





「AcousticT」のなかでも、
元になったヴィンテージニットの質感や雰囲気が、
いちばんよくあらわれていて、
ほんとうに個性的なデザインですよね。

Tシャツ一枚で、じゅうぶんに存在感がありますから、
ジーンズやチノパンなど
みなさん、かならず一枚は持っているような
定番アイテムと合わせれば、それだけでサマになります。

そのなかでも、とくにおすすめしたいのは、
ヴィンテージっぽい色落ちのデニムや
古着と相性のいいチノパンなんかと合わせること。

ニット柄のあたたかみのある感じや、
編み地の風合いにぴったりハマるはずです。

ヴィンテージ古着のような感覚で、
個性的な柄を、
思いっきり楽しんでほしいTシャツです!





女性は、薄手の生地で、色もうすめのデニム。
男性は、ノンウォッシュのシンプルなデニム。

「雪の結晶」柄や「トナカイ」柄って
冬物セーターの代表的なモチーフですから、
夏らしい、涼しげな印象のパンツと組み合わせました。

ポイントは「夏に、冬の柄を、涼しげに着る」。

オフホワイトや、うすいベージュの
コットンパンツなんかでも、よさそうですね。
いすれにしても、プレーンで、
軽やか・涼しげな雰囲気のボトムがいいと思います。

はんたいに、大きく加工の入ったデニムとか
派手な柄ものなどと合わせてしまうと、
ちょっと暑苦しくなってしまうかもしれませんね。

また、より抜きのニットから採っただけあって、
「雪の結晶」柄も「トナカイ」柄も、
よく見ると、かなり個性的なかたちをしています。

ですから、そんな個性的な「プリントを活かす」
という意味でも
プレーンなデニムなどにサラッとあわせるのが
かっこよく着るコツだと思います。




 
 

4連ダイヤのアーガイルが
左胸にちいさくプリントされたこのシリーズは
いってみれば、「シンプルな柄もの」。

ですから、他に合わせるアイテムに
「柄」を合わせてみましょう。

グッとおしゃれ度がアップするはずです。

今回は、女性には、この夏流行の小花柄のスカート。
男性には、Tシャツの下に
タータンチェックの半袖シャツを合わせ、
大人っぽさはキープしつつも、
「女の子」や「少年」の「かわいらしさ」を
ちょっと意識したスタイリングです。

手にとって、近くで見てみるとわかるのですが、
この小さな4連アーガイルは、
造形的に、きりっとした雰囲気を持っていますから
見ため以上に、大人っぽいアイテムにも合うはず。

秋口からは、ツイードやグレンチェックの
ジャケットのインナーなんかにして、
アーガイルをチラ見せしても、良さそうですよね。





女性は、ふんわりしたフェミニンなスカートに
長めのブーツで
ちょっと女の子っぽく、かわいらしく。

男性は、大人っぽいパンツと合わせて、
すっきり、シャープに。
どちらかというと、
シックでかっこいい雰囲気でまとめています。

また、今回、女性には、
最近、よく見かけるベスト風のアイテムを合わせ、
男性には、キャップやバッグをプラス。

全体的に、シンプルなアイテムというより、
ちょっとした「おしゃれ着」「よそいき服」と合わせ、
ファッション小物も、多く用いてみました。

というのも、シンプルなロゴTですから、
その他のアイテムで、あれこれ遊ぶことができる。
お気に入りのおしゃれ着やファッション小物と
なんなく組み合わせられ、コーディネイトを楽しめる点が
このシリーズの大きな魅力なんです。

どの色も、パステル調のやさしい色あいですから
組みあわせられる色も、幅広いはず。
とっておきのお洋服にいろいろ合わせてみて、
おしゃれを楽しんでくださいね!





男性は、トラッドなチェックのショートパンツに
デッキシューズを合わせ、
いま、流行している「プレッピー風」スタイル。

女性には、ちょっと光沢のある
サテンのスカートで、
しっとりとした女性らしさを出してみました。

やっぱり、ポロシャツって
Tシャツとちがい「襟つき」のアイテムなので、
このような
「折り目ただしい」感じの着こなしが似合います。

しかも、胸のアーガイルもトラッドの伝統柄。

ジャケットを羽織りたくなるような、
タイを締めたくなるような‥‥
いま、ポロシャツを着こなすのなら、
そんな「きちんとした」スタイルがかっこいいと思います。

もちろん、ジーパンやチノパンなど、
よりカジュアルなボトムスに合わせてもOK。
あくまで、清潔感のある
好感度の高い着こなしを心がけるのがおすすめです。




アーガイルという柄は、
長く愛されてきた伝統柄だけあって、
誰にでも似合う、べんりな柄。

また、合わせる洋服の色づかいによって
カジュアルにも着れるし、
シックで大人っぽい装いにも対応してくれます。

そんなアーガイルのおすすめの着こなし、
いくつか、ご紹介しましょう。


夏らしく、アーガイルを着こなしたいときは、
思い切って、
こんなカラフルなボトムスに合わせてみるのは、
どうでしょう。

見るからにハッピーで活動的。
着ている人だけでなく、
まわりの人までウキウキさせちゃいそうな
スタイルです。

キラキラ明るい着こなしを楽しみたいなら、
カラフルなアーガイルを。
この場合、アーガイルのなかにある色と、
ボトムスや小物の色を合わせるのがコツです。

また、落ち着きのある感じにしたいかたは、
グレーのアーガイルを、合わせてみましょう。
「大人の夏やすみ」スタイルのできあがりです。


アーガイルは、もともとトラッドな伝統柄なので
ブラウンやベージュ系の
落ち着いたアイテムにも相性はバツグン。

さらに麻や薄手のコットンなど、
リラックスしたパンツやスカートにあわせれば
ゆったり気分のリゾートスタイルが完成します。

どなたでも持っていそうな、
定番の色・かたちのアイテムを合わせるだけでも、
「いい雰囲気」がでてしまうところも、
伝統の柄としてのアーガイルの魅力ですよね。


「4つのダイヤのアーガイル(紺)」をお持ちのかたは、
ダイヤ柄のパープル系の色あいに合わせて
他のアイテムを選んでみてください。

すっごく、おしゃれに見えませんか?

パープル系をセンスよく着こなすのは、
おしゃれの上級テクニックなんです。

ぜひとも、おためしあれ!

さあ、みなさん、いかがでしたか?

古賀さんは、どなたでも持っていそうな
ベーシックなアイテムを中心に
コーディネイトを組んでくださったので、
ぜひ、お手持ちのお洋服に合わせて、
おしゃれな着こなしを楽しんでみてくださいね!

さて、ことしのほぼ日Tシャツ「AcousticT」は
すでに完売してしまった商品もありますが、
まだ入手できるシャツもたくさんあります。

今回のコーディネイト例をごらんになって、
気になったシャツがありましたら、
ぜひ、検討してみてくださいね!

撮影:高草木亨
モデル:JOSI KENTA
スタイリング:古賀雅依子
ヘアメイク:萩原典幸[HAPP'S]