5人のBeautiful Songs
+1101人のBeautiful Songs

これで最後です、皆さんからのメール。
それから「プレゼント」のおしらせ!


ツアーを通して「ほぼ日」に届いたメールは
300通を越えました。ありがとうございました。
そのご紹介も、きょうで(たぶん)最後になります。
東京公演、最終日のメールを中心に、お送りします。

おっといけねえ、プレゼント、あります。
「パンフレット」です。
A5版の32ページオールカラーのパンフレットに、
マウスパッド、そして布の表紙のついたノートブックが
セットになっています。
5人からのメッセージや、
5人がそれぞれ「自分で」担当した見開きページが
掲載されていますよ。
ノートブックには「船出」の歌詞も、ね。



10名のかたに、さしあげます。
ご応募は、

●住所
●氏名
●電話番号

を記入し、メールの表題を
パンフレットとして
present@1101.comまでお送りください。
締め切りは、4月21日(月曜)正午、です。

それでは最後のメール、どうぞ!



終日、行ってまいりました。
今回は2階の中央辺りの席でした。

YMO〜アッコちゃん〜ムーンライダーズという流れで
音楽を聴いてきた31歳です。
あ、でも民生くんも宮沢くんも持っていて、
世代的に同士という感じで、応援しています。
もちろん、小倉さんも大好きです。
そう、キーボードの森君も同士という印象で、
彼がステージにいる姿を見ると、
彼の興奮が伝わってくるようでした。
だって、憧れのアッコちゃん、たー坊、慶一さん、礼さん、
くじらさんが一緒のステージですよ!
感動しただろうなあ、あああ、感涙。

1曲目マシマロ、かっこよかった!
マシマロの詩、油断していましたがイイ詩ですね、
それも5人に振り分けるのにもぴったし!
ギターをルーズに抱えてすっと立ち、
クールに歌うたー坊なんて! かっちょいい!
で、2曲目「花咲く乙女〜」でしょ、
もう、イントロで大騒ぎでしたよ。
ライダーズを知らない人たちに、
どうだ、これがライダーズだぞ! って。

思わず、号泣してしまったのが、
4曲目「さよならは夜明け〜」、
あのイントロに、2本の足で静かに立ち歌う慶一さんの姿、
「お、やすみの キスは まだ 〜〜〜」
やられました。。。
あああ、この曲は、こういう曲だったんだ。。。
ライダーズには申し訳ないけど、
今まで聞いた中で、最高かもしんまいです。

テディベアでは、
あの懐かしいアッコちゃんのキーボードの音色、
そして、沼沢さんが叩く、幸宏さんぽいドラム。
やっぱりファンにはたまりませんでした。

前回の5人作曲コーナーは、
断然、慶一さんがお気に入りですが、
今回は、、、たー坊!
でも、慶一さんのイントロのセリフにやられたから、
やっぱり、慶一!? 迷うな。
民生さんは居残りで作ったということでしたが、
すごく好きでした。
民生節全快という感じでしょうか、
追い込まれて、すごく民生らしさや○○力が出たのかなと
想像してしまいました。
今回はバンドのサウンドもすごく熟していたと感じました、
プロってすごいんですね。

前回はイージューじゃなかった僕も、
今回はイージュー。一緒に歌わせてもらいました。
今回一番盛り上がったのは
民生さんの曲かもしれないですね。
なんで、民生さんの曲はあんなに心地よいのだろう、
あの独特の民生節、日本の宝です。

あ、宮沢さんのボーカルも日本の宝です。
あああ、みんな宝だあ。
でも、慶一さんの言う、これも普通なのだというのにも納得。
ビューチフルソングスは世の中に溢れているのだ。

「ひとつだけ」は、ほぼ日の感想を読んで
予想していましたが、
やっぱり、うれし。
昔から知っている人には、
やっぱり特別な曲なんです。
知らなかった人には、
イージュー、星のラブレターの後では、
ちょっと物足りなかったかな?

ビーチフルソングスに関わった皆さん、
どうもありがとうございました。
多くの人と一緒に感動を共有できるのは、
とてもとてもとても幸せなことでした。
それにしても、
ミュージシャンって、いいなああああああ。

ps:ムーンライダーズのCDを
多くの人が手にしてくれるとうれしいなあ。
新譜もかっこいいんだよなあ。
東京国際フォーラムで超満員のライダーズのライブ、、、
観てみたいなあ。

(やっちゃん)



ぼにちは、初めてお便りします。
ビューソン東京公演に2日間行って来ました!
二日間めいっぱいはしゃいで、騒いで歌って
(風邪で声が出ないので心の中で)
そしてあけて、日曜日。
のんびりと洗濯や掃除をしながら、
心にぽかりと穴があいてるみたいでした。
一番近いはずの人とうまくいかなくなり、
迷ってばかり、立ち止まってばかりのここ数ヶ月。
ビューソンをホントに心待ちにしていました。
待ちきれずにほぼ日を始め、あちこちの感想を見てまわり、
うっかり何の曲をやるのかわかってしまったり。
あまりに心待ちにしすぎたのかもしれません。
濃密な宝物のような時間が終わってしまって、
この先何を楽しみにすればいいのか
わからなくなってしまったみたいです。
そして、そんな贅沢なちょぴり甘えた心の中に
時々ふっと浮かんで来るのは、
あんなにはしゃいで一緒になって歌った最後の4曲よりも、
慶一さんとMIYAさんが歌った歌だったり、
センチメンタル通りのサビだったり、
何故かアッコさんの船出のイントロの
ピアノだったりするのです。
船出、最初にダーリンの歌詞を見てから
今度はどんな風なアレンジになるんだろうと
あれこれ想像していました。
でも5人共、想像と全然違ってた。
想像をはるかに越えて風景の広がる船出でした。
「君はどこまでもゆける」そう、5人にゆってもらいながら、
その言葉に甘えて自分を甘やかしちゃいけないんだぞ。
むしろシャンとすくっと立って、
地に足つけて歩いてゆかなくちゃ。
そう背中を押してもらっているんだぞ。
・・・自分に言い聞かせています。
MIYAさんが「僕はひとりぼっちじゃない」と歌い、
後では「君はひとりででもゆける」と歌った、
今の私の答えの一つが
ポンっと落ちているような気がしてます。

なんかしめっぽい文になってしまって、ごめんなさい。
でも、ライブの間はずっと笑ってはしゃいでいたんです。
めいっぱい楽しんで、でもそんな私達客席もかなわないほど、
一番ステージ上が楽しそうで、
それを見ててもっともっと嬉しくなって。

アッコちゃん、妙子姉さん、慶一さん、民生さん、MIYAさん。
そしてタカさん、森さん、クジラさん、礼さん、小倉さん、
ホントにハードな日程、お疲れ様でした。
それからダーリン、今回もすばらしい歌詞を、
船出を、ありがとうございました。
私も出航しなくっちゃ・・・・

(YOKO)



んにちは、
わたしも千秋楽おじゃまさせていただきました。
仕事中にゲットしたほぼ日特別枠1枚。
静岡から単身のりこみましたが、
ステージ上のみなさんの楽しもうという気持ちや
リラックスぶりが観客席にも伝わるのか、
よそのコンサートへ一人でいったときより
緊張しませんでした。
いままでにないコンサートで
自分の気持ちがあらわれるようでした。
同じ場所で、同じ空気を吸って共有できた感じは
私をしあわせにしてくれましたし、
生きていく力をたくさんいただいたように思います。
ほんとにありがとうございました。

こんなことがありました。
私の席の右隣は女の子2人組だったのですが、
どうもコンサート会場にきてから喧嘩をしたらしく
(というか、一人の子の言動がもう片方の子を
 非常におこらせる、または傷つけてしまったらしく)
開演前だというのに、一人はごめんね。と謝り続け、
もう一人は憤懣やるかたない感じでねちねちと、
謝っている子に嫌みをいっていて、
なんともきまずい空気が流れていたのでした。
こんなんでコンサート楽しめるんかしら。
と、他人事ながら心配していたのですが、
(ひとにはそれぞれ楽しみ方があるので
 拍手しなくても、のりのりの曲で別に立たなくても
 私はいいと思ってるんですが、、、。)
案の定、その子達ははじめのうちは拍手も
ほとんどしてませんでした。
でも、だんだん時間が進むにつれ
拍手も気合いが入り始め、のりのりではないにしても
とっても楽しんでいるようでした。
コンサート終了後には、これがいつもの2人という感じで
楽しく会話をされていました。
その場だけの雰囲気でいろいろ想像してしまいましたが
少なくともbeautiful Songsで
あの子達は仲直りできたんだと思うと
全然関係ないんだけどグリコのキャラメルのように
私、ちょっと得をしたような気分になったのでした。

(のり)



終日の「Beautiful songs」行ってきましたあ。
幸い、チケットを譲っていただいたのです。

実は私、5人の方の知識って、とても薄いんですよ。
深〜く知っている訳じゃない。
でも、とっても観たかったんですよね。
ああ、幸せって突然やってくるのですね・・・

オープニングで心臓を鷲掴みにされ、
矢野さんの透き通る歌声、
大貫さんのキレイな歌声、慶一さんの渋いリズムに、
宮沢さんの切なく訴えかける感じ、
奥田さんのノリノリな感じ・・・
うーん、なんて表現していいのかわからないけど、
5人のコラボレーションは最高にステキでした。

ツアーをずっと追いかけていた訳でもないのに
(ほぼ日は拝読させていただいてましたが)、
今日でひとまず、この5人が終わりなのだと思うと、
なんだかとっても寂しいよーな感じがしました。
まさに、志ら波5人衆。心を盗んでくれました。
ありがとう。

(きょうこ)



終日のBeautiful Songsに行ってきました。
20代の初めのころに矢野さんの「ひとつだけ」に
涙していたのに、結婚して子どもが生まれ、
仕事にも追われているうちに、
大好きだった音楽とも
すっかり距離ができてしまっていた私ですが、
最近出会ってノックアウトされたmiyaさんの曲をきっかけに、
矢野&MIYAのステージなら
これは行かないわけにはいかないと、
久々にコンサートに足を運びました。
本当に行ってよかったです。
なんでこんなに長い間、遠ざかっていたんだろう?
って後悔することしきり。
会場を包む音、歌、全てに鳥肌ものでした。
マシマロの奥田さんのドラムに圧倒され、
矢野さんの華麗なマリンバさばきに見とれ、
大貫さんの空に突き抜けるような声に
心うばわれ、MIYAさんの「ありがとう」では涙をぬぐい、
慶一さんの「船出」での力強さと
沼澤さんのドラムからは目が離せてなくなってしまって。
最後の「ひとつだけ」では、
もちろん、一緒に歌ってしまいました。

今回、迷った末に小学校3年生の娘を連れて行きました。
いい音楽を聴かせたいという気持ちと、
もしかしたら、これってただの親の押し付けかもしれない
(2時間という時間は子どもにとっては長いですから)
という気持ちの間で揺れたのですが、結局本人の
絶対行きたい! という希望に押されて一緒にいったのです。
娘は帰ってから日記帳にこんなことをしたためていました。

きょう、宮沢さんのコンサートに行きました。
さいしょ(音が大きくて)ちょっとだけびっくりしたけど、
それいがい、はりきって、いっちゃいました。
そうがんきょうをもって行って、ようぉ〜く見えました。
楽しかったです。
またこうゆう日があったらいいなぁ〜!

娘の心にどんなふうに残ったのかなあなんて考えながら、
私自身の音楽との再会に最高の機会を与えてくれた
Beautiful Songsに感謝しています。ありがとう!!!!

(てむ)



故にこの5人なのでしょう?
でもこの5人じゃないと、なのです。
すごく絶妙なバランスで、
それがバシッとそろった時の何にもゆるがない強固さったら。
これぞまさにビューチフル!
ステージ上で大貫さんに怒られていた民生氏よりも
客席の私達の方が酔っていたと思います。
これからもこのビューチフルなコンサートが観れますように、
今回の『マシマロ』のように度胆を抜かれることを
今後も期待して、5人のうちの誰かがくたばるまで
(失礼!?)続けて下さいね!
5人をはじめ、このコンサートに携わった全ての人々
(勿論糸井さんも!)に感謝です!!!

(めぐぞう)



っとあの7日のライブの興奮から落ち着いて、
皆さんのメールを読んでまた興奮して、
私も言いたいと書かしてもらいます。
広島はよくライブが盛り上がらないなんて事を
耳にするのですが、冗談じゃないですよ。
大好きだもん広島県人音楽全て。
お好み焼と同じ位私も大好き!

前置きはさておき、
たまたま前回のライブの放送をテレビで見て
なんじゃこりゃと驚き、それから今回まで、
エッ広島に来るのそりゃいかにゃいけんと、
せっせとチケットを手に入れ、等々当日が来てしまいました。
どうしようみんながステージにいるよ。
アットゆう間に終ってしまって、
行かないで、もっとやろうや、なんなら私も歌うし・・・・

歌の素晴らしさって、悲しみを和らげてくれるし、
喜びを倍増してくれるし、
思い出は、歌と共に目を閉じると鮮明に現れる。
人にとって、生きていく上で、絶対無くてはならないもの。
きっと、歌を聞いたり、歌ったりしていたら、
みんなやさしくなれると思うのです。
だからライブのあとの、皆さんの顔って
すごくやさしいと思いません?
勿論ステージ上の私の大好きな人も・・・・

音楽で地球をいっぱいにしたら、
きっと争いも無くなって平和になると思うのですが・・・・
音楽のすばらしさをまた感じさせてもらって
凄く感謝してます。ライブに来られていた皆さんも
色んな思いを胸に参加されたと思います。
でもきっと帰る時は、最高の笑顔で家路に・・・
また、会いたいです。まってます。
すみません思うままに、書いてしまいました。
素直な気持ちを。

(広島大好きな緑)



の人たちと同じ時代に生きてて本当に良かったと、
心から思いました。

本当にありがとうございました。

(SKMT)



13日の最終公演に参加することが出来ました。

それは、楽しいというよりも
嬉しい時間でした。
泣いたり、笑ったり、立ったり、座ったり
いそがしいコンサートでしたが
うたう5人と、ささえる5人
みんなが他のアーティストに対して表現する
リスペクトが美しく、力強く伝わってきました。

最近の、音楽で癒されようとする風潮には
なんか違和感を感じていましたが
今回の『うた』は
これから先の人生でチョット立ち止まってしまったときに
そばにいて、軽くポンッと肩を押してくれるような
気がします。

本当に、嬉しいひとときを
ありがとう。

P.S.
幸運なことに仙台での初演にも行くことが出来たのですが
終わってしまう切なさみたいなものを感じた
東京とは違って、楽しさと緊張感の漂う
明るいステージでした。

『定食でも・・・』の歌詞がとんでしまった
マシマロを聴いて、非常にテンションが上がって
楽しくなってしまった私なのでした。なぜか。

(グリーンモンキー)



う、終わってしまいましたね。
実は、私、行けなかった組。
海外在住で二年前も、今年も、あることを
知りながら、帰国時期と重ならず、
悔しい思いをしています。
皆さんの感想も初日から少しの間、読めなかった
けれど、なんとか読み始め、もどかしい感動を
文字を通して感じてます。
TVで放映されたら、ビデオで送ってもらい、
CD発売されたら、直ぐ買って送ってもらおう!
あー、聞きたい曲たくさんあったなぁ。
ぜひぜひ、またしてね。
その時は、帰国します。

PS 生アッコちゃん、もう3年以上前のライブ以来。
  NYでのライブなんとか行けないかなぁ、と思案中
  です。

(AYAKO)



まだにあの感動が胸の中にくすぶっています。
歌って素敵。音楽ってすごい。
今、就職活動で毎日企業をまわっています。
選考に通って喜んだり、落ちて凹んだりめまぐるしい毎日、
大好きな音楽をじっくり聴く暇もない。
そんな中、自分へのご褒美もかねての
Beautiful Songsでした。
もう最初から心に響いてきて、
かさかさしていた心に泉が湧いてきたよう。
なんて言ったらいいのかわからないけど、
すごく元気をもらいました。
あの感動を味わうために、また頑張ろうと思います。
是非来年は新社会人として
あの素晴らしいステージに対峙していたいと思います。
全ての歌を歌う人へ
愛しています。

Love & Peace

(チカオ)



uckyなことに東京公演2日間ともにチケットがとれて、
存分に楽しませていただきました。
最終日が終わり、日にちが経つごとに
またあのコンサートの良さがジワジワと
よみがえってきております。
2年前は1日しかとれていなくて、
次の日どうしても気になって
会場まで足を運んでしまいました。
ロビーのところで音だけきこえるようになってるんですよね。
フォーラムは。なので、その場に立ち尽くし、
聞いておりました・・・。
今回は席こそ遠かったものの、
2日間もあの素晴らしい場所にいれたことを
嬉しく思っています。
矢野さんが何より私たちが
一番楽しんでると言っていましたが、
きっと会場にきていた全ての方々が
幸せな時を過ごしていたと思います。
5人プラスサポートメンバーの方々、
糸井さま、そしてBeautiful Songsに関わった
全てのスタッフの方々にありがとうございました。
と伝えたいです。
まだまだ5人の方の名曲はたくさんあるのですから、
ぜひぜひ再演を!
とりあえずは5月のTVを楽しみにしております。
本当にありがとう!そして、お疲れちゃんでした。

(ふー)



のページを会社の昼休みに見るのが
習慣になってしまいました。
みなさんの感想を読んでは
そうそうこんな風だったよなって思い出してます。
読んでて困るのは 顔がにやけてくること。
ニヤニヤしながた 見ててはいなない!!と
何回思うことか。

感想を読んで あの時の気持ちを思い出して
顔をニタニタさせながら あと半日がんばって働こうと
毎日思ってます。

(ともこ)



もBeautiful Songsツアー最終日に行きました。
前回は「こんな組み合わせが本当に実現するんだ」
という驚きと嬉しさから、聴く側としてもちょっと
緊張していたところがありましたが、
今回はリラックスして聴けました。

意表をつく出だしから暖かなアンコールまで、
本当に楽しいコンサートでした。
どの曲もよかったですが、
中でも『船出』が一番興味深かったです。
今回も素敵な詞ですが、
前回よりも奥深く幅広い解釈が出来る感じで、
それぞれの方が曲作りのポイントにした部分が
違っていたようで面白かったです。
宮沢さんは船出する人に歌を贈るように歌い、
慶一さんはまさに今漕ぎ行かんとするその時を歌い、
大貫さんは星の無い夜に照らす光のごとく歌い、
奥田さんはどこまでも進んで行く姿を
歌ったように感じました。
矢野さんはといえば、船が進む「海」そのものを
描いたかのようでした。ピアノの響きが深く広がり、
その上に流れるメロディは美しく、
からんでくる沼澤さんのドラムは
さざめきうねる波のよう。
この1曲には完全にやられてしまいました。
演奏中からぐいぐいステージに引き込まれ、
終わった後に言葉も出ないほどで、
いまだにあの響きが耳に残っている感じです。
この1曲を聴けただけでも行ったかいがあったなと
(もちろん他の曲もよかったのですが)。  
ぜひ次回も期待します。
でもあまり頻繁にやるのももったいないので、
みんながふっと思い出して聴きたくなった頃に
また集まってくれる、というくらいがいいように思います。
いつまでも続く、かけがえのないコンサートで
あってほしいです。

(fmeno)



「Beautiful Songs」 この一行に目を疑った、冬の日。
イベンター(ディスクガレージ)から葉書をもらってのこと。
2度目はないと思ってた、一生観れないと思っていた。
それだけに驚いて、喜んで。
ただ、参加したいと思った。
そして、春。2002年4月13日。
あの夏から2年。2年前、入社3年目だった会社員。
2年後の今、会社を辞めるまで猶予期間を、
ひとり暮らしの部屋の片付けをしながら、
この4月の日々を送っての「BS」。

まさかの「マシマロ」でスタート。
ここからかな? ドラムのカウント、聴きなれたフレーズ。
タイトルが思い出せなくて「あれ?あれあれ?あれー?」
ド忘れするな、私の脳味噌。
勢い良く立ちあがる人の波に、気後れもそこそこに起立。
私も遅れないようにビートについていく中で
「あーーー、『マシマロ』だ!!」
わかった瞬間、視界がクリアーになった。
大貫さんが、凛とした印象を残したまま、あの歌詞を歌う。
矢野さんが、柔らかい笑顔で(こちらが微笑み返したい!!)
「気にしない」と歌う。
はじめまして。だった、鈴木さん、奥田さん。カッコいいぜ!!
大貫さん、矢野さん、宮沢さんと、
ジョイントライブ、ワンマンに行ったことがあって
一度は拝見した方だったので、素敵さが 変わっていない、
むしろ、より素敵になっているのに気付く。
民生さんがドラムセットから離れて。沼沢さんに代わって…。
沼沢さんが叩き始めて、そこでまた驚いた。
同じドラムセット。なのに、出てくる音が人でこれほどに違う。
すっごい。
「楽器は弾く人が違うと、叩く人が違うと、違うものになる。」
当たり前でいて、普段、かまけて頭からとばしていたこと。
うわー、子どもが新しいことを覚えた時に抱く、
あの鮮烈な ショックが、今、手のひらに転がり込んで来た!!
武川さんのバイオリンの描く、曲線の美しさ。
小倉さん、小原さん、カッコ良過ぎる…
森さん、ソロの度に興奮していました、実は。

前半で印象的だったのは
「ありがとう、僕はひとりぼっちじゃない」
宮沢さんの「ありがとう」のフレーズだった。
会社の輪の外に出ることは、会社を辞めることは、
確かに 怖いことだと思う。
だけど、それはひとりになることじゃないよね?
それは、新しい誰かに出会うことのキッカケ。
私には友だちがいて、心配してくれる家族もいる。
泣きながら、私はまだ大丈夫だ、と思う。

「春の、柔らかな空気に似て。」
ステージの上は、春の柔らかな空気に似ていると思う。

「Money Song」だったかな。
演奏していないメンバーがソファーに腰掛けて、
手を 叩いたり、楽しんでいる様子。
本当にお互いがお互いを認め合って、
好きで、だからこういったライブを催せるんだ…。

5人の「船出」。
ボッサで旅立つ哀愁を垣間見せていた、宮沢さん。
「船出だ」そう強く言い渡して、曲を始めた鈴木さん。
大陸の空気を感じてしまった、大貫さんの「船出」に、
ああ、 矢野さんだと思わずにいられない矢野さんの「船出」。
沼沢さん、小原さん、民生さんだと確かAMIGO'Sじゃーん!!
そう思ったらニヤリとしてしまった、民生さんの「船出」。
甲乙、優越、つけれない…。 いい。
シンプルに、ただ。

「イージュー★ライダー」 私はまだ30の手前にいるけれど。
26歳なりに感じるところがあって、涙が出そうになる。
「星のラブレター」で一度、幕。
最後の最後に「ひとつだけ」。
サポート陣、と呼んでは不足あるメンバーにマイクを向け
ひとりひとりが、あのフレーズを、歌う。
「離れている時でも 私のこと 忘れないでいて欲しいの」
大好きなミュージシャンが、大好きな歌を歌っている。
「忘れないでいて欲しいの」 忘れないでいる。
いいや、忘れられないよ。
「ずっと覚えて、天国まで持っていくからね、この記憶。」
アンコールの幕が本当に降りて、心の中のひとりごと。
地上は確かに世知辛い。厳しい、イヤなことも多い。
世の中は少し優しくて、だいぶ、ほろ苦いけれど、
だから 美しい歌に涙が出る、顔がほころぶ、幸せだと思える。
「ありがとう。」
そして、携わった全ての皆様に
「お疲れ様でした」。

(Sachi)



んなそうだとおもうけど、
毎日忙しい毎日で、
でも、充実してたり
でも、ちょっと悩んでたり、
でも、幸せだと感じる瞬間があったり、
でも、つらいなぁと感じる瞬間があったり

そんな、
バタバタと過ぎていく毎日の中で、
Beautiful Songsによせる
多くの人の声を
じっくり読む暇もなくて。

でも、読んだら、
なんでかな。
うれしかったよ。

自分と同じ
こころのひだを
持ってる人がいるって。

そのことを、毎日の生活の中で
忘れてしまうことがあるけど、
今日、
やっぱり ちゃんと 思い出したよ。

会ったことない人ばっかり
知らない人ばっかり

でも、うれしかったよ。

だから、
いっぱい いっぱい がんばるぞ!

いっぱい いっぱい がんばりたいぞ!

*また、Beautiful Songsに、会いたいな。
 会えるかな・・・。  またね!

(はっし〜)



ぼにちわ。
「Beautiful Songs」の余韻に浸る山梨の藤巻です。
誰のツアーに行っても「東京の人はおとなしい」と
ステージ上から客席に言われますが、
今回も同じニュアンスで奥田民生さんが拍手を指揮。
いつもはちょっと損な気持ちになってしまうことも、
この5人(10人)の音楽隊ならば「しあわせ」。
すごいパワーをこころとからだの隅々にまで
じっくり染みわたらせることができました。
2階の26列目(一番後ろ)だったけど、
距離感をかんじなくて不思議なくらいでしたよ。
(音響のスタッフの皆様に拍手)

少女だった私にいろいろな世界を教えてくれた3人と
ほぼ同世代を同じ方向に流れていたと思われる2人。
一人ひとりの声がハッキリと耳に聞こえるのに
こころに伝わる音はひとつに重なって、
幕の内弁当のようで、ミックスピザのようで、
最後はやっぱり「お楽しみ給食」。

なんたって給食がおいしい! と思っていた頃
鈴木さん、大貫さん、アッコちゃんの音楽と出会い、
地方の小ホールの舞台でとんがっていた頃
甲府でミヤとすれ違い、
ふたたび音楽が聞くものになったとき
奥田民生の登場に驚いたわたし。

生まれてからのこれまでを
全部いっぺんに味わってしまったようなコンサートでした。

5人の「船出」が、私のいままでを許してくれたような
これからの私の応援歌のような、
最後にはガンジーさんへの「Beautiful Songs」に聞こえ
「ありがとう」とこころの中で手を合わせました。

そんな母の横で、3月に13歳になったばかりの娘が、
生まれて初めて聴く鈴木さんの歌に涙して、
奥田民生さんに興奮し、ミヤには恋してしまった模様です。
大貫さんの歌声に魅了され、
アッコちゃんのCDを二人で買いに行く約束をしました。
こんな贅沢を知ってしまうと、あとから聴く音が
全部つまらないモノにならないか、と
それだけが心配です。


本当にステキな時間をありがとうございました。
遠すぎて見えなかった、みんなの笑顔を
BSで拝見する日を楽しみに待っています。

(藤巻かほる)



ニュースがあったとき、また、このページで
お知らせすることがあると思いますが、
ひとまず、2002年のBeautiful Songsは、
これで、おしまいです。
また、5人が集まることがあるのかな。
その機会を楽しみに、また、お会いしましょう。

5人の活動情報は、オフィシャルサイトをご覧くださいね。
こちらからどうぞ。
曲目リストと、NHK-BS2での放映予定はこちらです。

2002-04-18-THU

BACK
戻る