どうなる幸せな家庭、
どうする幸せな家庭?!

男子禁制篇

第4回 親以外に、自分を見捨てないと思える人。

※第4回の投票は終了しました。
 結果はこのページの下の方をご覧ください。

★メンバー紹介はこちら!




まさこ
子供ができてから
自分が全然大事じゃなくなったんですよね。
目の前にいる人(子供)が大事になって。

カナ
それは、性格なんじゃないですか。

まさこ
そうかな。

カナ
まさこさんがそういう人なんだよ。
うちの親は、ほんっとに違ったもん。

なお
でもさ、思うんだけど、
働いているお母さんにとって、
子供がすごいエネルギーになったっていうのは
あると思うんだよね。
私もカナさんのお母さんみたいに、
子供に対して何にもしなかったんですけどね。

カナ
あ、でも、何もされなかったんですが、
この人はものすごく愛してくれてるんだなって
いうのはよくわかった。
一緒にほとんどいないし、
もんのすごい冷たいんですけどね。(笑)

まず、親の前で泣いちゃいけなかったんです。
「泣くな、やられたらやり返せ」
っていうのがうちの母で。

ゆう
父ではなく、がね。(笑)

カナ
そう。
学校から泣いて帰ってくるじゃないですか。
絶対ママに見られちゃいけないって思って
それで部屋に直行しようと
階段をダーッてあがったら、追いかけてきて
「泣くんじゃないよ、情けないね、
 やられたらやり返してきな!」
って言ってバタンってドアを閉めて
普通に去っていく、っていうような。

まさこ
厳しい〜。

カナ
彼と別れた後に、ふと母に
「○○(彼の名)は、やっぱりよかったんだよね〜」
ってつぶやいたときに、
「別れた男のこと、よかったとか
 歯くいしばったって言うんじゃないよ!」
って言われたり。
「あんた自分で決めたんでしょ!」って。

リー
こえええ。

ゆう
家の中でくらい、言いたいよね。

カナ
なんで、家で歯食いしばらないといけないんだろう
とか思いながら。

じゅん
それでも、愛は感じてたんだ。

カナ
そうですねえ。何なんでしょうねえ。

さつき
うちの親も、小さいときスパルタで、
水責めの刑ってあったんですけど、

みのり
刑!

さつき
お風呂に水貯めて、10秒くらい
顔を沈められるんですよ。
もう死ぬ!ってときにひきあげられて
もう一回やられて、
それを10セットくらい。

カナ
セット!

じゅん
怖い!
よくもまあ、順調に成長されて・・・。

さつき
理由は、ささいなことで、
靴をきちんと並べなかったとか、
テストが悪かったとか、そんなことで。
もう怖くて怖くて、母親が。

ゆう
やっぱり母なんだ!

さつき
怖くて逃げるから
ベッドにネクタイでぐるぐる縛られてたりして
キリスト状態になってました。
でも、中学になってからパタって何もなくなりましたね。
それが親の教育やったみたいで。

じゅん
さつきさんも、愛は感じてました?

さつき
ちょっと、疑ったこともありましたけどね・・・。(笑)

みのり
色んな家庭があるんですねえ。
女子はやっぱり、母との思い出が多いのかな。

みか
さつきさんの、結婚したい理由って何ですか。

さつき
唐突に来たなあ。
やっぱり、安定したい。
だって、もう今の生活、波が激しいもん。
  <結婚したい、またはしたかった理由は
 「安定」ですか?>

○ YES  ○ NO
(結果はこちらをご覧ください。 )

リー
安定とか、安心を求めて結婚するって、ありますね。

まさこ
自分の親以外で、
この人は自分を絶対見捨てない
って思える人の
存在って大きいですよね。
  <あなたには親以外に自分を見捨てない人が、
 いますか?>

○ YES  ○ NO
(結果はこちらをご覧ください。 )

さつき
ああ、おっきい、おっきい、絶対おっきいよ〜〜!
一同 大きい!

じゅん
親は先に死んじゃうからねー。

なお
でも、(旦那が)見捨てないと思ってるの?
一同 あああああ!!!そんな!

まさこ
見捨てないですよ!

みか
なおさん、「私、幸せです」って、
さっき言ったじゃないですか!(涙目)

リー
でも「絶対安心」ってことは確かにないよね。
  <既婚者のかたに聞きます。
 うちの旦那は絶対安心と思ってますか?>

○ YES  ○ NO
(結果はこちらをご覧ください。 )

まさこ
相手はどう思ってるか知らないけど
自分は「この人は大丈夫」って、信頼できますけどね。

カナ
不安ってないんですか。

まさこ
不安があるとしたら、恋愛の段階だよね。
恋愛中でも、最初の何ヶ月かはそうだけど、
後は信頼関係になるから。

リー
家族愛とか信頼とか言ってるときに
恋愛がどこかよそでおこって
気持ちを持っていかれたりする、
そういう不安はないの?

まさこ
それはそうなった時だろうって感じです・・かね。

リー
今すごく婚外恋愛、多いじゃないですか。
家庭っていう箱があって、
その外で好き勝手するっていうか。

なお
同じ4文字熟語でも
むしろ熟年離婚のほうが
私には近いですけど。(笑)
旦那の定年退職も間近だし。

カナ
うちなんて、定年間近になったら
父が母に、どんどんどんどん
家庭サービスするようになって。

ゆう
お母さん怖いもんね。(笑)

カナ
うちは、完全に父親が母親にほれているんですが
亭主関白の家庭なんですよ。
でも最後の最後で、うちの母親は
父親をないがしろにしないっていうか、
買い物とか行って、
さんざん自分の好きなものを買った後でも、
父の好きなおだんごとか買って帰るんです。

さつき
「だんご」かーい!

カナ
自分は生徒の卒業式だって言って、
スーツ買ってくるんだけど。
(※カナさんのお母さんは教師です)

ゆう
卒業式、毎年あるじゃん。(笑)

カナ
おさえるところはおさえてるなって思いますね。
母は、すっごいくつろいでて
すっごい好き放題やってるんだけど
父親に対しては、ちゃんとおさえてるところが
ポイントかなと思った。

さつき
ポイントは、「だんご」ね。

みか
聞いてると、カナちゃんの家庭は
幸せな家庭、だよね。

カナ
そう思います。
親がけんかしてるのを一回も見たことがないし。

じゅん
へええ。

カナ
けんかにならないんですよ。
父親がすごくかんしゃく持ちだから、
一方的に怒って、
その後、すぐに鼻歌歌ってるような人なんですよ。
家族はみんな、その早さについていけないから無視。
なんで怒ってるかなんて、話題にもならないの。
ひととおり、怒らせるだけ怒らせときますね。

うちの母親の親は、子供の前でよく喧嘩をする人で
すぐ「おまえとは離婚すんべ!」って言ってたらしくて、
母親はそれを見て兄弟と
「おまえはどっちについていく?」って
話してたそうです。
それがいやだったらしいんです。
だから子供の前では喧嘩はしないって決めてたみたい。

リー
そういう風に、こんな家庭にしたくない、
って思って自分が幸せな家庭を作っていく人と、
自分の家みたいな幸せな家庭にしたいって思う人が
それぞれいるんだよね。

みか
それがうまくいけば、
世の中、幸せな家庭だらけになるはずなのに!

(つづく)↓第4回のアンケート結果はこちら

2002-09-27-FRI

<第4回 幸せを呼ぶアンケート結果発表!>

幸せ七転び八起き、通天閣あかりです。
今回も、すぐにはYES、NOを決めかねる
質問だったのではないでしょうか!?
みなさんの色々なご意見を、
まじで、自分の今後に役立ててしまいそうです。
この企画、仕事であることを一瞬忘れそうになるのが
こわいところであります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<結婚したい、またはしたかった理由は
 「安定」ですか?>
yes - 42.1%
no - 57.9%
  安定を求めて結婚することが多いけれども、
結婚したい理由なんて一言では言えない
という結果にも見えます。
NOと答えましたが、結婚した結果
「安定」が手に入ったというのが私の場合の答えです。

結婚してしばらくしてふとした瞬間に思ったのが、
「もう彼氏がどうとか、悩まなくていいんだ!」
ということでした。独身の時は仕事しながらでも、
付き合うだの別れるだの、そういう考えが
自分の頭の大きな部分を占めていたのですが、
結婚してそういう心配が無くなってみると、
なんと楽なことか!

結婚して10年が過ぎましたが、
自分自身とても安定した精神状態で
生活できていると思います。むしろ独身の時よりも
行動範囲がいろいろな意味で広がったと思います。

そんな生活も実は今週一杯で終了です。
今臨月を迎え、来週月曜日には出産が控えています。
今度は自分達よりも優先すべき
子供が出来ることによって、
どんな生活になって行くのか・・・。
結婚の第二ステージを楽しみに待っているところです。
(Jullieさん) 


婚したい理由は安定か?
家族以外に自分を見捨てない人がいるか?
私は両方YESです。
勝手な私のイメージですが、
外では仕事や人間関係で疲れちゃうけど、
家に帰れば味方がいるよ、っていうのが
結婚・夫婦・家族だと思うんですよね。
みんなが敵だっていいよ、うちに帰れば
絶対的な味方がいるんだ、っていう安心。
つい、そういう憧れを抱いてしまいます。
まだ未婚なんで。
そういうものを得たくて、また得られると思うから、
私は今の彼と結婚しようと思えました。
(まだ話だけなんですがね。)
こんな風に、結婚に夢や希望を持っちゃ
いけないんですかねえ?
まあ、してみないと分かりませんよね。
でも、うまくいくと信じこんで
これからもいきたいと思っています。
(いづみさん)


婚が安定だなんて発想は、全くありませんでした。
何がどのように安定するのでしょうか?

旦那とは、知り合ってから8年
(途中ブランク数年あり)で、
まともに付き合った経過もなく
(双方それなりに恋愛していた)、
突然のプロポーズにも、「まあ、この人なら良いか」
くらいの気持ちでした。

結婚後も仕事は続けていたし(その点では変化無し)、
新居に同居人が出来たって感じでした。

夫婦って、同居人であると思うと、
癖とか実家の習慣だとかで、
腹が立ったり混乱したりしても、何とか取り込んだり、
新ルール作りが出来たりするものですよ。
所詮、育った環境が違う人間同士なんだから。

今のところ、旦那の浮気は察知できていません。
隠し事をしても、自分から喋りたくて
ウズウズするタイプですし。
披露宴や後輩が遊びに来ても、
「まさか、結婚できるとは思えなかった!」と、
驚嘆の讃辞?を受けるぐらい、
浮いた話がなかったようです。
(けーたんさん)

                       ※対談へ戻る


<あなたには、親以外に自分を見捨てない人が
 いますか?>
yes - 74.8%
no - 25.2%
  おお!こんなに差がつくとは意外な結果です。
旦那さんや恋人ということに限らず
友達、っていうこともありますよね。
は関東の某県出身、東京一人暮らし10年目の
自由業者で、結婚はしていませんし、
今のところはする予定はありませんが、
30歳を過ぎて、ひしひしと「自分の家族が欲しい」と
思い始めました。

私は、両親に愛され、両親を尊敬して育ってきました。
両親は、しつけ(箸の上げ下ろしや礼儀)には
厳しかったけど、人生にはまったく口を出さず、
ずっと「お前のやりたいようにしろ、
選択はできる人間には育てたつもりだから」と、
信頼してくれてます。
だから、私は、大学時代から、
自分のことは自分で決めてきたし、
卒業してからは、一応、金銭的にもちゃんと、
独立しています。
実家に帰るのも、年に数回だし、電話も月に
1〜2回程度です。

でも、私にとって「最後に帰るところ」は、
やはり今でも親元なのです。
精神的にどんぞこまで落ち込んだときとか、
体をこわしたとき、
電話を掛けて、両親の声を聞くと、安心するのです。
「ああ、この人たちは、本当に私を
愛してくれているんだ、万一のときでも、私には、
帰るところがあるんだ」って。
逆に言えば、そう思える場所があるから、
私はきっと、東京で、自立して、
暮らしていられるのです。

でも、普通に考えれば、両親はたぶん、
私より先に亡くなるでしょう。
そうなったとき、今の私には、
精神的に「帰る場所」がないのです。

20代のころは、そんなことぜんぜん考えなかったけれど、
最近になって、そのことにきづき、愕然としました。
そして、「自分の帰る場所は、自分で作らなきゃ」
と思いました。
それは、両親が亡くなったら困る、
ということだけではなく、
私にとって、最後にクリアしなければならない、
本当の意味での「自立」なのだと思います。
もちろん、両親は、
誰にも代えられない存在ではあるけれど、
両親と同じように、「この人が、私の家族」と
信頼できる人を、
作らなければならないな、と。

ただ、それは「この人なら絶対に裏切らないと思える」
というよりも、「将来はともかく今は、この人は、
私を愛してくれていると確信できる。
そして、この先も、私自身は、
彼を愛しつづける自信がある」
ということでいいんじゃないかな、と、思います。
もともとは他人なのだし、
いつか別れてしまうことはありうる。
その可能性は、覚悟したうえで、
それでも「この人は、私の家族」と思える人と、
愛し合い、家族を作り、それを維持する努力をする。
そういう人と、巡り会えたらいいな、と思っています。

(実は、2年前に初めて、そう思える人と巡り会い、
家族になれると信じていたのですが、先月、
別れてしまったのです。でも、その経験から、
「私と家族になれる人は、親以外にも、必ずいる」
とわかったから、心を切り替えて、
次の相手を探しています。)
(iさん)


は、2回目の結婚をしたところで、
1回目は安定を望みましたけど、
安定とは程遠い生活で、
自分も若く我慢がなかったと思います。
今の結婚は、彼に子供がいて違う悩みもありますが、
私の仕事も尊重してくれてます。
見捨てないでくれるかどうか、
自分もどんな時も見捨てないのか、
見捨てないと思いたいけど、
その時でないとわかりません。
年がだいぶ上なので、結婚する時には介護までするぞと
おもって一緒になったけど、その時が来て
自分がどこまでやれるのかは、その時考えます。
心が不安定な方だったんですが
しっかり帰る場所が出来たことで
少しはマシに成ってると思います。
根っこが通じ合えてれば
たいがいのことは大丈夫だと思います。

今の結婚なら、結婚はいいよ。
っていってあげられますよ。
でもお互いいたわりあう努力はいると思います。
(緑の蛙さん)


はそもそも、
「親に見捨てられた」子供なわけでして。
離婚届を残し父親が蒸発、母は当時未成年ばかりだった
私達3人姉妹のこともあり、結局それは提出してません。
それで、「結婚」そのものに恐怖と言うか、
不安がどうしてもありました。
結局としては、
「親以上に自分を見捨てない=絶対安心な人→旦那」
となりましたが、他にも同じような方は
いらっしゃるんじゃないか、と思いまして。
(YENさん)


は結婚してますが(子供無し)
基本的に結婚って自由が減って
手かせ足かせ状態だと思ってます。(私にとっては)
ただ、独身時代よりも世の中に面白い事が
多くなりました。自分の視野が広角になってくるような、
思い出し笑いが増えるような、そんな感じです。

良い悪い、幸せか不幸せか、といわれると全部
当てはまるかも知れません。
自分の中にもいろんな人格(?)が出ては消えていき
せわしなく疲れますが、非常にダイナミックな人生に
なったような気もします。
なんとなく、簡単にあきらめない性格に
なりつつあります。

じゃぁ、幸せなのね、きっと離婚はしないんだ?
と問われると、それはわかりません。
何があるか解らないところが人生。
でも、結婚は全く面白くなくは無いと思います。
(ISさん)


以外に自分を見捨てない人。」って言われても。
親だって見捨てると思うし、自分だってそうだし、
他人だったらなおさらで、
自分がかわいいのは当たり前で、
だからとりあえず、サビシイから一緒にいるんですけど。
んでもって、後々訳わかんなくなるといけないから
制度があるんじゃないのかなぁ?
素朴な疑問です。
(空吉さん)


婚に憧れつつも仕事は楽しい、
彼氏はいない26歳です。
男子禁制篇、興味深く読ませてもらってます。
今日、会社で残業しながら数名で雑談してたら、
そのなかの既婚男性が家で洗濯を担当してることが発覚、
ぜんぜんそんなタイプにはみえなかったので
軽い衝撃があったのですが、
本人曰く、嫁のパンツもあらってるよ、とのこと。
未婚女性のひとりは、だんなさんに
パンツあらわれるのなんていやだぁ、
といってたのですが、当人は「普通でしょ」と、
なんでそんなに吃驚するのかといったふうでした。

そんなその人をみてたら、結婚って価値観がどうとか
尊敬できるとかそんなことより、
そのひとのパンツが洗えるか、洗ってもらえるか、とか
結局そんなことなのかも知れないなぁ、
と思ったりしたのでした。
(匿名さん)

                       ※対談へ戻る


<既婚者のかたに聞きます。
 うちの旦那は絶対安心と思ってますか?>
yes - 47.0%
no - 53.0%
  「家庭において絶対ということが言えるのは、
絶対2人がいつか死ぬということだけだ」と
名言を吐かれた婦人がいらっしゃいました。深!
は絶対「安心」か。
浮気、ってことでしたら、こればっかりは…ねえ。
でも「安心」にしました。
もしそういう事が起こったときはすでに本気で、
ちゃんと私か相手のどちらかを選ぶ人だからです。
(本気なら切られるのは私ですね、ふふ)
そんな意味での「安心」です。
これは信頼って言葉のほうが近いのかな。
面倒くさいこと苦手なひとなので、
たぶん浮気はしそうにないですけどね。
(まだむーさん)

思わず、担当の原稿より先に書いてしまいました!と
「カナ式ラテン生活」のカナさんからも
メールが届きましたのでご紹介しますね!


んにちは、楽しく拝読しています。
しやわせラテン生活中の、カナです。

連載第2回の
<東京の男性は、働く女性に対して理解がある?>
という質問に関して思いつくことがありました。

こちらで国際結婚カップルと
たくさん知り合うようになりましたが、
<外国人+母国人>という組み合わせの場合
(つまりスペインなら、日本人とスペイン人)、
傾向としてこのようなことが言えると思います。

「外国人のパートナーであるひとが
その母国から出て外国生活を経験したことがあるか、
そんな経験はないとしても
とてもよく想像することができる場合、
そうでない場合よりも夫婦関係がうまくいく」

外国生活では、もちろんいろんなことがあります。
んで、いろんなこと、パートナーと
共有したいですよね。
もしパートナーも同じ環境にいたことがあれば、
伝えたいことって、わりとすぐに
理解してくれるようです。
たまに、先回りして気持ちを代弁してくれたりもして。
「通じやす度」が、高くなるんですよね。
傾向的にですが。

一方、パートナーにそういう経験がなければ、
いちから全部説明することになります。
でもヘコたれているときはただでさえ疲れているのに、
こういう説明ってかなり労力を要するんですよね。
しかも、やっとなんとか説明した挙句に
「で、それがどうしたの?」
と見当外れのリアクションを返されちゃったりして。
もともとの「通じやす度」が低いから、
お互いに理解するまで、
けっこう努力しなきゃなんない。
こいつはたいへんだろうなぁ、と思います。
想像力と日々の努力(これって、愛?)で
カバーできる問題なのだと思うのですが。

ちなみに私の場合、ふたりとも
「外国に住んでいる日本人」で、
「通じやす度」がもともとかなり
高くなっているようです。
この特殊な状況をのっけから共感しあえるひとは、
あまりいないと思いますもの。
たとえは悪いですが、戦友のような関係と
思うときもあります。
しかも非常に愛し合っているので
(と軽く書いたりして)
いまのところはとってもうまくいっています。

ということでやっと本題に入りますと、
「東京の男性」というと漠然としてますが、
まず「地方から東京に出てきた男性」と限定すると
そこでひと経験しているがために
「(地方から東京に出てきて)頑張っている女性」との
「通じやす度」が高くなっているということが
あるのではないかと思います。
逆に、東京出身で専業主婦希望の女性に対しては
あまり理解がなかったりして。んなこたぁないかしら。

また東京は移民国家(?)になってますから、
そこで育ったというだけで
いろいろな価値観を見たりしていて
想像力が豊かになりやすい、ような気もするので、
あらゆる状況の女性との「通じやす度」も
そこそこ高いのではないかと思ったりもします。

ちなみに
「九州からいちど東京に出て行った女は
その後九州に戻ってきたとしても
絶対に九州男児と結婚しない」
という法則が、地元では囁かれていました。

んで、九州からいちど東京に出て行った女の私は、
冒頭の質問にはイエスと答えたのでありました。

まとまったような、まとまらなかったような、
かなりインチキも交えてなのですが、
まぁそんなこんなです。
あぁ次回コラムを後回しにしてこれ書いちゃったー!

この連載、楽しく読ませて&参加させて
いただいてますよー!!

                       ※対談へ戻る

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日は、第5回のアンケート結果を
更新いたしますね!

また、アンケートに答えられたときのお気持ちなど、
ご意見ご感想を、メールの表題に「幸せ家庭」と書いて、
postman@1101.comまでお寄せください。
お待ちしております!

2002-09-30-MON

BACK
戻る