みなさんは、新年の抱負や願い事を
書き出したりしますか?
わたしは書きます。
健康でありますように。
おもしろい仕事が来ますように。
人と仲良く、愉快にやっていけますように。
いいものを編んで、しっかり稼げますように。
美人になりますように。
自分のが書けると、家族にも「書いたー?」と聞きます。
書いたよ、と言われると安心します。
やりたいことや、欲しいもの、こうありたい
という願いがあるってすごくいいよねと思っていて、
家族には、なんというか、
そういう明るい気持ちに照らされていて欲しいのです。
楽しみとか期待を持って暮らしてほしい。
中身については、ちょっと興味はあるけれど、聞きません。
『まりーちゃんとひつじ』の主人公
まりーちゃんは、小さい女の子。
ひつじのぱたぽんに向かって、こう言います。
「ぱたぽん、おまえは いつか
こどもを 一ぴき うむでしょう。
そしたら わたしたち、その 毛を うって、
すきなものが なんでも かえるわね。」
やさしいぱたぽんは、こどもと自分とで
ふわふわの毛をいっぱい作ってあげると
約束してくれます。
まりーちゃんはさらに言います。
こどもが二ひきだったら、
自分たちの新しい靴が買えると。
三びきなら青い花のついた赤い帽子。
四ひき、五ひき、さらにもっともっと、
もしも十ぴきうまれたら。
まりーちゃんの夢は、
楽しく、うらうらと続いていきます。
さて、これを書いている今は2014年の暮れ。
楽観的に未来を夢見るために、もうすこし、
今年中にやれることをやってしまいます。
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