吉田戦車エハイクの世界。
21世紀の武者小路実篤になるかもよ?

エハイク その271


【評】
暑い季節、せっかくの風呂上りに、
汗でぬれた下着を再び身につけるのはいやなもの。
だがそれが、散歩先でよさげな銭湯を見つけたときに、
ふらりと気軽に入ることを妨げていた、と作者は悟る。
多くの先人たちと同じように、再着用の覚悟を決めると、
汗で冷たいパンツとTシャツに
「ただいま」などと思う感情も湧いてきた、という。

2007-09-18-TUE

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