以下が、7月18日の「今日のダーリン」です。

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京都で書いてます。今日は、テーマがはっきりあります。
「いつもさみしい」という謎についてです。

発端は、焼き肉屋だった。
「ほぼ日」初の寿退社で、ニューヨークの人妻となる
通天閣あかりさんの、最期の出社の夜だった。
なによりも肉が好き、というあかり師匠を囲んで、
太っ腹な社長を演じていたぼくの横で、
モギが、なにかを主張していた。
「なにを言っておるのか、なにを」
「いえね、血液型のO型の人は、いつもさみしいって話を」
「なに?!なんだそれは?いつもさみしいのか?
つまり、モギはいつもさみしいのか?」
「さみしいですよ」
!ほんとか、もうひとりのO型の元木もか?
「ええ、さみしいです」
がーん!である。頭がぐわんぐわんである。
そんなことがあるのか?なんだ「いつもさみしい」って?
今日でお別れのあかり師匠だって、さみしくなさそうだぞ。
「はい。さみしくないです」
うちで、他のO型って誰がいる?ナカバヤシか?
おお、ナカバヤシはさみしくないと思うぞ。

そして、土曜日になった。京都だ。
友人のところに遊びにきていたナカバヤシが、
「インターナショナルアカデミー」の聴講生として、
そこに座っていた! おお、こんなところで連休を。
「いつもさみしいのか?」客席のナカバヤシに訊ねた。
「いつもさみしいです!」ななな、なんなんだ、そりゃ?
働き者の二十日鼠のように動き回っているキミまでが、
「いつもさみしい」かったのか?!
「いつもさみしい」と思いつつ、表計算なんかしてたのか?

「会場のなかで、O型の人、手を挙げてください。
そのうちで、いつもさみしくない人は、
手を下ろしてください」と、ぼくは呼びかけた。
たくさんの人が手を挙げて、二人がその手をおろした。
ほんとうなのか。そんなに、みんな、
「いつもさみしい」のか?!
実は、ぼくと対談中の重松清さんも、O型だった。
そして、彼も「いつもさみしい」のだと断言した。

この暑い暑い日曜日に、「ほぼ日」を読んでくれている
血液型がO型の人、「いつもさみしい」ですか?
メールなどで、教えてください

------そして翌日の「今日のダーリン」↓---------------

「いつもさみしい」問題は、驚愕の展開であります。
なんだその「いつもさみしい問題」って?
と、初耳な方は、
昨日のこの「今日のダーリン」を、お読みください。
昨日初めて言い出したことですので、
置いてかれたりは、してませんよ。

日曜日の自宅でですね、メールチェックをすると、
ずらずらずらずらっと、
「いつもさみしい」という表題のメールが
受信箱に並ぶんです。
昨日は、血液型O型の人だけに呼びかけたのですが、
「それとは関係なくB型のワタシは」とか、
「私はA型なんですが、O型の娘の場合は」とか、
たまに周辺情報も混じっているとことも愉快でした。

ぼく自身、血液型の性格判断というのを
信じていないという「タテマエ」の人間なのですが、
遊びとしては、かなり興味があります。
だいたい、「あの人はB型だろうな」という人については、
けっこう当たりますものねぇ。なんでやねん。

で、「いつもさみしい」人が、
こんなにいると知ってしまったら、もう‥‥
ぼくの世界観も変わっちゃうわけですよ。
いつもよりもアクセス数の落ちる日曜日で、
しかも連休の中日です。
そういう日に、O型の人に限ってという条件がありながら、
何百という「いつもさみしい」という回答が届くんですよ。
世界は、ものすごくさみしいのだろうか?
ひょっとしたら、O型の人ばかりでなく、
他の血液型の人たちも、「いつもさみしい」のだろうか?
それもお訊ねしたくなりました。
今日は、O型以外の人のメールを募ります
あなたは「いつもさみしい」ですか?
ついでに、血液型も書き添えて教えてください。
どういう結果になるのだろう、どきどき。

------------以上でござります---------------------------------
 

2004-07-20-TUE

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