ロック・ジャパニーズ
の作り方。


#10 奥田民生。


ロックジャパニーズに出演の
アーティストの言葉を掲載中!
・・・奥田民生さんが登場ですっ。



奥田民生

http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/HITandRUN/
(オフィシャルサイト)

 元ユニコーンのボーカル、パフィのプロデューサー、
 井上陽水奥田民生の片方、
 等々色んな肩書きを持つが、
 本業はもちろんロックンローラー。
 今回は「世話がやけるぜ」をトリビュート。

★original track
 from「ドアを開けろ」CSCL-1260(4/21/77)
 from「サブウェイ特急」TOCT-10420(9/9/98)



----トリビュートアルバムのご自分の曲、
  仕上がった曲を聞いての感想を教えてください。


奥田
「感想ですか。えーと、本物の方がいいですね」

----本物の方がいい…。

奥田
「はい。あのー、カバーはよくやるんですけど、
 いつもそう思います」
 
----矢沢さんの曲はカバーしやすい、
  しにくいっていったら、どっちになるんでしょう。


奥田
「はは(笑)。そうですねぇ、いや。
 しにくくはないですけど。
 それはまぁ、昔から知ってるって言うのもあるし。
 しにくくはないけど、やっぱりその、
 歌が特にその、別物になってしまうので、
 これでいいのかどうかというのが判断がしづらいですね」
 
----結構難しかったんですか?

奥田
「まあ、はい」

----アルバムはお聞きになりましたでしょうか?

奥田
「はい」

----どうでしたか、アルバム全体の感想は? 

奥田
「そうですねぇ、まあ、それぞれの、
 なんですかねぇ、芸風というか、
 そういうことでやってるので、
 ある程度予想をしてた部分もあるので。
 そんなにビックリもしなかったですけど。
 まあ、やっぱりいろんな事を考えるんだなぁと、
 人それぞれ。そういう感想ですけど」

----今度このトリビュートアルバムの
  イベントがあるわけですが、今のお気持ちを。


奥田
「そうですねぇ。まあ、どういうその現場の
 空気かどうかも分からないし、
 そのお客さんがどういうお客さんなのかも
 よく分からないんですが、えー、その、
 自分の曲も一応やるって事で
 その兼ね合いをどうしようかなと考えてるんですけど。
 ・・・っていう程まだ考えてないんですけど。

 まぁ、なんていうんですかね。
 イベントのようなものは個人的には好きなので、
 あんまりいろいろ考えずに
 やれたらいいと思いますけど」
 
----奥田さんにとって矢沢永吉さんは
  どういう存在ですか。

  
奥田
「はい。小学生の頃に初めて聞いたんですが、
 要するにその頃からずっとトップを
 続けていってるというその力というか、
 それがまずすごいと思うのと、やっぱり単純に
 その、作る曲がすごいいいという事で、
 何っていうんですかねぇ、
 サウンド作りとか歌の声だとか
 そういうのももちろんそうですけど、
 何よりも曲がすごくいいというのは、
 今回、例えばこういう事をやらせていただいて
 改めてそう思ったりとかして。
 やっぱりその、何て言うんですか、
 歌手としてと言うかですねぇ、ボーカリストとしては
 すごいこうガーッと、もちろん
 みんな知っているって言うかですねぇ、
 その、カリスマ的な状態だと思うんで。
 やっぱりそれは曲があってのものなんだな、
 というふうに思います。
 だから子供の頃からですね、まあ、
 よく分かってない頃からずっと
 聞いていったんだろうなというふうに
 今回思いました」
 
----あの、矢沢さん初体験の時の事を覚えてたら
  もうちょっと詳しく教えてください。


奥田
「初体験ですか?
 いとこが9つ上で、キャロルとかの
 レコードを持ってまして。
 キャロルは解散してましたが、
 それはたぶんベスト盤みたいなやつ。
 あとそのいとこの部屋にはすでに
 ソロ活動の時の永ちゃんのポスターが
 貼ってありまして。
 車にリッケンバッカーのベースを
 助手席に置いて乗ってるやつだったんですが、
 これが永ちゃんだと教わりまして。 
 そのリッケンバッカーのベースのヘッドが
 すごいカッコよかったんです。
 当時だからそのギターを
 始めようかな位の頃だったので。
 あとビートルズを知ったりとか。だから、
 日本のそのロックンローラーという事で、
 こういう人がいるんだなという事で
 聞き始めたと思うんですけどね。

 当時ビートルズを聞き始めて、
 当時はやっぱり今でもそうなんですが、
 バンドというものにすごい憧れがあったんですよ。
 ま、その永ちゃんもキャロルのイメージの方が
 僕としてはその時は強かったんで、
 そういうバンドをやる人というか、
 イメージの方が強かったんですけどね。
 あの当時はツッパリの人がよく聞いたりとか
 不良が聞くという事で、
 オレが聞いちゃいけないのかなというような
 ムードがあったんですが、ま、別にね」

----ふふふ。ご自分の中でですか?

奥田
「いや、自分の中じゃなくて、
 その、怒られないかな?とか。
 でも怒られませんでしたので、
 ま、いいのかなと思いましたけど」
 
インタビュー:伊藤亜希

2001-08-20-MON

YAZAWA
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