ロック・ジャパニーズ
の作り方。


#8 ズボンズ


ロックジャパニーズに出演の
アーティストの言葉を掲載中!
ズボンズのドンさんのコメントを掲載です。
やんちゃなコメントが、聞けますよ。



ズボンズ

http://www.five-d.co.jp/zoobombs/
(オフィシャルサイト)

1994年結成。
現在メンバーは以下の通り。
ドン・マツオ(Vo.G)、マッタ(Key)、ムーストップ(B)
ブッカビリー(Dr)、アツシ(Dr)、ピロ(Perc)、
クマク(President)。
国内はもちろんアメリカ、カナダ、オーストラリアと
海外でも精力的に活動しており、
その評価をぐんぐん上げている。
2000年、意味不明の半年間の活動停止後、
アルバムを発売。
現在の作品作は「Bomb You Live」である。
今回は「黒く塗りつぶせ」をトリビュート。

★original track
 from「ドアを開けろ」CSCL-1260(4/21/77)
 from「SUBWAY EXPRESS」TOCT-10420(9/9/98)



----矢沢永吉さんの初体験は?

ちゃんと聞いたのは、
このトリビュートに参加することになって
初めてなんですよね。
たぶんもっと、子供ん頃に、
「時間よ止まれ」とかが
ヒットしてたのは覚えてるんですけど。
 
どっちかって言うと、ぼくはあんまり
日本のロックとかは聞かないんで、だからあんまり
ぼくにとってヒップな対象では
なかったですから。永ちゃん自体が。

だからまああんまり
真剣に聞こうって感じではなかったですけど。
まあいい機会だったと思いますよ。今回、聞いて。

----聞いてみていかがでした?

いや、まあ、聞いて音楽的にどうこうとかって
言うところまではちょっとぼくも
はっきりとは言えないですけども。
存在としてはなんかすごい
ユニークな存在だなとは思います。
この日本の中で。うん。

やり続けてるし。
やり続けてるって言うのは
それだけですごいことですからね。
一応尊敬の念を持って聞いて
カバーしたという感じでしょうか、僕らとしては。

音楽的にはやっぱりまだ俺達とは全然世代も違うし、
たぶんわかんないけどまあ
日本のロックって感じですからね。
なんとなくジャンルが違うっていう気がするんで。
ま、やっぱりそれよりも何か違った部分の
おもしろさっちゅうのがあるかなと、
おもしろさって言っちゃうとちょっと失礼なんですけど、
あのもっといい部分っていうのが
別にあるような気がしますけどね。うん。

----曲が上がって自分達の曲を聞いてみて、感想は?

一番苦労したのはやっぱりボーカルです。
やっぱり永ちゃんのボーカルって
好き嫌いは別にしてやっぱり唯一無二のもんですから。

あれをどういうふうに自分達のもんにできるかとか、
あと自分達がやるんだったら、
それなりのもんをやっぱ作りたいと。
なんかこう、ちょちょちょっと片手間な仕事で
カバーを出すっていうのは一応ぼくの主義と
ちょっと反するんで、
まぁどういうふうにできるのかなぁと。
結構まぁボーカル入れるところで
ちょっと作業が難航しましたけど、
でもまあ、どうだろうなぁ、永ちゃんが聞いて
どういうふうに思うかっていうのは
ちょっと聞いてみたいけど。
俺達はいつもの感じに近いんじゃないですかねぇ。
やってる事自体は。

だからまるで違う解釈だとは思いますね、曲は。
あれ永ちゃんが書いた曲だと思うけど。
詞がなんか別の人で、曲はたぶん
永ちゃんが書いたやつだと思うんですけど。

でも、ほんと難しかったですよ、正直言って。
その永ちゃんの世界をどういうふうに
キープできるかとかいうのも実際難しい話だし。

----キープは考えてたんですか?

考えたんですけど、最終的には
とことんやってみて永ちゃんに聞いてみようという、
みんなで永ちゃんに聞いてみよう、
っていう気持ちで仕上げたんですけど。

----9月2日のライブにあたって、
  胸中をお聞かせ願えますか?


まずトリビュートに参加した人たちが
ほとんど参加するという事なので、
単純に会った事ない人とかもいっぱいいるし、
そういう人たちと共演できるのは
楽しいんじゃないかと思いますね。
俺達のファンの中には
すごい意外に思う人たちも結構いるんですけどね。
なんかズボンズは断るんじゃないかっていうようなね。

でもいや結構楽しいんじゃないかなと思って
参加したんですけれども。
ぼくら一回、永ちゃんのバックバンドを
やってやりたいくらいなんですけどね。

永ちゃんくらいに長くやってる人たちは
それなりの含蓄というか
音楽の深さを持ってると思うんで、
そういうのを俺達が吸収していくっていうのは
おもしろかったりするんじゃないかと
思ってるんですけどね。
むしろ永ちゃん的にも、そんなのを
伝えていく義務はあるんじゃないかとか
思ったりとかしてますけどね。


----ご自分にとってヤザワさんっていうアーティストは
  どういう存在ですか?


本人に接してみてどういう人かなっていう興味はあります。
何十年とかやって来てどういう人間になるのかなぁとか、
ロックに対する考え方っていうか
そういうふうなものがどんなもんかなぁっていうのは
知りたいですね。
世代も全然違うし情報量も全然違うので、
僕らの世代と永ちゃんの頃とは違うんですけど、でも永ちゃんも
おそらく結構ピュアなロック求道者じゃなかというか、
ロックを追い求めるようなタイプの人間だと思うんですよ。

もちろん俺達もそうなんですけど。

そこで、世代の差で
どのぐらいの違いがあるのかっていうのも知りたいし、
もしくはすごい共通点があるかもしんないし、
そのへんはすごい興味深いですね。
だからまぁ、俺達にとってのヤザワさんは
何て言いますか、生きる資料みたいな部分はあると思いますよ。
正直な話。

インタビュー:伊藤亜希

2001-08-15-WED

YAZAWA
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