「また会おう」岩田聡さんへ(2)

 


任天堂社長で「ほぼ日」の電脳部長、
岩田聡さんのご逝去に際し、
たくさんご登場いただいた「ほぼ日」には
読者のみなさんから、
追悼の言葉が届き続けています。

糸井重里が「今日のダーリン」で連日つづった、
岩田さんについてのことや
「ほぼ日」のコンテンツをまとめて掲載した
「岩田聡さんのコンテンツ。」
たくさんの方に読まれています。

前回に続き、ここでは今回もまた、
みなさんからのメールをご紹介します。

まずは、前回再掲載した
7月13日の「今日のダーリン」につづき、
7月14日の「今日のダーリン」を再掲載します。

・いつごろからか、ぼくのひとつの願望は、
 「お通夜のにぎやかな人」になりたい、でした。
 ノーベル賞をもらおうが、金メダルをとろうが関係ない。
 偉い人である必要なんかなんにもないわけです。

 亡くなった人のことを、ああだったこうだったと、
 そこにいる人が順番を争うようにして語りあう。
 小さなエピソードやら、いっしょにやった悪事やら、
 しょうもないくせのこと、失敗やら、ご近所の冒険、
 カラオケで歌った曲、食べたものやら行った場所。
 そういう思い出がつきないような通夜がいいな、と。
 ぼく自身が、そういう通夜をされる人として生きたいと、
 ずっと、そして、いまでも思っているんです。

 その話は、岩田さんとも何度もしていて、
 宮本茂さんや、秘書のWさんといっしょに、
 先代の山内さんについての雑談をさんざんしました。
 それぞれが、亡くなった人のことを語って、
 温泉につかっているように血行がよくなって、
 だんだんとうれしい気持ちと、
 そして、さみしい気持ちで満たされていく。
 そんな時間でした。
 歴史に名を残すなんてことは、おまけなんです。
 人のこころに思い出や気持ちを残すことのほうが、
 人間としていい人生をやってきたなぁということです。

 実際、公の立場のある人のお通夜は、
 そんな落語のなかの八つぁん熊さんの場所じゃないので、
 また別に場所をあらためてということになりそうです。
 ただ、そのたまらなく素敵な場所には、どうやら、
 岩田さんが欠席らしいということだけが残念です。

 ほめたり、からかったり、なつかしんだりで、
 立派でもなければ偉大でもない「いいやつ」の話が、
 いつまでも続いていくような集まり。
 いまのところ、ぼくはそれを、ひとりでやっています。
 ときどき、よくいっしょに食事をしてた
 家内が聞いてくれたりしていますが、さみしいものです。
 岩田さん、ぼくのお通夜に来てくれるはずだったのに。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
たくさんのファンの声も、いっぱい聞いてます。ありがと。

 (2015年7月14日「今日のダーリン」より)



メールアイコン 息子がふたりいるアラフィフのおばちゃんです。
私自身ゆるめのゲーマーですが
息子ふたりも、もう社会人ながら
ひたすらインドア寄りの
立派なオタクです。
そして、私たちの共通言語は、
任天堂のゲームです。

昨日岩田さんの訃報を聞いて
遠方にいる長男にメールしました。
長男は今日のダーリンを読んで
「泣いた」と返してきました。

彼らは岩田さんが社長になる前から
ゲームをしていますが
こころやさしいゲームオタクです。
岩田さんは
山内さんから受け継いだ、
「任天堂」というコンテンツを
過激な方向にはかじ取りをせず、
ユーザーの目線に立って
よりやわらかく、
よりコンフォートになるように
はぐぐんで行ってくれた。

彼らがこころやさしいゲーマーなのは
その、やわらかい、
あたたかい土壌から生まれたゲームを
ずっと愛してきたからだと思っています。

これからも
彼らは任天堂のゲームを続けて行くでしょう。
日々の楽しみとして、喜びとして
こんな素敵なものを残してくれた岩田さんに
「受け取りました。ほんとうにありがとう」
と言いたくて、おたよりします。

糸井さんのところに、
ふいっと遊びに来られた時にでも
つたえていただけたら、うれしいです。

(みけこ)



メールアイコン 「星空の下の仕事観。」が特に大好きです。
「バカもん!」
とお説教されることの多い自分が、
誇らしく思えて、
鳥肌がたつくらい嬉しかったです。

そして、いままでわたしを
「バカもん!」と叱ってくれた人たちを
思いだして、ありがたくて、
コンテンツを読み返すたびに涙がでました。

やわらかな目元の岩田さん。
にっこりした顔が、ほんとうにすてきですね。

岩田さんと糸井さんの、このお話のおかげで、
わたしは、拗ねずに楽しく、
はたらいてこられました。

いまは妊娠中、育児中ですが、
また、はたらきたいです。

岩田さん。
ありがとうございました。

(ゆう)



メールアイコン 周りが皆ファミコンを持っていたのに、
うちにはなかった。
そんな私が大人になって
初めて自分で買ったゲーム機はDSでした。

お料理レシピ集、ヨガ、恋愛アドベンチャー、
パズル、向いてなかったけどマリオ、
たくさん遊んで、笑ったり泣いたりしました。

岩田社長、旅に出ちゃうようなお歳では
なかったはずなのに。
お会いしたことはないけれど、
いつになく寂しい。
テレビで、何かのイベントで
お話しされている岩田さんの映像が流れました。
ゲームが好きな人の顔でした。
ゲームのことを考えて、
ゲームした人が驚いたり笑ったりしているのを
見るのが好きな人の顔に思えました。

昨夜は、追悼ゲームをしてから寝ました。
あの人は旅には出ちゃったけど、
ちゃんと居るよ‥‥というのは、
こういうことかなぁ、と思いました。
岩田さんのご冥福をお祈りします。

(春巻き)



メールアイコン 岩田さんのご逝去、
本当に寂しく悲しく残念でなりません。

私の今の思考回路は
糸井さんと岩田さんの対談に
作ってもらったといっても
過言ではありません。

仕事でくすぶっていたとき、
何度「社長に学べ!」を
読み返したかわかりません。

共感してもらうことの大切さ、
相手の立場に立って物事を見ることの
大切さ。
岩田さんのようにできる日が来るとは
思えませんが、
「このわからずや!」「話にならん!」
こんな類のセリフを
生涯使わないようにしようと
この対談を読んで心に決めたのです。

当時20代後半だった私。
35歳になりましたが
この対談を読んだ日が
人間としてのターニングポイントだったと
振り返って思います。

一度もお会いしたことのない方の
ご逝去で涙が出たのは生まれてはじめてです。
悲しいできごとではありますが、
岩田さんとほぼ日のみなさまに
お礼を伝える機会を頂いたのだと思いました。

もう少し時間がかかるかとは思いますが
みなさまも元気を出してくださいね。

(くり)



メールアイコン あなたが作ってくれたゲームは、
僕らの世代は、
ファミコンを持っていることが
友だちが集まる理由になった
最初の子供じゃなかったかな、
って気づきました。

ファミコンを持ってるだけで
隣の組の知らない子が来たり、
女の子も混じって、
みんなでわいわいゲームしてたんです。

バイバイするのは
だいたい夕暮れを過ぎてから。

その頃のゲームって、
僕らにとって今よりずっと
きらきらしてたんです。
楽しくて楽しくてしょうがなかった。

みんなが夢中になってました。

あえて、岩田さんて呼ばせてください。

あなたの作ってくれたバルーンファイトで
僕らは仲間割れして喧嘩もしたし、
協力してクリアするのに声を張り上げたし、
でもそれ以上に、
飽きるくらい毎日笑い飛ばして遊んでたんです。

その頃から、
僕らが小学生くらいの頃から、
あなたと会話してたんですね。
ゲームを通じて。
ずっとずっと楽しいゲームを
プレゼントしてくれてたんですね。
ありがとう。

とっても早いお別れだけど
いつか、また、どこかで。
お会いできることを楽しみに。

(ヨケムラ)



メールアイコン 驚きました。
有名人が亡くなって
ほんとうに泣いたのは初めてです。
多分、一番好きなアイドルが
亡くなるよりも、
一番好きな俳優さんが亡くなるよりも、
ずっとずっと悲しいのだということに
驚いています。
ただの社長さんなのに。何故だろう、
マスコット的な存在だったから?
私がゲームを好きだから?

でもそれは何も不思議なことじゃ
なかったのだなと、
ほぼ日を読んで感じられました。

自分のことより、他人のこと。
一人一人に目線を合わせて、
ありがとうございましたを言える人。
優しくて、誠実で、お茶目で、
愛するものにいつだって全力で。

こんなに優しい目の人を、
もしかしたら私は他に知らないのです。
こんな人を愛さずにいられるでしょうか。

そう多分、岩田さんは私にとって
有名人とか芸能人とか、
マスコットでもでなくて、
ただ1人の個人として
愛すべきお人だったんですね。

涙がポロポロと溢れます。

糸井さん、いつでも、
会ってあげてください。
なんだかいつも人懐こい笑顔を
している方だったから。
糸井さんのこと、
きっと大好きなんだなって、
いつも岩田さんを見ると感じてましたから。

これからも、樹の上の秘密基地は、
私のほぼ日ナンバーワンコンテンツです。

(w)



メールアイコン

岩田さん、お疲れさまでした。
ゲームの中の楽しい時間を
ありがとうございました。
「社長が訊く」も「秘密基地」も
「直接!」も大好きでした。
同じ高校の出身というのが、
私の密かな誇りだったんですよ。

「とびだせどうぶつの森」の私の村には
社長の顔出し看板があります。
ずっと大切にします。
まわりに白いバラを植えました。

土曜の夜にはとたけけさんの
ライブに行って「ブルーおにぎり」を
リクエストしようと思います。
スタッフロールの最後
「エグゼクティブプロデューサー
 いわたさとる」に合掌します。

ありがとうございました。
ゆっくりお休みください。

(りかりか)



メールアイコン 岩田さんのご逝去の報にふれ、
面識のない私ですら
悲しみを感じております。

ですので、そちらの事務所の方々に
置かれましては如何ばかりかと存じます。

惜しい人をなくした。

この言葉は間違いなく、
今回もあちこちで
言われてることだと思います。

でも、糸井さんのお通夜には、
岩田さんは来られると思います。

肉体は脱いじゃったから、
受付も通らず、
香典も何も持参されませんが、
天国で作ったものすごいゲームを手に
糸井さん、あっちでこんなの
作ってたんだよ。
早くやりましょうよって、
迎えにいらっしゃると思います。

その時は糸井さんも肉体脱いでますから、
一緒にまた新しいことをして
天国を沸かせて下さい。

私が行くのはまだ先ですが、
そんな悪い事もしてないから
きっと天国に行けると思います。
その時に天国にゲームがなかったら
やってられませんから。
面白いものを作っていてください。
なんてお願いしたりして‥‥。

今日のダーリン、今日もありがとうございます。
また明日も楽しみにしております。

(いのうえ)


たくさんのメールをありがとうございます。
このメール紹介は、あと何回か続く予定です。

2015-07-18-SAT

postman@1101.com宛てのメールは、
乗組員みんなで読んでいます。
これからもご意見、ご感想をお寄せください。
アクセスの数字の後ろに「人」の姿が見えると、
乗組員一同、なによりの励みになるのです。

postman@1101.com 宛に送ってもらったメールは、
このコーナーで紹介させていただくかもしれません。
なのでぜひハンドルネームを記入してくださいね。
また、掲載されては困るメールには、
「載せちゃイヤ!」と書き添えてください。

ほぼ日にいただいた原稿、メール(投稿)等の著作権は
翻案権を含んでほぼ日に譲渡されたものとします。
ほぼ日にいただいた原稿、メール(投稿)等は、
使用する場合に
編集等をすることがあるかもしれません 。

最新のページへ