『ミッケ!』とこどもと、わたし。


ほぼにちわ。

糸井重里はもう10年以上も、
1991年にアメリカで登場した謎解き絵本『I SPY』の
日本語版、『ミッケ!』の翻訳をしています。

『ミッケ!』はアメリカでも日本でも大人気で、
遊んだことのあるこどもも、お子さんと遊んだことがある、
というおとなも、たくさんいらっしゃるようです。
もちろん、こどもがいる「ほぼ日」乗組員たちも
(いないものも、自分の楽しみとして)。

さて先日、作者のウォルター・ウィックさんが
来日されるという機会に、糸井がはじめてお会いし、
『ミッケ!』の魅力について語り合いました。
「『ミッケ!』の作者と翻訳者の対談。」
連載したところ、読者のみなさんから、
『ミッケ!』にまつわるすてきな思い出や感想が
いくつも届きましたので、
ほんの一部ですが、ご紹介いたしますね。
ちょっとホロリ、としてしまいます。

メールアイコン 今から約6年前の話です。
100円ショップで、私の息子がぼくを見つけ、
遠くから走ってきました。

その途中、陳列棚の交差しているところで
同い年ぐらいの、
これまた走ってきている子と激しく衝突。
息子はそのまま陳列棚に突っ込み、
左目の上部から脳まで届く
金属が刺さったとのことで、救急車で搬送。
失明の恐れ、障害が残る恐れがあると
診断されました。

それからすぐに入院。
妻はつきっきりで、
ぼくは病院通いが始まったのですが、
まだ無邪気な子供は、
「ぶつかった子は大丈夫かなぁ・・」
と心配していました。

幸い相手の子は
たんこぶができたぐらいだったので
「だいじょうぶだよ」と教えてやると
「よかった〜」なんて言っていました。

自分の目が見えなくなるかもしれない、
障害が残るかもしれないという状況の時、
それでも汚れの無い子供は
相手の事を心配していました。

自分は、目が腫れまくって
視力が残っているのかどうかさえ
わからないのに。

その後、日に日に腫れが収まり、
視力があるかどうか検査できる状態になり、
目が見えていることがわかりました。
眼球すれすれで突起物が刺さったようでした。

でも、ぼくら親の心配は消えません。

でも、なにもできません。
その時に、病院の近くにある本屋へでかけ
『ミッケ!』を発見しました。

「ほんとうに見えているのだろうか。
 どのくらい見えているのだろうか。」

不安いっぱいでしたが、
なるべく子供には明るく接しなければ。

それを、『ミッケ!』が救ってくれました。
子どもは、母親やぼくと
ミッケをするのが大好きで、
ぼくたちよりも早く見つけられることを
喜び、僕らも、そのことを喜んでいました。

当時発売されていたミッケを
全部やりつくしたとき、
子どもは退院することができました。

この4月から中学生。

左目の上にはちょこっと傷が
残っているけど、元気いっぱい。

嬉しい春ミッケ!です。

(K)



メールアイコン 我が家にもあります。
ずいぶん楽しませてもらいました。
頻繁に活躍したのは五年くらい前かな、
今でも答えが見つからないままの
ページがあります。
答えが載ってないところも、
いいですよね!

私は、地域文庫のボランティア、
学校図書館の本の修理などの
ボランティアをしてます。
そんな場所の『ミッケ!』は
いつもボロボロです。
ああ、たくさん読まれて
幸せな本だなぁと思います。

学校図書館の場合、
ページが無くなっていたりすると
買い替え案を要望として出します。
でも地域文庫だと予算の都合上、
古本を仕入れたり、
個人寄贈に頼ることが多いのが現状。

私も児童書や絵本は、
我が子が卒業してしばらくたってから
文庫へ寄贈してきました。

でも『ミッケ!』だけは
手放せないんです‥‥。
需要が多いとわかってはいるものの‥‥。
息子とも、絵本とも、
一番いっしょに遊んだ本だから、
かもしれません。
たくさんの何かが詰まってて、
まだお別れしたくないんです、きっと。

(博多にわか)



メールアイコン ミッケ、独身のわたしは、
3人のこどもの母親である姉から、
教えてもらいました。

友人の娘が、病気になり、
お見舞いに何を、ってなったときに、
ミッケはどう? と薦められました。

友人の娘は、その時、
行動を制限されていたため、
ミッケの内容を姉から聞いて、即決しました。

本屋で、選ぶのに、時間かかりましたよ!
本開けてしまうと、探してしまいますから!

そうやって選んだ本、喜んでもらえました。
学校の図書館にも置いてあるのだそうですが、
これはない、って言って見てくれました。

(m)



メールアイコン 21歳になる娘が、2歳だった頃、
ご主人の転勤でアメリカに行った
ママ友からの贈り物で
『I SPY』を知りました。
英語が苦手な私でも、娘と楽しく読めたのが
嬉しくって絵本はかなり、手放したのですが、
これは、永久保存です

次女が生まれたころには、翻訳本が書店に並び、
「あっ、翻訳本だ!」
『ミッケ!』ってよくできた翻訳だな〜と
ふつーに購入。
後に糸井さんが翻訳者だと知りました。

それから10年以上経ちました。
長女は今、語学研修で海外に行っています。
帰って来たらネイティブイングリッシュで
もう一度読んでもらおうっと!
(YUI YULI の母)



メールアイコン こんばんは。
ついさっきです。
いつも寝る前に一冊、絵本を読みます。
なにも言ってないのに、
「今日はこれ!」ともってきたのが
『ミッケ!』。
嬉しくなって、いつもより寝るのが
遅くなってしまいました。

最後は、夢中になってしまった私に娘が
「もうねるじかんだから、つづきはあしたね」
といつも私がいうセリフを言って、
寝てしまいました(笑)。

「むかし むかし」のシンデレラが
お気に入りのようです。

(まおママ)


『ミッケ!』をやってみたくなった、という方や、
ちいさいお知り合いへのプレゼントは、
次は『ミッケ!』にしようと思った方も、
多いかもしれませんね。

本屋さんで見かけたら、ぜひ手にとってみてください。

2013-03-12-TUE

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