それぞれの3月11日。<1>


ほぼにちわ。

まもなく迎える1年目の3月11日のために、
「ほぼ日」は、
それぞれひとりひとりが、
その日の過ごし方を考えよう。
と、決めました。
そして、自分たちに、近くのひとびとに、
それから読者のみなさん
問いかけました。

「3月11日、なにしてる?」

コンテンツでは、
ツイッターの方へいただいたツイートを
掲載していますが、
いつものようにメールでの投稿も
たくさんいただいています。

そのメールは、コンテンツに寄せられる
いつものメールのように、
この「postman@1101.comから。」で
ご紹介することにしました。

まだ送っていないという方、
このあと数度に分けてご紹介する予定ですので、
メールでも、ぜひどうぞ、

では、うかがいます。
「3月11日、なにしてる?」

動画をご覧になって、あややのことを
 書いてくださったみなさん、ありがとうございます。
 あややは1月末に、無事女の子を出産しました。


メールアイコン 今年の3月11日は、
消防署の救命講習会に参加します。
1年半ほど前に一度受講しているので、
再講習です。
(3年以内に再講習してくださいと
 認定証の裏に書いてあります。)
色々あやふやになっているところ、
確認に行ってきます。

(こやま)



メールアイコン 私は
3月11日は仕事をしているか
友人と食事をして
被災地のことなどを話しているかと思います。

(y)



メールアイコン 私は地元の、
個人的には本意ではない震災記念イベントに
仕事の関係で参加しながら、
こっそりウォークマンで
中島みゆきさんの
「誕生」を聴くことにしました。
“生まれてくれてwelcome!”
心の中で呼びかけます。
これは決めました。
(L)



メールアイコン 「それぞれの3月11日」見ました。
動画を見ながら、音楽を聴きながら、
乗組員のみなさんの
あの日の過ごし方をお聞きしながら、
昨年のあの日のことを
思い出しました。うるっとしました。

自分はどうしているのだろう?
と思いめぐらせてみました。
私にとっての3月11日は、
とても一言では言い表せねーな、と。

だって、
私がこの世にでてきちゃった日であり、
母が痛い思いをして
私の誕生を授けてくれた日であり、
父が病院に駆けつけた日
であります。

37年間、両親と私にとって
3月11日はそういう日でした。

あの日からもうすぐ1年が経過します。
この1年、自らのおめでたい日を
人に知られる場面に出くわすと
やたらと気まずい日々でした。
すごく気の毒なまなざしを向けられたりして
咄嗟に「ごめんなさい」って
言いたくなること数知れず。

今年に限らずこれからずっと、
私にとっての3月11日は
両親に感謝する日であり、
一方で多くの方々のご冥福を祈る日であり、
そういう泣き笑いな日になるんだろうなぁ
と想像してます。

そういうことなので忘れませんぜ。
絶対に‥‥。

(たまきち)



メールアイコン あの日二度と会えないと思っていた
恋しい人に会えました。
同じ場所で地震を体験したことに
つながりを感じました。
被災した方々には申し訳ないけれど、
あの日の私は幸せでした。
だからこそあの日のことは一生忘れず、
私にできることを、ずっと続けていきます。
ささやかなことばかりだけれど。

(Mayumi)



メールアイコン うちは名古屋のお西のお寺です。
私はそこの嫁です。

遠く離れてても「忘れてないよ」と
そして、今を生きている私たちは
そのことに感謝して生きていこう
という気持ちを込めて

うちのお寺で、
3月11日の午後は、追悼法要をします。
愛知県にいらっしゃる被災者の方々にも
愛知県被災者センターを通して
お知らせをしました。
宗派を問わず、東北に思いを寄せようと
思ってるどんな方でも
どうぞいらして、キャンドルサービスをして
一緒に手を合わせましょうと
近所の方々にもおしらせしてるところです。

お寺として、お寺だからできること。
やっぱり法要かな。と。

そして、KOHARU亭きょうだい
の落語をきいて思いっきり笑って
お供えしたもち米をふかして
おもちつきをして、
できたてをみんなでいただきます。

私は、直接の知り合いがいるわけでないけど
妹は学生時代、三陸で下宿してました。
遊びに行ったその下宿がなくなってしまったと
その集落ごとなくなってしまったと
妹からききました。
写真もみせてもらいました。

自己満足でしかないかもしれないけど
とにかくちょっと踏み出してみることで
次々にご縁が広がっていっています。

というわけで、
お寺ならではな一日を過ごす予定です。

(Soraっち)



メールアイコン 夫と、あの日おなかにいた息子と、
三人で暮らせていることを感謝しながら、
被災地へはたらきに行っている
父の健康を祈りながら、
ふつうの一日を過ごします。

(comodomodo)



メールアイコン 3月11日は55才の誕生日でした。
昨年3月3日に30年余り勤務していた会社が
倒産し、その日は数人の同僚と
残務整理のために出社(?)していました。
激しい揺れに驚き、テレビをつけたら
信じられない光景に膝も胸も震えました。

あれから11か月‥‥未だに失職中です。
履歴書を送り続けていますが
面会すら叶わない状況で、
昨今の流行り文句でいえば
「心が折れそう‥‥」な日々ですが
あの日未来を失われた多くの人々と
その家族、友人、知人の皆さんのことを思い、
頑張っています。
これから後、何度自分の誕生日を
迎えることができるか?
自分と周囲の人たちの未来を
考える日になると思います。

(K)



メールアイコン 最近「ただいま製作中!」で
あややの姿を見ないと思っていたら
ママになるのね!
もう、なっているのかな?

わたしの3月11日は
仕事してると思います。
焼肉屋で働いてます。

(みかどん)



メールアイコン 個人的な話ですが、私は今から7年前
ガンを患いました。
ラッキー中のラッキーで早期発見でき、
きれいに取ってもらったのに、
翌年にはリンパに転移。
その摘出から去年ようやく5年が経ったところの
あの地震でした。

7年前の宣告から、何をするにも
もうこれをするのも最後かも?
もうこの人と会うのも最後かも?
そんな風に考えて生きてきました。
今日できた事に、会えた人に、
感謝しながら暮らしてきました。
だからいつ死んでも良いとは思わないけれど、
いつどんな風に死んだって、
きっと未練はあるだろうけれど、
それでもどこか心の中に
「諦め」を育てて来た分、
少しは安らかに死ねると思うのです。

でもあの日、あっという間に
あの津波に飲み込まれてしまった人たちは、
来年・再来年・ずっと遠くの未来に、
何の疑いもなく思いを馳せていたはずで、
その無念を考えると、本当に胸が痛むのです。

健康な人に、この気持ちは
上手くは伝わらないと思うけれど、
3月11日なら、少しは耳を
貸してもらえるでしょうか。
今日一日をつつがなく過ごせる事に
幸せを感じて、全てのものに感謝して
生きていってください。

私はツイッターも
フェイスブックもやらないので、
多くの人に発信する事はできませんが、
身近な人たちに、
地道に伝えて行こうと思います。

(げんきのちから)



メールアイコン 阪神淡路大震災の時は
被災地にずっと暮らしていたのですが、
その時に自分が感じたような思いを今、東
北の皆さんが感じているのだろうかと、
思いをはせていると思います。

また、大勢の方の一周忌にあたるので、
そっと読経を。

あと、私たち夫婦の結婚記念日でもあるので、
2人で迎えられることに感謝を。
これは例年通りです。

(I)



メールアイコン 今年の3.11から、
今までとは違う、
緊張感を持って過ごすことになります。
忘れられない日になります。
改めて、なんでもない一日の、
有り難みを、かみしめます。
平穏無事に  感謝

(a)



メールアイコン 大阪で会社員をしている27歳女子です。
3月11日、なにをするのか。
わたしにとっても、
皆さんとご同様に、深い議題です。

1年前の重く悲しい災害が起きたその日は、
同時にわたしの大好きな恋人の
誕生日でもあります。
1年前のその日、わたしは有給をとって、
彼と真心ブラザーズのライブに行く予定でした。

でも、スーパーでちらし寿司の材料を
買っているとき、地震がおきました。

わたしの実家は栃木だし、
いとこは青森にいますので、
スーパーからすっとんで帰って、
家族や親戚にメールしまくりました。

ちらし寿司の気分なんかじゃなくなったけど、
せっかくの誕生日なのにと思って、
買った材料で、
すこし豪華な肉じゃがを丁寧に作りました。
ライブに行くのは中止して、
ふたりでニュースを見ながら食べました。

あれから1年がたって、また、おめでたいのに
おめでたくしてはいけないような
3月11日がきます。

何をするのか、わたしたちはまだ
具体的に話し合ってはいないけど、
みんながそうするように、
「大切なひとを大事にする」日にしたいと、
わたしは思っています。

やっぱり、後ろめたい気持ちには、
なるでしょう。
でも、「これからも、ふつう大好き!で、
仲良くしていこうね」と言い合いたいです。

それが、震災の3月11日から
目を背けるのではなく、わたしたちなりの、
すごし方かなぁと、思いたいです。

(s)



メールアイコン 3月11日の過ごし方もそうですが、
私はスコップ団の団長さんのように、
3月10日の過ごし方を丁寧に考えたいです。

私はきっと、色んなことを丁寧に、
でも普通の日を過ごすかなと思います。

常備菜を作って、3月11日からしばらくは
それを食べて過ごすのも良いなとか、
非常用袋のチェックとか、
家族に電話をするとか、
10日にやりたいこと、丁寧にしたいことは
たくさんあります。

でも、11日の過ごし方はわかりません。
本当に本当にわからない。
考えすぎて涙が出てくるくらいわからない。
3月11日にどう過ごせば良いのか、
正解があるなら教えて欲しい。

でも正解がないのはわかってるけど。
本当に、どう過ごせば良いんだろう。

(m)



メールアイコン 3月11日は、中学3年の娘の誕生日です。

きっと高校入試に
合格しているだろうと信じて、
Wおめでとうを家族で祝福していると思います。

そして、その日を迎えられなかった人を、
家族の方々のことを考えます。

(h)



メールアイコン 母親と、友人と、友人の母親と
暖かい地方へ小さな旅行をします。
秘密にしているけど、
友人の母親の誕生日も祝います。
私と友人は東北出身なので、
母親たちを雪の中から一時だけでも
連れ出してあげようと企画しました。
そうやって、4人で楽しく過ごします。

(k)



メールアイコン シンディ・ローパーさんが
来日コンサートをやるそうです。
近くの映画館で生中継するから、
観に行きます。
18日、チケット発売開始、忘れずに。

特別な日にしたいような、
したくないような気持ちで、
どうするか迷っていたけど、
私はこれに決めました。

(ポンコママ)



メールアイコン 小児科医です。
3・11は小児の蘇生救急講習会(免許更新)が
ありますので、昼間はそれに行く予定です。

夜は自宅でしずかに過ごせたらいいな。
と思っていますが
結局は救急当直とかをひきうけて、
ばたばたしているかもしれません。
ある意味、いつもどおり、です。

(ぽち)



メールアイコン 去年の3月11日は学校の卒業式で、
その後友人と遊んだ後、
お寿司を食べに行きました。
今年も、その友人と遊び、
そして何か食べに行きたいです。
進路は別々になってしまったけれど、
絆は変わっていません。

(高校1年)



メールアイコン 私の場合は、時間になったら
地域の放送で黙祷をすることと、
3/11があってから毎月11日の夜は
趣味の歌レレ(歌&ウクレレ)と
三線で御願(うがん=沖縄の方言で
「祈る」「拝む」の意)ライブを
一人でやってますので、
来月もやると思います。

(サエ)



メールアイコン 名古屋ウィメンズマラソンに出場します。
夢だった初めてのフルマラソン。
完走したい。

辛くなったら、
少し被災地にこころを寄せてみよう。

(ともえ)



メールアイコン 3月11日は日曜日ですね。
私は名古屋在住の
プロテスタント教会の信者です。
私たちの教会は、当日の礼拝を
震災を祈念する特別礼拝として企画しています。

こども達の礼拝でも、震災のことを思う日です。
大人たちの集う主日の礼拝の中では、
聖歌隊が「ちいさな ひとびとの」という
カトリックの典礼聖歌を歌う予定です。
この典礼聖歌は、合唱曲の作曲家として有名な
高田三郎さんが作曲された
典礼聖歌集に納められている曲の一つです。

そして、この曲は釜石市の
「宝樹寺」というお寺の
ミニコンサートで歌われたことがあり、
釜石市の多くの方々に、
宗教を超えて知られているそうです。
ご住職が合唱に関わっておられた縁で、
宗教を超えてよい曲をと
取り上げられたと聞いています。

  ちいさなひとびとの
  ひとりひとりを見守ろう
  ひとりひとりの中に キリストはいる

  まずしい人が 飢えている
  まずしい人が 渇いている
  くにを出た人に 家がなく
  寒い冬には 着物がない
  ちいさなひとびとの・・・(繰り返し)

  病気の人が 苦しみ
  牢獄の人は さげすまれ
  みなし子たちは さびしく
  捨てられた人に 友がない

  ちいさなひとびとの・・・(繰り返し)

一人ひとりに寄り添う、祈りの歌です。
私たちもそうやって歌いたいと思いますし
これからも自分に何ができるのか、
考えていきます。

YouTubeで曲が聴けます
ぜひ、お聴きいただければと思います。

他にも、震災のチャリティコンサートを
開く教会もたくさんあると聞いています。

特別なことは企画しなくても
日本中、いえ世界中のキリスト教会が
今回の震災を思って祈りを捧げるでしょう。
忘れずに、隣に寄り添う存在であれるよう
祈りながら日々を過ごしています。

(はやま)


ありがとうございました。
またみなさんの「それぞれの3月11日」が
届きましたら、
3月11日まで、何度か更新する予定です。
ぜひ、お寄せくださいね。

2012-02-19-SUN

postman@1101.com宛てのメールは、
乗組員みんなで読んでいます。
これからもご意見、ご感想をお寄せください。
アクセスの数字の後ろに「人」の姿が見えると、
乗組員一同、なによりの励みになるのです。

postman@1101.com 宛に送ってもらったメールは、
このコーナーで紹介させていただくかもしれません。
なのでぜひハンドルネームを記入してくださいね。
また、掲載されては困るメールには、
「載せちゃイヤ!」と書き添えてください。

ほぼ日にいただいた原稿、メール(投稿)等の著作権は
翻案権を含んでほぼ日に譲渡されたものとします。
ほぼ日にいただいた原稿、メール(投稿)等は、
使用する場合に
編集等をすることがあるかもしれません 。

最新のページへ