「じぶんと仲間を『信じる』こと」について。


ほぼにちわ。

2011年もあと10日となりました。

振り返るには、
いろんなことがありすぎた1年です。
そのため12月になって、
いつもなら気軽に聞いたり答えたりしていた
「来年の抱負」を、みなさん、
本気の、強い願いとして語られているように感じます。

さて、今月11日、「ほぼ日」は、
ずっと応援している「シルク・ドゥ・ソレイユ」の、
常設の公演『ZED』がおわるということで、
一日劇場を借りきって、イベントをしました。

終演時、糸井がステージから語った
「信じるということ」は、
翌日12日の「今日のダーリン」にも登場しています。

そして来場してくださった方、
「今日のダーリン」を読んだ方、
両方からいくつもメールが届きました。

とはいえ、みなさんからの反響からいって、
この日特別にメールが多かった、
というわけではありません。

しかし「これからの生活において、
とても大事なことを得た」という、
心に残るメールが多かったので、
掲載させていただくことにしました。

まずは12日の「今日のダーリン」を、
そしてみなさんのメールをお読みください。

・今年の大晦日でお別れする
 「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公演『ZED』を、
 「ほぼ日」の読者や関係者のみんなで観ました。
 観客席のみんなが、ほんとに楽しみ方が上手で、
 舞台の上の人たちをおおいに乗せてくれました。
 「こんな全員のスタンディングオベーションなんて、
  彼らの最高の思い出になりますよ」
 と、スタッフの方が、ぼくの耳に語りかけました。

 会場を後にしてから、たくさんの方の、
 感想のメールを受け取りました。
 なんだか、とてもいい時間だったです。

 ぼくは、サーカスは「信じる」で出来ている、
 と、最後の挨拶で言いました。
 ちょっとでも、じぶんや、仲間たちに対して
 不信があったら、なんにもできない仕事だと思いました。
 あの素晴らしいパフォーマンスは、
 「勇気」があるからできるんだと思ってましたが、
 それよりも「信頼」が必要だったんだ‥‥。
 そんなことを思ったら、これまで以上に、
 一瞬一瞬が心に響くようになりました。

 そして、観客席が「よろこんでくれている」
 ということが信じられると、
 パフォーマンスは無限に輝いていくんですよね。
 昨日の「シルク・ドゥ・ソレイユ」には、
 そういう時間が流れていたと思いました。

・おとなになって、いろんなことを知ってりこうになると、
 「信じる」ことが下手になります。
 的確に疑うことは、とても大事なことなのですが、
 「不信」で人と人をつないでいる糸を切ってしまって、
 それでもなんとかせねばと苦しんだりする。

 極限の危険を扱っているサーカスの人たちは、
 じぶんと仲間を「信じる」ことを、たぶん、
 練習の積み重ねで身につけているんじゃないかなぁ。
 それにしても、多く感じ、多く考えた日になりました。
 来年の「ほぼ日手帳」に書くことも、決まりました。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
もう来年の方向を見ながら、12月って暮らしていますよね。

 (2011年12月12日「今日のダーリン」より)



メールアイコン 私も毎日の中で
信じるを練習します。

ん、毎日の練習の中で
信じるをつなぐのか。

いずれにせよ、コツコツした練習や
日々に宿るということに、
安心を覚えました。

なんか特別なもののような勘違い?
錯覚? を起こしていたのかもしれません。

目には見えないし、結果でもないけど、
相手と自分の間にあるもんだとばかり
思ってました。
基本的に人間関係全般にいえるかもしれません。

よく相関図で

Aさん→→ハート→→Bさん

とかあるので、この矢印やらハートマークやらと
同じように「信じる」もあてはまると。

そうではなく、
自分の中に在る。気がしました。

その発見は、とても明るいと感じました。
外に見つけようとするから、ないはずで、
内にみれば、にっこりありそうです。
そして、毎日ちいさく育てることもできる。
かわいらしいヤツなのかもしれませんね。

(はるか)



メールアイコン おはようございます。
相手を「信じる」こと、大事だと思います。
また、相手の「信じる」に「応える」ことも
大事だと思います。

(lan-tan)



メールアイコン >サーカスは「信じる」でできている。

って言葉。

胸に響きました。

私は現在バンドをやっています。
オリジナル曲を書いてトリオで演奏しています。
リーダー的な立場で
いろんなことを決めていく時に、
メンバーを信じ切れていない自分を
最近反省する出来事がありました。

バンドは1人じゃない。
もっと信じて委ねてみてもいいんだって、
あらためて知りました。

仲間っていいですね。

思えば私は私の責任感に
自分で押しつぶされそうになってました。
「もうダメだ」でした。

でもメンバーは
いつも何にも言わなくても支えてくれて、
私のことを考えていてくれました。
なんだか申し訳なくて、
嬉しいのと悲しいのと一緒くたになって
泣けちゃいました。

いい年をして恥ずかしかった(笑)。

そんな自分の最近の出来事ととほぼ日の言葉が、
妙にリンクしていて、
こんな時は、この感じた事を
伝えてみようと思ったので、
そのままメールにしました。

(マリ)



メールアイコン 昨日のほぼ日スペシャルデーさよなら『ZED』を
私も友人と一緒に会場で
観させていただきました。
あんなに晴らしいサーカスを観たのは
初めてでした。
ハラハラドキドキ、笑いと驚き、感動‥‥
いろんな気持ちにさせていただいて、
ほんとうに感謝しております。

そして、ショーの最後に糸井さんが、
「サーカスは自分を信じること、
 相手を信じることでできているとわかった」
というようなことをおっしゃっていたのが、
私の心にググッと入ってきました。

一緒に観に行った横浜の友人とは東京駅で別れ、
一人、新幹線で帰りました。
新幹線乗車中は、
大抵すぐに眠ってしまうのですが、
昨日は、静かな興奮が冷めなかったのと、
糸井さんの最後のことばが気になったのとで、
珍しく目がランランに冴えていました。

「自分の関わりのある人たち‥‥
 家族や友人、仕事の上司・同僚と
 向き合っているとき、最近、自分は
 『信じる』ことができているだろうか‥‥」と
新幹線の中で色んな想いを
巡らせ考えていました。

普段、「あの人はこういう人だから‥‥」とか
「ええ?そうかな〜〜」と、
どこかで関わりを諦めてしまうことがあります。
けれど、先に進まなければいけないから、
気になっても、ぎこちなく事は運ばれていく‥‥
ということがあります。

信じられる何か、確信できるものがあるから
信じるのではなく、まず信じて、
えいっと相手に飛び込んで
関わっていくということが、
相手を大切にすることであり、
同時に自分を大切にすることになるということ。

これは、私の大学時代の恩師から
教わったことでした。
このことは、ずっと自分の心のどこかにあって、
けれど日常の忙しさや自分自身の甘えによって、
ないがしろになっていたなあと、
昨日の糸井さんのことばで思い出しました。

「信じる」って、ときに、
勇気がいることだなと思います。
まだまだダメダメな自分ですが、目の前の相手を
「信じて」やっていきたいと思いました。

(S)



メールアイコン 昨日はありがとうございました。
長岡から日帰りでZEDを観に行きました。

糸井さんが言った「人間を信じる」という言葉、
聴いたとたんにすとんと胸に落ちました。
「自分を信じること」「仲間を信じること」
これ以上にこのパフォーマンスを表現する言葉は
ないと思います。

体操の内村航平さんが
対談番組で言っていたことが
何だか思い出されました。
「失敗するケースも含めて
 十分練習でやっているので、
 (失敗したら‥‥なんてことは
 考える必要がないから)本番は緊張しない。」

プロや一流のアマスポーツ選手は、
全てのケースを想定して
毎日鍛錬を積むのですね。
失敗するケースも含めて。
そしてその毎日を積み重ねてきた
“自分”を信じる。
一緒に練習してきた“仲間”を信じる。
それがあってこそのパフォーマンスなのだと。
そう思いました。

何も道具を使わず、
男性と女性2人が首や肩だけで、
支えて行うパフォーマンス、
3年前に観たときの印象が一番強く残っていた
パフォーマンス。今回も圧巻でした。
人間のなしえることなのかという驚き。
これこそ、自分を信じ、
パートナーを信じるという
究極の姿であったと思います。
Hand to Hand―天と地の出会い―という
アクトです。

いいお客様だったので、
とてもいいパフォーマンスになった、
という出演者の言葉はとても嬉しいものでした。
私たち観客への最大の賛辞です。
生のステージは、本当に一期一会です。
出演者と客席が一つになって、
二度と再現できないパフォーマンスが
生まれるのですから。

(ひるね小僧)



メールアイコン 私は今、
信じる力を身につけたいと
思っていたところだったので驚きました。

信じてもらえなかったのは、
あなたが相手を信じてなかったから‥‥
と昔何かで読んだ気がします。
なんだか涙が溢れて、その後元気が出ました。
ありがとうございました。
信じてみようと思います。
自分と、そして仲間を。

(I)



メールアイコン 「信じる」
‥‥子育てを通して、
ずいぶん学ばせてもらいました。
私には、必要な年月でしたし、
大事な時間だったようです。

そして今 手帳には
『信じることは 私の仕事です』
って書いてあります。

(ありちゃん)



メールアイコン 今日のダーリンのサーカスのお話、
ほんとにその通りだと思います!

私も先日、自分が企画している
音楽のイベントを終えて、
まさにそんな事を考えました。

なかなか自信が持てず、
プレッシャーも大きかったのですが、
仲間を心から信頼できたこと、
来てくれる人に喜んで貰いたい、
と心を込められたことで
当日はあたたかで素晴らしい時間になりました。

そして「自信」っていうのは、
すごいことを成し遂げることよりも、
自分や人を信じて勇気をもって進むことで
生まれるものなんだなぁ、と思いました。

糸井さんの言葉で、その事が確信できました。
素敵なお話、ありがとうございます!
これからもほぼ日、楽しみにしています。

(ハナウタバード)



メールアイコン 昨日、岡山から夫と二人で
ZEDを観に行きました。

夢のような時間でした。
ひとつひとつのパフォーマンスのすごさも
さることながら、最後に舞台を巡っていた
出演者の方たちの汗と笑顔が
いまも鮮明によみがえります。
観ている私たちもきっと
この舞台づくりに参加したのでしょう。
互いの“ありがとう”の心の言葉のやり取りが
聞こえてくるようでした。

この12月で結婚25周年、銀婚式を迎えます。
その記念がこのZEDです。
“ほぼ日”でなければ
思い切っていなかったかもしれません。
それも“信頼”でしょうか。
“必ず楽しませてもらえる、
 心に響くものがある、
 イトイさんに会えるかも”‥‥。

会場全体を包む安心感と一体感。
帰りに夫が言った
“来たときよりも体が軽い”という言葉が
それを物語っていました。

今年はいろいろありました。
個人的にも苦しいことがあり、
今も抱えています。
ZEDを観たからといって、
イトイさんの言葉が心に響いたからといって、
それが解決されるものではありません。
でも、前に向かって進んでいこう、
そう思えたひとときでした。
ほぼ日は、支えるのではなく
寄り添っていてくれているように思います。

(momo)


協力してなにかをするときに、
「勇気」や「自信」よりも必要なのが、
「信じること」。
それがうまく行ったときに、「自信」がうまれる。
だからまた「信じて」やってみる。
「信じる」はまず自分からできる。
そこからはじめる。

みなさんのメールから、
そんな、たくさんのメモができました。

2012年を迎えるにあたって、
多くの方に共有したいメールばかりだったので、
紹介させていただきました。

それでは、よいお年をお迎えください。
(また年内の更新があるかもしれませんが、ひとまず。)

2011-12-21-WED

postman@1101.com宛てのメールは、
乗組員みんなで読んでいます。
これからもご意見、ご感想をお寄せください。
アクセスの数字の後ろに「人」の姿が見えると、
乗組員一同、なによりの励みになるのです。

postman@1101.com 宛に送ってもらったメールは、
このコーナーで紹介させていただくかもしれません。
なのでぜひハンドルネームを記入してくださいね。
また、掲載されては困るメールには、
「載せちゃイヤ!」と書き添えてください。

ほぼ日にいただいた原稿、メール(投稿)等の著作権は
翻案権を含んでほぼ日に譲渡されたものとします。
ほぼ日にいただいた原稿、メール(投稿)等は、
使用する場合に
編集等をすることがあるかもしれません 。

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