「マンガでドミノ!」番外編2

ほぼにちわ。

DVDに続く、「ドミノ!」シリーズ第2弾、
「マンガでドミノ!」は、
読者みなさんの投稿をもとに、
マンガのつながりをみつけて、
次のマンガにつなげていくコンテンツです。
今回は、読むとちょっと元気になったり、
あったかい気持ちになったり、
時には考えさせられたりするような、
そんな作品を紹介してくれた投稿を集めました。
ほんの一部ではありますが、ご紹介させていただきます。
じっくりお楽しみくださいね。

メールアイコン 『ハチミツとクローバー』から
そこでその時期を必死に生きる若者たちの生活、
というつながりで
井上雄彦さんの『リアル』はいかがでしょうか。

『リアル』は車イスのバスケのお話です。
登場人物たちはそれぞれ、
取り巻く環境や背負うものは違いますが、
みんな普通の人です。
だからこそ、
今ある状況を乗り越えていく心の有りさまが
生々しく感じられて、心が苦しくなるんです。
でも、笑いもあります。
たんたんとして、重いテーマなのに笑いがある。
そして、登場人物たちのその先の希望を、
読んでいるひとも一緒に見られます。

「あ〜、あたしまだ頑張れる。
 まだまだこれからだ!」と、
勇気をもらえるマンガです。
つまづいた時や、迷子になってしまった時、
そうでない時も、ぜひ読んでほしいです!

(さっちん)



メールアイコン 『宇宙家族カールビンソン』から
S(すこし)F(不思議)の不思議つながりで、
『ファンタジウム』はいかがでしょうか。
主人公の長見良は
天才的なマジックの才能を持った少年。
しかし、ある障害を抱えた彼は、
その才能を発揮することもできず、
自分の人生を諦観していました。
ところが、良の才能に魅せられた
マジックの師匠の孫、北條に出会い、
彼のマジックと共に歩む人生が
少しずつ回りはじめるのです。

良は、困難な障害を抱えているゆえに、
普通の人生とは違うところから
誰もが向き合わざるを得ない、
生きていくことの色々について
深く深く内省しているんです。
そんな彼の瞳はとても印象的。
妙に大人びていて、シニカルな彼の発言には
笑ってしまうこともしばしばです。

また、良のマジックのシーンは必見です!!
「不思議を作りだす人になりたくて‥‥」という
彼のマジックシーンは
本当に鮮やかな不思議そのもの。
みる人を幸せにする魔法そのものです。

派手な対決があるわけでも、
ドラマチックな悲劇があるわけでもないのですが
良の魔法にかけられて、
毎日をまた頑張ろう、何とかやっていこう、
という気分にしてもらえる、素敵な漫画です。

(じじじじ)



メールアイコン 『クッキングパパ』から
家族で食卓をかこむ繋がりで
『ちびまる子ちゃん』は、いかがでしょうか。

小学校3年生のまるちゃんは、
とってもありのままに毎日を過ごしています。
得意セリフの「う〜ん、いけずぅ〜」時の表情は、
とっても愛くるしく、思わず微笑んでしまいます。
あの表情でお願いされたら、友蔵じいさんも、
「よし!」と、言わないわけにはいきません。
忘れ物も寝坊も多く、
テストの点は口に出せないけれど、
悲しんでいる人がいれば、まるちゃんも涙し、
時にはいじめっこに向かって体当たりして訴える。
そんなまるちゃんの、ありのままが大好きで、
なんだか救われます。
まるちゃんの横にいつもそうっといてくれる
たまちゃんをはじめとするクラスメイト、
家族、近所の人たち。
いま、必要とするぬくもりが詰まった漫画です。

(みね)



メールアイコン 『AKIRA』から壮大な歴史と過ちの繰り返しで
手塚治虫さんの『火の鳥』につなげます。

その鳥の生き血を飲むと永遠の命が得られる、
そんな伝説の火の鳥を巡り、
時空を超えて繰り広げられるドラマです。
舞台は古代から未来まで様々ですが、
一貫して生きるとは?命とは?を
実に様々な角度から考えさせられます。

漫画の神様と称えられる手塚治虫さんが
ライフワークとした作品です。
せっかくの漫画人生、
一度は手に取り、そして語り継ぎたい名作です。

(22代目総裁)



メールアイコン 『風の谷のナウシカ』から、
浦沢直樹さん×手塚治虫さんの
『PLUTOプルートウ』を。

ご存じ、鉄腕アトムと
地上最強のロボットの戦いのお話です。
限りなく強く、限りなく人間に近付いたロボットの
殺戮と愛を同時に描く、
とても優しく慈愛に満ちた
心揺さぶられるお話です。
(KH)



メールアイコン 『きのう、何食べた?』から
弁護士さんは困っている人の味方、
困っている人のヒーローつながりで、
消防士さんの漫画
曽田正人さんの『め組の大吾』をおすすめします。

新米消防士、朝比奈大吾。
人を救いたい、絶対誰も死なせない!
という思いが強くて、
時にはルールや命令を逸脱してしまうことも。
ですがそれは、大吾の現場でのカンが、
マニュアルを越えていただけで、
「無茶苦茶だ」と反発していた周囲も、
だんだんと、そのパワーに巻き込まれて
応援するようになっていきます。
その才能を生かし、ハイパーレスキューにも合格。
どんなに絶望的な現場でも、
決して最後まであきらめない
強い心を持っているんです。

すべての出動現場で、全員生還させる
奇跡の消防士と呼ばれるようになった大吾。
だけど、その才能が求められるのは、
人々の絶望の中でのみ。
そのジレンマを感じる大吾に、
生涯のライバルでありパートナー、
甘粕は言います。
「それでもお前はレスキューをやるべきだ。
その才能が求められる限り。」

今、災害現場で活躍して下さっている皆さんは、
ヒーローになりたいなどという思いを超えて、
ただひたすらに、
自分の持つ力を活かしたい、人を救いたいと
思っていらっしゃると思います。
果たすべき役割があることを自覚し、
為すべきことを為す覚悟が必要で、
それが「持っている人」のやるべきことだと
教えてくれています。
そして誰でも何かを「持っている人」です。
だから、それぞれがやれる事をやればいいんだと、
応援してもらえる作品です。
今こそ、是非!読んでみてほしいです。

(まにちゃん)



メールアイコン 『花のズボラ飯』から、
料理と親父ギャグ満載つながりで
ヒガアロハさんの
『しろくまカフェ』をおすすめします。

主人公はおしゃれなカフェを営むシロクマくんと
動物園でバイトをしているパンダくん。
シロクマくんはマイペース、
パンダくんは天然ボケと
ボケツッコミの関係が入れ替わりながら
随所に勘違いギャグやダジャレが飛び出します。
他の動物も妙に人間くさいけど、
嫌なやつや悪役は出てきません。
疲れた時の気分転換に、何度も読み返しています。

動物も人間もいっしょに仲良く暮らし、
美味しいものをいただいて過ごす。
ゆるいながらも案外、地球の理想郷を
描いた作品なんじゃないかと思います。
(よしは)



いかがでしたか。
いろんなタイプの作品がありますよね。
気になる作品はありましたか?
ちょっとのんびりとマンガを読む時間をとってみる、
そんなときに、お供できる作品を
みつけるきっかけになれば、とってもうれしいです。

「マンガでドミノ!」では、
これからもいろいろな作品を紹介していきますので、
つながりを見つけたら、お気軽に投稿くださいね。
みなさまの投稿を、たのしみにお待ちしています。

マンガって、
ひさしぶりに読んでもおもしろいですよ。


2011-05-07-SAT

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