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【ふだん、あまり紹介しないメールをお届け!】
みなさんこんにちは! 「ほぼ日」の木村です。
今週7月2日(月)のダーリンコラム
<甘い日本で、いいじゃない>
には、たくさんの反応があったのです。
「外国のチームに拍手を送るのも、
他の国の選手のファンになるのも、
『どっちもがんばれ』とマヌケな声援を送るのも、
いいことじゃないか、とぼくは思う。
日本のサポーターや、日本人が
いま現在の「サッカー文化」的には遅れているように
思われるかもしれないけれど、大いにけっこうだ。
他の国のほうが、日本のマネをするようになったらいい。
選手たちが真剣に闘うこと、
向上しようと必死で修練を積むことと、
『どっちもがんばれ〜〜』という声援は、
全然矛盾なんかしやしない」
おもに、この場所に関して、
さまざまな意見がよせられました。
今日は、そこから
4通のメールをご紹介したいと思います。
どれも「長め」のお便りですし、
ほぼ日で頻繁に紹介するメールとはすこし違う
「スポーツ好きの独特さ」が、漂っているのですが、
それもふくめて、味わってお読みくださいませ。
どちらかと言いますと
「こういうのも、届いていますよ」
という回の、postman@1101.com から、になりました。
それでは、みなさんのメールをご紹介します。
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・ほぼ日を読み始めて約1年になりますが、
恥ずかしながら、初めてのメールです。
W杯を楽しんだ後、日本について気づいたこと、
それは、
「日本っていい国だなぁ。
ちょっといい国すぎるくらいだなぁ」
ということでした。
多くの論調がご指摘のように、
サッカーだけの視点、勝負だけの視点から見ると、
「そんなの甘い」「それじゃ世界では勝てない」
となってしまいます。
でも、それらの指摘って、
けっこう視野の狭い視点でしかないと思います。
もっと広い「人としての視点」みたいなものは
抜けちゃっているような気がするんです。
幸い、日本対ロシア戦は横浜で、
韓国対スペイン戦は、光州で見ることができました。
試合の内容から言えば、韓国対スペイン戦の方が
「勝負に対する執着心」
という点で、強烈な印象を持ちました。
どんな試合でも、「絶対に勝つ!」という
強い精神力・集中力を持つチームと、
ミーハーもいなくて、ほとんどの人が無我夢中で
自国の代表のみを熱狂的に応援するサポーター。
今回の韓国は特別だったのかもしれませんが、
日本人とは熱狂の度合いに温度差があるような気がして
一瞬、韓国の人がうらやましく思えました。
しかし、少し時間をおいて冷静になってみると、
「日本がサッカー(だけ)に
熱狂しきらないのには、理由がある」
ような気もしてきました。
「人がサッカーに熱狂するのにも理由がある」ように。
その理由をたどっていくと、きっと
“日本のいいところ”“日本人が世界に誇れるもの”
が見つかるんだと思います。
4年後も、日本代表には頑張ってほしい。
でも、日本人が持っている大切なものは
失いたくないし、失って欲しくない。
世界中が自国の代表の結果に一喜一憂するW杯。
結果だけじゃなくて、もっと大きい目で
自分の国の代表を応援する国があったら、
それって、かなりかっこいいと思いませんか。
(にしやん)

・ダーリンコラムを読みました。
サッカーを応援するときの
「いい加減」な感じ、共感します。
サッカーファンですが、共感します。
3位決定戦でも、
「あの」韓国がトルコに声援を送っていた。
ビックリしたけど、良いことだと思う。
サッカーファンとしては、
もっと「いいプレー」に対して
拍手などが出ると良いなと思う。
ほぼ日の中にもサッカーファンはいると思うので
知ってるかもしれませんが
「あの」フーリガンで有名な、
イングランドのプレミアリーグ
フーリガンの事ばかり気にしてると考えられないが、
相手の良いシュート、紳士的なプレー、には拍手、
相手がつまらないミスをしたら、ブーイング。
(日本ではこっちのボールになるから拍手をしますよね)
そういう応援はとても気持ちいいものです。
そうなるといいな、と思ってます。
選手もやる気が出ると思うし。
(明典)

・サッカー関連のコラムを読ませて頂きました。
私は、糸井さんから観れば、
サッカーを知っている人間に入ると思っています。
そんな私が、今回のコラムを読んで、確かに
糸井さんの言っていることのほうが正しいし、
また「観る側に勝つ気持ちが足りない」と言うのは、
その人はあまりサッカーを知らなかったり、
ある国のサッカー文化に偏っているのだと思いました。
ただ、『野球側』の人間である糸井さんに
きちっとわかっていて欲しいのですが、
『サッカー側』の弁論としては、
国によって様々ではありますが、相手国を非難したり、
殺してやろうなどと考えている国やサポーターは
本当に少ないんですよ。
相手チームの選手の素晴らしいプレイには、
場内からどよめきと賞賛の歓声もあがりますし、
自分の贔屓のチームが負けても、
そのミスを攻めるようなサポーターは、
ある意味サポーターではなくて、
感情的な傍観者でしかないのです。
世界で日本人の応援や、他国も応援する態度が
ニュースになっていました。ニュースの内容は
「こんな馬鹿な文化のある国だ」と言うものではなく、
「日本は素晴らしい文化をもった国だ」
という賞賛のニュースでした。
つまり、ある程度は
日本人的感情を持っている世界の国々が、
日本はそのトップレベルにある国として
ニュースで取り上げていましたし、
心から、そういった感情を持って
日本の文化を賞賛してくれたように思います。
「どっちもがんばれー」は間違ってはいませんし、
世界も日本のそういった文化を
理解できる頭ももっています。
確かにある国では、
「負けたら殺すぞー」的な応援もあります。
それも本当にごく一部で、現に中田選手が
イタリアでヒーローのように扱われているのが
いい例ではないでしょうか。
つまり大半の国は、相手選手を
「いい選手だ」といえる心を持っていたり、
「今回の負けは次へつながるリスクだ」
と言っていたフランス人サポーターもいました。
そう、相手をほめたり、負けをプラス思考で考える
サッカーファンは本当に多いのです。
これを機に、糸井さんも『サッカー側』へ
片足突っ込めとは言いませんが、
湯加減を見る程度に指先を入れてみてはいかがですか?
(豪)

・ダーリンコラムに反応ですが、基本的に賛成です。
やっぱり、その通りだと思うんですよね、
まあ、もうちょっとツメの甘さは
なんとかなんないもんかなあ、ってのは思うんです が、
でも、「相手を讃えるのは甘い」とか、ああいうのは、
少なくとも日本には似合わないですよね。
それで、プチ情報ですが。
メキシコにカンポスというキーパーが居ました。
有名な選手でして、
メキシコの名物的な選手だったんです。
攻撃的なキーパーというと、
パラグアイのチラベルトが有名ですが(好きだぁ〜)
こちらの方が有名。
何せ、ボールを持つと、ゴールを開けて
自分でドリブルして相手陣に攻め上がっちゃ う。
あと、背が小さいので、
高いボールなんかヤバそうに見えるんですけど、
ジャンプ力が凄くて届くんですよね。
そんなこんなで、
印象に残る個性派キーパーだったんですけど。
なんで、
カンポスの解説をしたかっていうと、
この選手が、少年達にサッカーを指導していたときに、
こういう事を言ったんですって。
「勝ったチームは、
負けたチームにも幸あれ、と祈ること。
プロでもアマチュアでも、これは
キミたちがサッカーを続けていく限り、
絶対に忘れちゃいけない約束だよ」
一生懸命生きている人は、
良いコトバを生み出しうるんだなあ、と思います。
普通に生きている市井の人でも、
すてきなコトバをくれる人が周りに居ます。
ほぼ日でも、ありますね。
だから、イトイさんの今回書いていることは、
全然、間違っちゃいないですよ。
元々サッカーはそういうものだし、
あるべき姿を描くのは、大切な事ですから。
ただ、ちょっとサッカーファンを擁護します。
私がネットを始めた頃(95年くらいです)
サッカー掲示板の、喧嘩・トラブルの多さに、
辟易していたのを思い出します。
ただ、その後、ネットで色々な経験をした結果
思うことは、サッカーファンのそういう所は、
まだカワイイなって・・・。
サッカーファンって、
ちょっとアツい人が多いみたいですね。
でも、そのアツさって、
タチ悪くはないなって思うんです。
だから、口は悪いかもしれませんし、
色々とうるさいかもしれませんけど、
でもそれは、純粋さの裏返しって感じでして・・・
やっぱり、どう見ても、
政治がらみの人たちの方が、タチ悪いです。
今のサッカー関係がややこしいのは、
その類の人たちが混じってきている部分も大き いと、
両方知っている私は思っています。
なんっちゅうか、今のサッカー熱を、
政治的に利用しようという人たちが、結構いるみたいで。
イトイさんは、
政治的な騒動のイヤさの方も経験されているから
注意して見てみると、違いに気が付くと思いますよ。
(玉)
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サッカーに関するメールを、
6月中には、ほんとうにさまざまいただきました!
どうもありがとうございます。
ラストに紹介したメールの
ゴールキーパーの言葉、いいなぁと思いました!!!
それでは、次回のこのコーナーで、お会いしましょう。
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書き添えてください。逆に「載せて!」と
書いてくれるのもけっこうです。
◆あと、無理じいするつもりはありませんが、
「ほぼ日」では、顔文字禁止です。
どうしても使いたい人に「やめろ」というつもりは
ありませんが。
(darling) |