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【人種差別と、海馬-調理場。】
みなさん、こんにちは!
今週の「ほぼ日」では、ちょっと抵抗感のある、
しかし見すごせないテーマを扱ったコンテンツが、
ひとつ、あったんですよ。
それは「カナ式ラテン生活」なんです。
いつもとても明るい、このページです。
今回も「明るく」ではあるけれど、
チラリと「人種差別」に関して触れたところ、
海外在住の読者の方々から、敏感な反応がありました。
そこで住んでいる人しか実感できない
貴重な意見でもあるので、いくつかご紹介しますね。
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カナさんにまったく同感です。
まるっきり同じです。わたしは今、チリに居るんです。
チリ人たち(特にチレーノ)は、男性に向かっては
「チノ」「チニート」って言わないんです!
言われたことあるらしいけど、滅多にないらしいです。
「チニータってバカにした風に
言われるのってかなり屈辱、しかもしつこいし、
いったい一日に何回言われるか、わかんないよねえ」
と日本人の男のひとに言ったら、相当びっくりしてました。
首都、有名な観光地、普段住んでる小さな町、
どこででも街中を歩くと、一日一回は
「チナ」「チニータ」ってチリでは言われます。
アタシも、アタシの女友達も。顔もばらばらなのに。
チリ人は、こっちがスペイン語知らないとでも思って
そう言ってるんでしょうか?
おんなコドモだったら、バカにしたことを
口に出してもいいと思ってるのでしょうか?
身近なチリ人女性に、そのことを話したときも
相当びっくりしてました。
「インディオ!って言い返してやりな!」
って、その女性は言ってましたが。
ヨーロッパ圏と南米だから、微妙な差はあるでしょうが。
西アフリカに居る友達も、よく「中国人」て言われて、
ムッとする、って言ってました。
東欧に居る友達もよく「中国人」て言われるらしいです。
その友達曰く、
「ムッとするけど、中国人て言わないでよ!っていう気持ち、
これって、自分が中国人を蔑視してるからムッとする、
ってことみたいで、自分自身が、ヤダ。」
なのだそうです。そうかな?ってちょっと悩んだ。
どっちにしろ、自分は、自分に遭ったような事を
他の国の人には、絶対に言わない。絶対にしない。
自分がされてイヤなことは、他人にはしない。
自分が言われてイヤなことは、他人には言わない。
(ようこ)

いつも楽しく読ませていただいております。
初めてお便りいたします、「さや」と申します。
今回のカナさんの文章を読んで、
私も共感するところがありました。
実は、私はイギリス人の主人と結婚しまして、
去年の春からイギリスで生活をいたしました。
そしてあのアメリカでの同時多発テロが起こったのでした。
私があの飛行機がビルに突っ込んで行くのをみたとき、
とっさに思ったのは、
「やったのが中国人、韓国人、
日本人じゃありませんように」でした。
確かに身勝手な想いでした。
しかし、テロ以前から、アジア人に対する差別などは
イギリスで存在していましたし、
事実、私たちが生活を始めたとき、
近所のティーンエイジャーが夜中に窓に向かって
色々投げつけたり、日本人を見てやろうと、
いわゆるピンポンダッシュをしたりとか、
道をあるいているときに、
「やい、娼婦、自分の国に帰れ」
というようなことを小学生くらいの男の子に
言われたりしており、イギリスで生活することに
疲れきった状態であのテロがおきたのでした。
私の主人は、イギリス人です。と書きましたが、
彼が生まれたのはヴェトナム、ハノイ。
ヴェトナム戦争真っ只中で生まれました。
かといって、じゃあ、ヴェトナム人かというと、
彼の母方、父方の祖父母は中国から渡ってきた華僑で、
血統面でいけば、百パーセント中国人なのです。
しかし、五歳のころイギリスにわたり、国籍は英国です。
彼の友達はほとんどが白人のイギリス人です。
しかし、二十年以上住んだイギリスでも、
「見た目的に」
いつも自分は外国人として扱われることに
疲れてはいました。
私も、カナさんの想いがわかります。
海外で生活することが、
楽しいばかりでないことも十分わかっております。
私も自分の経験を生かして、
「見た目」だけにとらわれないでどんな人も分かろうと
努力をしてみたいと思っています。
日本も、差別だらけです。
ただ、みんな気がついていなかったり無視しているだけで。
そんな日本の負の部分も気がつけて、私はラッキーでした。
(さや)

スペインという欧州で暮らすカナさんと、
ハワイという特殊なアメリカの田舎で暮らす私たちとは
相当違うのですよね。おそらく・・・・。
ここハワイは、何と言っても、
日系人を含むアジア人の多いこと。
ウチの子供は、現在、プレスクールに通っていますが、
学校全体のおそらく3分の1くらいがアジア人。
そのうちの半分くらいが、日系人を含む日本人。
金髪の子供を探すのが難しいような状況です。
が、こんなにアジア系が多いハワイでも、
もちろん人種差別は大有り。
何とかならんのか・・・と思いますが、すごい。
特にあのえひめ丸の時は、何か、恐かったですよ。
ここは、あのパールハーバーがある島なので、
やっぱり、日本人としては、ちょっと複雑。
ワイキキで商売をしているので、結構お客さんの希望で
パールハーバーへ出かける機会が多いのですが、
私も主人も、あまり気持ちよく行ける場所ではないなぁ、
と、いつも感じています。
特に、アリゾナメモリアルには、とても、行けない。
アメリカ人に混じって戦争の映画を見ようなんて気には、
絶対になりません。
これって、いつの世代まで続く感情なのかなと思います。
ウチの息子は、アメリカ国籍ですが、
やはり、大きくなったら、
そういう感情を持つようになるのでしょうかね。
連載を楽しみにしていますね。アロハ〜。
(かおる)

初めてお便り書きます。
今回の「China!」について。
私は2月にアルカラ・デ・エナーレスに
2週間のホームステイに行きました。
やっぱり「China!」と何度も叫ばれたのです。
一度だけ「China guapa!」と言われましたが
あとは全部大きな声で「China!」……。
かなりビックリしました。
でも私だけではなかったのですね。
「No! Japonesa!」と反撃しました。
彼らはそんなに悪気があるようには見えませんでしたが
なぜ叫ばなければならないのでしょうか。
初めてのスペインで、出会った人々は皆良い人達でした。
だから余計、ちょっと悲しくなりました。
今まで人種差別を受けたことのない私にとって
ショッキングな出来事でした。
……でも、スペイン、好きです。
もう少しスペイン語を勉強して、また行きたいです。
(なほ)
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どのかたの意見もリアルで、
「なるほどなぁ」と、手に汗をにぎりながら読みました。
今は、自分(わたくしほぼ日スタッフ木村)でさえも
近い将来、いつ海外で生活するかわからない、と、
実感するほどにグローバルになってきている社会です。
『ネクスト・ソサエティ』
(ピーター・ドラッカー著/ダイヤモンド社)
を最近読むにつけても、知識業(サービス業)が
どんどんグローバルになりつつある姿が描かれており、
今回ご紹介したようなメールには、
やはり世界では少数派の自分としては、
思わず息をのむように反応してしまいます。
みなさん、貴重なご意見をありがとうございました。
では、次は、13日にネット書店発売のはじまった
『海馬』『調理場』に寄せられたメールを紹介です。
予約注文にも関わらず、『海馬』は
アマゾンさんで総合10位に入る健闘ぶりなんですよ。
みなさんも、よろしかったら、ぜひお買い求めください。
先日、見本が届いたのですが、ほんとうに
「損はさせない!」豪華な作りの本になっております。
(どちらもカラーの写真が入っておりますし……)
『海馬』『調理場』それぞれ3通ずつ、ご紹介しますね。
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『海馬』と『調理場という戦場』単行本、
すごーく楽しみにしています!!
実は我慢に、我慢を重ねて、
両方のページを途中から見るのをやめました。
postmanページの感想は我慢できず読んでいるのですが。
もー、楽しみで楽しみで仕方ありません。
ここまで、我慢したから
どうにか本が届くまでがんばろうと思ってます!!
表紙や本全体を含めて楽しみにしています!!
これからもほぼ日をチェケラッ!!
させていただきますね。
(U.K)

今週、我が家ではちょっとした事件が持ち上がりました。
幼稚園年長の息子が、弱視だという事が見つかったのです。
あわててネットで調べたら、これって海馬の話みたい。
と思ったので、メールを送りたくなりました。
小さい頃に片方の目が悪くて、そっちの目が、
見るのがたいへんだから、やーめた。
と、放棄してしまったのです。
その代わりに、いい方の目がずっとカバーをしてきてた。
矯正しても視力が出ないものを弱視と言うそうです。
いい方の目を隠して、
悪い方の目で見る訓練をしたりします。
テレビをどんどん見せてくださいと言われたので、
あれ?反対じゃないのですか?と聞くと、
「好きなものをどんどん見せて下さい。
見たいと思わないとダメなんです。
目を隠しても、ぼーっとしているのでは、
意味がありません」
と言われました。
これって、目の訓練と言うよりも、
実は脳の訓練なんじゃないでしょうか。
見る事をやめてしまった目には、
脳に見るという回路が出来てないのです。
訓練は早く始めるほど良く、
息子の6歳というのは、少し遅いようです。
でも、「海馬」を読ませていただくと、
脳には、まだまだ秘めたパワーがあるようで、
たいへん、勇気づけられます。
医学的に説明が合ってるのか自信がありませんので、
間違っていたらすみません。
4周年、おめでとうございます。
毎日、日課のように見ています。
私のモットーは、間口は広く、アンテナは高く。
ちょっと、ほぼ日風でしょ。
ではっ、皆様もお元気でお過ごしください。
(のこ)

イトイさん池谷さん、はじめまして。
「海馬」、いつもワクワクしながら見ています。
と同時に、やっぱりそうか、なんて
自分の中の確信をより強固にしています。
スピードスケートの清水宏保さんが言っていました。
この社会の中の文化、そして価値観などというのは
人間にとって必要なモノなのか、その後天的なモノが
人間を本来の動物としての人間から
離しているのではないか、と。
それを彼は厳しいトレーニングでそぎ落とすことで
自分の中のストッパーを外し、火事場の馬鹿力を
いつでも発揮できるように
コントロールしているしている様。
これは思考にとっても同じだとボクは感じました。
思考にとっての火事場の馬鹿力という状態が
カラダが起きているときにでも出せるように
コントロールする方法が知りたいんですよね。
また、必ずその方法はあると思います。
その日を、楽しみにしています。
(よ)

「調理場という戦場」を、いつも必ず拝見しております。
一回目の「わざと手を貸さない人許しません」で、
思わず膝を打って以来”はまっている”という状態です。
私は、長くサービス業に従事してきましたが
(今は事務をしています)、いつも思う事は
「親切であるか親切でないか」だと感じております。
これは、仕事の種類にかかわらず、
サービスを受ける立場からも、人としても
同じ事が言えると思っております。
そして、斉須さんの言われるように
「ひとつひとつの事をきちんと処理する」だと思います。
誠実が信頼を生み、その信頼が利益を生み、
自身の満足をも生むのではないかと思う今日この頃です。
「調理場という戦場」は、社長一名、事務員一名の
弱小企業(笑)もできる可能性と勇気を与えてくれます。
まだまだと、これからと、もっと、なんですが。
なんだか長くなってしまいました申し訳ありません。
季節の変わり目、お身体ご自愛下さいませ。
(TAMUKUN)

「調理場という戦場」が本になるのを待ちに待ってました。
初めてほぼ日に登場した時から、
コンテンツが更新されると真っ先に読みました。
そのたびに胸がカーッと熱くなるのが分かりました。
もっと早くこの本に出会っていればと
読むたびに悔しくもなりました。
この本は自分のために購入するのですが
いつか、今はまだ小さい娘が
読んでくれたらいいなと思っています。
「調理場という戦場」は私にとって
最高の言葉の栄養になりそうです。
本当にありがとうございました。
(知子)

ほぼ日の「調理場という戦場」の連載を読んで
たくさんの事が、胸に響いてきました。
斉須さんの文章に勇気づけられたり、
反対に自分の甘さにがっかりしたり。
「見習いでいる期間」と、
「時間と生き方が才能のサポーター」の回で、斉須さんが
「ある程度の実力が付くまで無傷でいないと
思い切り才能を開かせる事が出来ない、
35歳までは天真爛漫なまま人格を育てた方がいい」
と書かれてます。
なんとなく、斉須さんが言わんとしている事が
分かるような気もするのですが、
実力を付けるために、
修行と呼ばれるような期間を過ごすうちに、
無傷でいる事ができるのでしょうか?
たくさん傷ついて、そこから這い上がっていく事で
実力が身に付いたり、能力が開花してくるのではないかな、
と疑問に思いました。
もしかしたら、
斉須さんの言う傷という意味と、
私が思う傷という意味とが、違うのかもしれませんが。
単行本を予約しました。送られてくるのが楽しみです。
じっくり読んで、また何かを掴みたいと思います。
ここまで読んでくれたのでしたら、
ありがとうございました。
(利恵)
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みなさん、たくさんの応援メールを、
どうもありがとうございます!
最後の「利恵さん」の疑問については、
斉須さんに実際にお届けしたところ、
「確かに、誤解されるようなところが、
あったかもしれません。
ぜひお伝えしたいことがあります」
と、お話をしていただいたんですよ。
以下に、抜粋してお届けいたします。
「タンコブをつくらないで何かを得ることがない、
と言った時のタンコブとは、それこそ
日常のさまざまな失敗や思い違いなど、
仕事中の試行錯誤についてのことなんです。
その反面、途中で独立するかどうか、
という岐路のお話をした時に、
35歳ぐらいまでは無傷で行ってほしい、
と申したのは、
最高責任者になる年齢について、なんですね。
言い換えると、加害者としての傷を
受けるのは、かなりあとのほうがいい、
ということなのです。
そこで失敗したら、すべてが終わりという
事業やお店全体の責任を、
社長やオーナーとしてとるには、
やはり、35歳ぐらいでも若いのではないか、
と、ぼくは考えているのです。
若いころに加害者としての傷を受けると、
動きが、ちぢこまってしまったり、
もしくは動くことができなくなってしまう……。
これは、ぼくの個人的な感想ですけれど。
ご指摘くださって、ほんとうにありがたいです。
一生懸命に読んでくださることが伝わって、
どちらが元気をいただいているか、わかりません。
サービスとサービスの間の時間に、
みなさんのメッセージを、
ふと思い出したりしております」
いつも、一生懸命に
メールを読んでいる斉須さんからのメッセージでした。
もしよろしかったら、ほぼ日から
『海馬』『調理場』のネット書店発売へのリンクが
貼ってある、ほぼ日内のこちらのページまで、ぜひどうぞ!
では、きょうの「postman@1101.com から」は、
このあたりで、うちどめにいたします。
ちょっと長くなりましたが、読んでいただき感謝です。
また、次回のこのコーナーで、お会いしましょう!!
お相手は、メリー木村でした。
postman@1101.com宛てのメールは、
スタッフ全員が必ず読んでいます。
これからもご意見、ご感想をお寄せください。
アクセスの数字の後ろに「人」の姿が見えると、
スタッフ一同、なによりの励みになるのです。
postman@1101.com 宛に送ってもらったメールは、
このコーナーで紹介させていただくかもしれません。
掲載されちゃ困るメールには、「載せちゃイヤ!」と
書き添えてください。逆に「載せて!」と
書いてくれるのもけっこうです。
◆あと、無理じいするつもりはありませんが、
「ほぼ日」では、顔文字禁止です。
どうしても使いたい人に「やめろ」というつもりは
ありませんが。
(darling) |