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| postman@1101.comから。 |
| 第111回 どうなってるんでしょう? ほぼにちわ。 ここ最近『ほぼ日ストア』特集つづきだった 『postman@1101.comから』ですが、 きょうはその間紹介できなかった ちょっと前のメールも含めて ひさしぶりにレギュラーな感じで みなさんからのメールをご紹介しまーす。 まずは、4/7の『今日のダーリン』から。 -------------------------------------- 4/7の『今日のダーリン』 今日は花見です。もう、相当に散っているけれど、 まぁ、しょうがないでしょう。 日程を先に決めていたので、 枯れ木になってもやるんです。 吉本隆明さん一家のお花見です。 いまは、吉本さん、からだの具合がよくないから、 そういうことはしていないけれど、 花見の場所取りは、いつも吉本さんの役目でした。 毎年同じいい場所を確保するために、 午前中からいろんな敷物をかついで、でかける。 で、みんなが集まる夕方まで、静かに本など読みながら、 ひとりでじっと時間をつぶしている。 その役を、その場の主人役である吉本さん自身がやる。 このへんが、かっこいいところなんだなぁ。 たしか、吉本ばななさんが書いていたけれど、 父から教わったことはひとつだけで、 「おおぜいでいるときに、いちばん低い者でいなさい」 ということだった、というんだ。 毎年、花見の日にはこのことを思い出します。 -------------------------------------- いつも楽しく拝読しています、しずくと申します。 「今日のダーリン」とてもしみじみ心に響きました。 実は最近某新聞社に派遣で働きはじめました。 家庭の事情(両親の病気)と自分の夢 (イラストをがんばりたいのです)を両立すべく 自分なりに考えた末の派遣の仕事でした 週三日で内容は雑務まあ小間使いさんですね。 でもやるからには中途半端ではなく しっかり働こうと思ったのですが・・。 記者の人全てとはもちろん言いませんが あからさまな差別意識に悲しくなってしまいました。 余裕がなくなってくると周りにあたる、 それも一番弱い立場に。 一番リベラルな気持ちを 保たなくてはいけない職業じゃないのかなあと なんだか失望してしまいました。 「反面教師にすれば良いんだ!」 と心慰めてはみたものの、 やはり心鬱ぐのは止めようもありません。 でも『今日のダーリン』の中で紹介されていた 吉本隆明さんの、 「おおぜいでいるときにいちばん低いものでいなさい」 という言葉を読んだ時、 「ああそうだなあ。 低い目線だと色々なことが見えてくるよね。 そういう事を身を持って知るのは 決して無駄じゃないなあ」 と後ろから暖かい手で ポンと励まされたような気持ちになりました。 私にとってすごくタイムリーで 心にすとんと届く『今日のダーリン』でした。 しずく -------------------------------------- このメール、いまデリバリー版で特集中の 「新人さん」に通じますね。 そうそう、一番下にいるからこそ 感じることとか学べることって たくさんあるんですよね。 新しいことをはじめるのって、 エネルギーもいるし、 ストレスを感じることもあるかもしれませんが でも日々何かを経験しながら学んでいるんだ、 って実感できるのって すごく貴重な経験だと思うし、 何よりもうれしいんですよねー。 お次は、松原耕二さんの 「ぼくは見ておこう」へのメールです。 -------------------------------------- こんにちは。はじめまして。 「ぼくは見ておこう」 毎回、読ませていただいています。 「見ておこう」というタイトルに 松原さんの意思や思いの寄せ方を感じます。 相手の話を丁寧に聞きながら 「聞く」ご自分が流されてなくて 松原さんの姿が見えるような印象があります。 松原さんがテレビに出ているから、という そういう理由ではなくて 話を聞く、松原さん自身の姿や意思や見解が 伝わってくるところが読んでいて安心します。 相手の話をきちんと聞くためには 自分が相手のことを先入観とか他人からの評価を排して 自分の動機というか、相手の話を どうして「私が」聞きたいのか、を きちんと保つことが必要なのでは、 と松原さんの話を読みながら思っています。 4月10日の「エリートの卵たち」には 急に何十年も昔へ引きもどされた気がしました。 私ごとですが、23年前に、 お話に出ていた桜蔭中学校に入学しました。 今の私は「エリート」ではなく、 その意識だけが残る35歳です。 学校より塾が面白かったこと、 塾に通っていたから 学校の先生にあまりよく思われなかったこと 将来は人の役に立つ仕事をしたいと思っていたこと。 そういう時代が確かにあったなぁ、と思い出しました。 塾の勉強のほうが手ごたえがあって 勉強「させられてる」感もなく、 毎週テストで結果も出るスリルややりがいもあったし 当時「小学生が勉強ばかりでかわいそう」とか 学校の先生や、マスコミにも そういう論調がありましたが 本人は面白かったのです。 もしかしたらそれは、 「受かった」から言えることかもしれませんが。 中学受験者というマイナーな存在、 それと「女の子らしからぬ」というコンプレックスと でも勉強はできるんだ、というプライドのようなものが いろいろないまぜになったまま大きくなり、 それこそ中学校や高校での勉強が 「思い出」でしかない年齢になっても 進学校出身だったことが、 プライドでもコンプレックスでもあります。 「正解」がある問いに答えを出すことは得意でも 「正解」がない、または自分で考えて進むことで 打開するというやり方は今もとても苦手です。 それは卒業した中学高校のせいではなく もちろん、もういいかげん、自分の個性の問題です。 ただプライドやコンプレックスと同じように 人のためになる仕事をしよう、という思いも まだひきずっています。 正義感みたいなものが強いです。 裏返し、それがけっこうそれが鼻につくな、と 自分自身でも思うのですが。 人のためになる仕事。 就職活動で惨敗して 「そこしか入れなかった」生協に勤め でも生協で「消費者のためになる」仕事がしたいのだ と職業生活のどこかですりかえて あまり「生協」らしからぬ システム部門でインストラクターをやって 10年あまり経ちます。 はじめはインストラクターは 「受講者」のための仕事であり 教える仕事に誇りと喜びを持っていたはずでした。 でも、今は慣例の押しつけ、惰性、 旧態依然な講義内容など、 なにより「人の役には立っていない」のです。 人の役に立つ仕事をして、それをつづけたい。 でもそれは、ほんとは 「人より秀でているところを見せたい」とか 「人に感謝されたい」だけではないか。 人のため、って、ほんとはどういうことで これから先、自分が、何のために、 本心から何をしたいのか と、おそまきながら考えています。 考え始めると これは、自分がほんとうにやりたい、というより 上司の意見、評論家の受け売りを 内面化しているだけでは、とかいろいろ疑われてきて、 苦痛でもあります。 自分のことばを探して話せる12歳は しっかりしているなあ、と思うし、 これからも探しつづけられるような環境と その人自身の意思が保てることを祈りたいです。 それと私自身も、 今から考えるなんて何やってるんだろう、と思いつつ たとえば自分の子供に 「ママはなんで家で私の帰りを待っていないで 外で仕事をしているのか」 と近い将来聞かれたときに 自分の思いがきちんと伝えられるように 考えをまとめて、 それを仕事で実現していきたいと思います。 これからもたくさんの「見ておこう」を 伝えていただけたらうれしいです。 あさの -------------------------------------- 私は学校出たばかりなんですけど、 ここから先どうやって生きていくのか いよいよ自分次第なんですよね。 お次は、『アーカイブ一気読み』で 「いっそあのホストに訊こう!」を読んだ という方からのメールです。 -------------------------------------- 今、初めて読んだんですけど、 やっぱりホストも同じなんだなぁって思いました。 ホステスや風俗嬢と。 私は20歳でホステスを1年(店が閉店しちゃって廃業) 21歳で約三ヶ月ヘルス嬢をやっていた、 現在32歳の女です。 零士さんに比べれば全然しょぼい経験期間ですけど、 そこで私が学んだことや感じたこと、 実践してみたことなど、やはり当てはまるんですよね。 ルックスでもトークでも惹きが無かった私は、 徹底的にチーママのスーパーサブになることで、 ホステスとしてやっていました。 彼女の読んでる本や週刊誌は全部読み、 大丈夫ですよ、私はどの話にもついていけますって(笑)。 アフターも誘われたら絶対断らない。 風俗だってそうです。 これは横の連携プレーは無いですから、 マジックミラーのこちらの部屋で待機してる 15人くらいのいろんな女の子の中で、 どうすれば目立つか。 キャラクターを生かせるか、ニーズは? と、考えてみると、答えは簡単でした。 外国人女性は、マドンナの昔の衣装みたいな下着姿で。 本当に美しい子は、予約殺到で ほとんどこの部屋には来ない。 あとははすっぱな茶髪がだらしなく雑誌読んだり、 化粧直したりしてる。 時間帯は朝10時から夕方5時のシフト。 つまり客層は外回りのサラリーマンや大学生やお年寄り。 私は当時、色白のやせっぽちでしたから、 真っ黒な髪をボブにして、化粧は赤い口紅だけ。 少年のような半袖に短パン(デニムのカーキ色)で 細い真っ白な足を見せて体育座り。 文庫本をずっと読んでる。 これだけで、客はガンガンつきました(笑)。 自分を知る、環境を俯瞰で見る。 ほんと、そうなんですよね。 でも私はホステスより、風俗の方が好きだったな。 雪でした -------------------------------------- 零ニさんもそうですし、 美容師の宮村浩気さんのお話を聞いてたりすると、 とにかくものすごく研究熱心ですよね。 自分の状況をよく分析してそれを実行できる力って どの世界の人にも共通する強みなんでしょうね。 お次は、ひさしぶりに電車に乗って・・・ という方から。 -------------------------------------- 〜ひさしぶりに〜 今日、久しぶりに電車に乗りました。 田舎に引っ込んでから自動車暮らしで ここ数年滅多に電車に乗ることもなく ほんとに久しぶりの、夜の電車でした。 静かに話す人、つかれた人、 楽しげな会社の同僚どうし、 小さな子供連れのお母さん。 いろんな人が一つの箱の中にいて 学生で東京に住んでいた頃を思い出して なんだかとても懐かしい気持ちになりました。 田舎より、都会の方が、人は身近に感じられるのかも。 人でいっぱいの電車、人混みの道。 すねたような高校生の顔、とがった傘、 持っている文庫本、おじさんの整髪料の匂い、 おもしろい模様のストッキング、 そんなことに目がいくのも 肩が触れ合う至近距離だから。 一言も話すことのない人々の生活とか、 つい考えてしまうのも、こんなに近くにいるから。 自動車と山道の散歩に慣れた生活にいて、 実は、人についてあまり感じなくなっている自分に 気がついた今日でした。 くぼ -------------------------------------- 都会には、人はたくさんいるんだけど、 多すぎて逆に存在を感じなくなってることも あるんですよね。 でも、たまに電車の中で 前に座っている人のストーリーを 勝手に想像してみたりするのは すごく面白そうだなあ。 お次は、以前に 『清水ミチコの試供品無料進呈』で話題になった ハムスターについて。 -------------------------------------- 以前、清水さんが ハムスターをトイレットペーパーの芯の中にいれて、 公園まで埋めに行った話はせつなかったです。 我が家でもハムスターを二匹飼っていました。 我が家は三人兄弟で、私・妹・弟です。 当然弟にだけ年下の子供がいないので、 「ボクも弟がほしい」 と言いだしました。 そこで、ハムスターを買うことに決めました。 「ボクの弟!」 と、喜び。 ひまわりの種が餌箱になくなると、 「ちゃんと弟の面倒をみなさい!」 とまで怒られていた我が家の弟・・・。 ある日学校から家に帰ってみたら 弟が泣いていて、何かと思うと ハムスターが冷たくなっていました。 弟は、 「寒い冬なのに、籠を窓際においておいたからカナ?」 っと反省しているようでした。 私は 「寒かったのかなあ。あっためてあげよう!」 といってホッカイロをタオルに包んで、 その上にハムスターを乗せました (我ながら今思うとアホくさい案・・・) しばらくあたためてみました。 するとピクっとちょっと動いたので、 二人で目が点! しばらくすると元気に動き始めました。 ほっとしたのもつかの間、翌週には ハムスターはふたたび冷たい体となり、 土の中に埋めました。 母が仕事仲間に 「ハムスターが死んじゃったの。 それで土の中に埋めたの」 と話したところ 「知らないの?ハムスターって冬眠するのよ!」 と言われたそうです!! 「ええ!!!!!????」 と驚いた母に 「だからあまり寒くなるところにおいたら ダメなのよー!」 っとのこと。。。。 その夜、帰ってきた母に 私は衝撃の事実を知らされました! 「がーーーーーーん・・・」 そういや、カイロで暖めたらうごいたや・・・・・・。 !!!! まさか、まさか・・・生き埋め?? そんなまさか・・・そんな。 そんな不安をそれから8年たった今でも抱いています。 あやか -------------------------------------- え・・・。 私も友達んちで飼っていたハムスターを その友達と一緒に埋めたことがあるんですけど、 まさか、あれは冬眠だったのだろうか?? いや、たしかに死んでいた・・・・はず。 うーん。 いまとなっては真相は闇の中ですが、 とりあえず私も知りたい、 “ハムスターの冬眠”について。 最後は、ちょっと訴えたい!という方から。 2部構成になっておりますので、 ぜひ最後までお読みください。 -------------------------------------- 〜どう思われます?〜 こんにちは。 いつもいろんなコラムを楽しみにしています。 特に清水ミチコさんの日記は大好きで、 初回から全部読み返しています。 それからニュースの森の松原耕二さんのコラムも 毎回泣きながら読んでいます。 ところで、3月の頭にコンビニで 「ええ〜?」と思ったことがあって、 ほぼ日の皆さまには全然、関係ないことなのですが、 どこかに訴えたい!と思ってメールを書いています。 もう4月に入って、だいぶ暖かい日も続いているので、 最近はさらに多くなっているのですが、 3月の頭頃にお昼にコンビニに入って ウロウロしていたら、 麺関係のところに、「冷やし中華」があったのです。 まだ、3月の頭は寒くて、 そんなものを食べたいと思う人がいるんだろうか? と思ったのですが、 まぁ、それは個人差なのかもしれないと思いつつ、 でも「ええ〜?」っと思ってレジへ行くと、 そこにはグツグツと湯気をたてる 「おでん」が売られているではないですか。 なんだか、私にはとてもショックというか、 悲しいというか。。。 せっかく四季という素晴らしいものがある日本で、 どうしてこう季節感のないことが おこっているのだろうと、悲しくなってしまいました。 大げさかもしれませんが、四季を感じられるのって 本当に素晴らしいと思うのです。 それに合わせて、旬のおいしい食べ物が食べられて、 その、旬の食べ物にもそれぞれ、 その季節に食べられるそれなりの理由なんかもあって。 なのに、3月の頭のまだうすら寒い時期に、 「冷やし中華」と「おでん」が同時に売られているって これどう思われます? こんなに反応している私が大げさなのでしょうか? もちろん、私も寒い真冬に コタツで食べるアイスクリームがおいしいっ なんて思うこともありますし、 1年中スーパーに行けば いろんなものが売られているので、 季節ごとの全ての食べ物を 把握しているわけではありませんが。 もう少し、季節感を日本人は大切にしなくては、 いけないのではないでしょうかねぇ。。。 -------------------------------------- 〜どう思われます?パート2〜 先ほど、コンビニの季節感の無さを メールで送った直後、同僚とお昼を買いに外へ。 そこで、またショック。 今日はわりと暖かい(19℃くらい)のに、 同僚は、ニットのジャンバーに幅広のマフラーをして、 足は裸足にサンダル。 一体どうなっちゃってるんでしょうね。 もんち -------------------------------------- お気持ちお察します。 そんなところひじょーに申し上げにくいのですが、 実は、私のきのうのお昼は、 まさに「どうなってるんでしょう?」状態でした! コンビニの“冷やしうどんとおでん”。 すみません・・・・。 なんか、無いものねだりしちゃうんですよね〜。 冷たいもの食べてると 急にあったかいものも欲しくなっちゃう。 ぜいたくなのかなあ。 ちなみにほぼ日ストアの西田店長は、 真冬も裸足です。 それでは、きょうはこのへんで。 あややでしたっ postman@1101.com宛てのメールは、 編集スタッフ全員が必ず読んでいます。 これからもご意見、ご感想をお寄せください。 アクセスの数字の後ろに「人」の姿が見えると、 スタッフ一同、なによりの励みになるのです。 postman@1101.com 宛に送ってもらったメールは、 このコーナーで紹介させていただくかもしれません。 掲載されちゃ困るメールには、「載せちゃイヤ!」と 書き添えてください。逆に「載せて!」と 書いてくれるのもけっこうです。 ◆あと、無理じいするつもりはありませんが、 「ほぼ日」編集部内では、顔文字禁止です。 どうしても使いたい人に「やめろ」というつもりは ありませんが。 (darling) |
2001-04-16-MON
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