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postman@1101.comから。

第96回 夢は食えない!?
 
こんにちは。

卒論に追われているわたくしあややに代わって
ここしばらくdarlingに登場してもらっていましたが、
きょうはひさしぶりにわたくしが
みなさんからのメールをご紹介しまーす!!

まずは、ダーリンコラム
<焼き豚を語るコトバ>
へのメールからどうぞ。

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〜<焼き豚を語るコトバ>について〜

<焼き豚を語るコトバ>を読んで
私はずーっとひっかかっていた
比較級の幸せというのを思い出しました。

「あの人のことを思えば、私はまだ幸せなほうだ。」
という言葉を聞く度に「オイオイちょっとまて」
他と比較せずに「あ〜幸せ」とだけ言うことは
出来ないのだろうか?と思っていたのです。

他と比較したり、否定したりしなければ成立しない
「幸せ」はやっぱりアヤシイ。
自分より不幸そうな人を見て安心しようとするのは
自分が本当に幸せかどうか自信がないからで
もしかすると「自分の幸せ」が何なのかも
分からない事への不安があるからじゃないのか。

確かに、何か基準がないと決められないということは
あるのかもしれないけれど
「おいしい」「たのしい」「しあわせ」は
できれば言い訳なしで満喫したいものだし
「哀しい」「寂しい」「ツライ」も
ごまかさずに受け止めたい。

>いいと思ったものを、
>他と比べないで誉める練習ってのを
>やってみる遊びをやってみる

というのに賛成です。
きっとほんとうのところが見えてくる気がします。
ちゃんと見なきゃいけない気がします。

あれ、こんなマジな話じゃなかったのかな?

yumi


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〜ダーリンコラム拝見しました。〜

やっぱり、まず素直にその物の凄さとか、
良さを受け止めるっていうのは、難しい事ですね。

ちょっと違うかもしれないけど、
サクランボに対してミカンは「大きい」と言えるけど、
ミカンだけだったら「大きい」って言えるのか?
そもそも、ミカンを「大きい」っていう評価って、
どうなんだ?っていう事ですかね。
比べる対象があることで、単位軸というか、
そういうのがずれてしまったり。

自分自身でも、ここ最近、
エセ評論家風の物言いが目について、
気にはなってたんですが、
その辺になんかあるのかも解らないですね。

ひょっとして、音楽のジャンル分けにも
同じ様な風潮があるのかも。
「ロックは聴くけどジャズはダメ」っていうのも、
なんか焼豚煮豚論的ですよね。

maeda


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〜コラムへ〜

消費のクリエイティヴは、
「うまいですねぇ、これ」と感じる心を持つことが
一番大切なように思います。
知識、雑学を持つことで確かに視野は広がりますが、
対象ときちんと向かい合うことなく
通り過ぎてしまうこともあるのでは、と思うのです。

この前の日曜日、こんな経験をしました。
とある場所で音楽を聴きました。
それは私の大好きな曲でありました。
その曲は4分の4拍子の8分音符をベースに
作られています。
ところが、今までの演奏は
どれも4分音符のように聴こえてしまうのです。
簡単に言えば「遅い」のです。
それが、その日のものは、早かった。
「ああ、これこれ、探していたのは、これ」
この気持ちでした。
うまいですねえ、と同じ。
ホームランを見る快感に等しい。
そんな気持ちがありました。
もう、聴いていて涙が出そうなくらい嬉しかった。

決して他者を否定するのではなく、
「これに出会えただけでも、
 いままで頑張ってきてよかった」
という気持ちになれるということ。
この気持ちを大切にすれば、
クリエィティヴであり続けられるのでは、と思うのです。
違うかもしれませんが。

この日の音楽が、なぜ4分音符でなく、
8分音符をベースにすべきかというのは、
あとで調べたら、理論的にも根拠があったのですが、
それは、それ。
それよりも、「これこれ、これでんがな」
という自分の実感がなければ、何にもなりません。

今日のコラムの「焼豚」にしても、
どんな手の込んだ作り方をしていても、
自分で食べてみて美味しく感じなければ、
それまでという気がします。

それは果たして、もう一度食べてみたいと思わせる
「ごちそう」であったのでしょうか。
たぶん「煮豚」しか知らないであろう私には、
どんなに美味しいものなのか想像がつきませんが・・・。
寒くなりました。
窓を開けていたら、くしゃみをしてしまいました。
風邪引かないようにしてくださいね。
では。

働くおじさん

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みなさんからいただくメールは
自分の意見を自分の言葉で語っていて、
そういうところで
クリエイティブだなあと思うことが多いんです。

お次は「自分のやりたいことを」を
追求している方たちからのメールです。

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〜夢は食えない!?〜

こんばんわ。
ダーリン、ほぼ日スタッフの皆様。

私は今、新しい仕事をしています。(私にとって)
私は今、自分を生かせる仕事を探しています。
でも、それは最近わかったことですが、
仕事を探しているのではなく、
生き方を探しているんだと気付きました。

11/1から、映画の美術さんの
仕事に就くことになりました。
うまれて初めてドラムセットをくんで、2回めで収録。
しかもそれをたたくんではなく、クレーンで吊るすとか
ものを集めたり探したり、ないものを作ったり、
うまれて初めてがいっぱいです。
楽しいです。うん。刺激的。

今月いっぱいは休みがありません。
でも、昨日1日だけ、
お休みをもらい、前々から予定していた
アートフリーマーケットに参加しました。
ここは自分の作ったものを
一般のいろんな人に見てもらうかっこうの場所です。
わたしは、イラストをハガキにして売りました。
儲けはほとんどありませんが、
誰かに見てもらって、気に入ってもらえると
嬉しくてしょうがありません。
お客さんとコミュニケ−ションを取るのは楽しい。
絵は、万人受けするものではないかもしれませんが、
少なくともお金払ってくれる人がいるということで、
ひとりよがりでないことを確認しています。

生き方探しをしているというのは、
バランスを探しているということも言えます。
今年はいろんなバランスが崩れていることを発見し、
バランスをとることが私の課題です。
すきなことやっても食っていけなきゃひもじい。
だから、仕事は仕事。
趣味は趣味ってするのもひとつの手だなと。
いままでは、仕事と趣味をできるだけ近付けよう、
いや、一緒のものを探していましたが、
どうやら、もっと気楽にでも
本気でやる方があっているのかも、
ずるくないのかも、と思いました。
最近の若者は物事を浅く考えてると思います。
いや、私のことなんですけどね。

学生のころは真面目すぎたから、もっと自分らしく!
と思って社会人になったら、
私の人生においてもっとも自由で、
でも厳しい社会生活を営むはめになりました。

昨日、大学の頃の友人女7人とひさしぶりに呑みました。
一人は最近人材派遣のP社を退職して
バリで年越しをするもの、
一人は今月仕事を辞めて、
念願のサッカー○ガジンの会社で
働くことになっているもの、
一人は某TKのア−ティストの
マネジャーみたいなことをやっているもの。
一人は堅実に製薬会社でOLしているもの、
一人は大学に残って司法試験の勉強をしているもの、
一人はDM発送代行業者で
軽く私の倍のお給料をもらっている
エリート営業ウーマン。
そして私。

好きなことは、夢。
夢はスタート地点にたった時点で金銭的に非常に苦しい。
これはどうやらそうらしい。
私が求めていることは、とても単純。
だけど、そういうことはとても難しい。
不思議な世の中です。

miwa

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〜やります!私は・・・〜

糸井darling重里様

こんばんは。
いつも楽しみにしております。
今日は久々の贅沢(夜更かし)を楽しんでおります。
こんなにゆっくり!?
“ほぼ日”を眺め、メール出来るのは久々なのです。

(中略)

最近、私はとてもウキウキしております。
糸井さんの“やるじゃん大作戦”にものるつもりで
私もあることを始めようと思っています!
でも有言実行が苦手な私なので 
こっそり、糸井さんだけに宣言して
実行しようと思っています。

前置きが長いのですが、
実は、私再び就職しようと思い、
そのために受験勉強を始めるつもりなのです。
(現在の身分:一児の母、専業主婦)
それも3年というタイムリミットつきで・・・
(年齢制限が35歳までなのです。)
でも時間のやりくりが下手くそな私は
決心してからも毎日“勉強時間”を犠牲にして
なにかしら別のことばかりであくせくしています。
それでもなんだか嬉しい毎日なのです。

もし仮にその採用試験に受かってしまったら
恐らく大変な毎日が始まってしまいます。
それこそ後悔するかも知れません。
だって専業主婦でも有意義に過ごせますからね。
(最近、実感出来るようになりました。)
でも、10年後・・・
今の私が何もしなかったらもっと後悔しそうなので
やっぱり挑戦しようかと!
可能性は0ではなくなるわけですから夢が抱けます。
一度、仕事の中で悔しさ、苦しさ、恐さ、
そして少しの喜びを知ってしまうと、
その喜びを求めて怖々“もっと”と
要求する気持ちがつのり、やみつきになってしまう。
ちょっとした中毒でしょうか!?

本当に“やるじゃん”と自分に言えるように
やってみよう!と思ってる私に、
いつかその日が来たら
“やるじゃん”て言ってください。
でも、自分との勝負は
そこが本当のスタートラインになるのですが・・・

(中略)

それでは、お体に気をつけてください。
ほぼ日フレンチ パーカー楽しみにしております。

ヤブマリ


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「夢に向って」というのは口で言うほど
簡単なことではないとおもいますが、
それでも何か目標を持っている人って
やっぱりかっこいいなあ。

お次は、福祉施設で働いている方からです。

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〜darlingさま〜

遅ればせながらインターネットを始めて、
この10月から毎日!!拝読しています。
特別養護老人ホームに勤める43歳独身女性です。

全く知識も経験もなく
老人介護という仕事に飛び込んで8年目になり、
現在35人の若いのを面倒みるタチバにいます。
「福祉」の世界なんていうと
それだけでキレイキレイみたいで、
こっぱずかしくなっちゃいますが、
ところがところが最近は茶パツあたりまえ、
赤やピンクやまっ金金でもって、
安全ピンのピアスありの・・・の世界です。
でもわたし自身はそういうの
「あり!でしょ」と思っていて、
「ドレッドヘアの介護員がいようが、
 オカマの介護員がいようがいいじゃん!
 それがホントのノーマライゼーションでしょーヨ!」
と豪語しているのですが、
カッコウはどうでも
「結局はナカミ!ゾ!」
ということを、分かってもらうのに苦労しています。
自分が若い頃にそうだったように
「押し付け」は身にならないと思うので、
なんとか自分で「気づく」ようにと
いろいろなことを言ったりやったりしているのですが、
なかなか伝わらず「ったく、もーーー!」の毎日です。
そんな時darlingのコラムを読むと、
「そーじゃん、こー言ってやればいいんじゃん。」
といつも思うのです。
darlingも「気づき」を待っているんだなと
読んでて勝手に思ってます。
(ぜんぜん違ってたらごめんなさい・・・)
自分が通り過ぎたからこそ言える事を、今伝えたい。
可能性の塊みたいな若いモンたちに、
今、言ってやれることがあるなら、
なんでも惜しみなく伝えたい、と思います。
(とか言っちゃっていまでも
 はちゃめちゃな自分はいるんですが。)
darlingに限らずガンジーさんもほかのみなさんも
わたしにとって「気づき」です。
ありがたいことです。

まゆみ

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同じことでも、
人から言われるより自分で気がつくと、
案外素直に直せたりするんですよね。

最後は、お母さんからのメールです。


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〜みんないいこだよ。〜

ほぼ日鼠穴編集部のみなみなさま、
そして糸井さまこんにちわ。
先日、糸井さんの言葉に
またまた救われてしまいました。

私には2才の娘がいます。
子育てって、思っていた以上に気力と体力がいります。
私は以前制作プロダクションで
コピーライターをしていたのですが、
その時の仲間から年賀状に
こんな言葉が書いてありました。
「コピーライターin弱小プロダクションとお母さん、
 どちらが大変ですか」
私の答えはもちろん、お母さん。
働いてる時はどうして自分の時間がないんだろうと
思っていたけど、
今思えば、通勤電車の中とか好きな本読んだり
自分の好きなように過ごしてた。

でも今は違います。
本はおろか、コーヒーの1杯も
落ち着いて飲んでいられない。
ひどい時はトイレまでも子供がついてくる。

「少しでも自分の時間が欲しい」
そう思って幼稚園の抽選へ。
結果は見事にハズレ。
落ち込んで帰ってくると、しまじろうでお馴染みの
子供チャレンジが届いていました。
そこに、ありがたい糸井さんの言葉が。
「みんないいこだよ。」
暴れん坊のくせに小心者のうちの娘。
わがまま言いたい放題で私を困らせてばかりいるけれど、
優しいところもある、なかなかイイ奴。
りんごが2切れあると、絶対私に
「ママ、どうぞ。」
って言ってくれる。
娘はりんごが大好きなのに・・・。
赤ちゃんを見て、「これ、あたしの赤ちゃん?」
と聞いてきたりして、
ほのぼのとした気持ちをくれたりもする。
糸井さんのいうとおり、
ありのままの彼女をちゃんと受け入れてあげたいと思う。
だって、そんなことできるの親だけだもんね。
(ありのままの夫はもう、ちょっと受け入れられない。)
さあ、明日からも娘とラブラブな生活をするぞー。
(なんて言いつつ、
今日も別の幼稚園の抽選に外れた私なのでした。)

yoko


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自分もこんなふうに大変な思いをさせながら
育ててもらったのかしら、
たまには親孝行でもしようかしら・・・
なーんてちょっと日頃の自分を反省しつつ、
このへんで。

あややでしたっ



postman@1101.com宛てのメールは、
編集スタッフ全員が必ず読んでいます。
これからもご意見、ご感想をお寄せください。
アクセスの数字の後ろに「人」の姿が見えると、
スタッフ一同、なによりの励みになるのです。

postman@1101.com 宛に送ってもらったメールは、
このコーナーで紹介させていただくかもしれません。
掲載されちゃ困るメールには、「載せちゃイヤ!」と
書き添えてください。逆に「載せて!」と
書いてくれるのもけっこうです。

◆あと、無理じいするつもりはありませんが、
「ほぼ日」編集部内では、顔文字禁止です。
どうしても使いたい人に「やめろ」というつもりは
ありませんが。
(darling)

2000-11-27-MON

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