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第74回 おやじギャグについて
読者の方からのちょっと気になるメールをご紹介する
「postman@1101.comから」のコーナーです。
こんにちわ。
あややですう。
突然ですが
15日の「あのくさ こればい!」で
鳥越さんが“ダジャレ復権運動!”なんて
おっしゃってましたが、
それを受けて17日の「今日のダーリン」でも
おやじギャグが取り上げられてましたね。
そんなこんなで、
おやじギャグについて思うところが
相当たまっている方から
怒っているんだけど、とっても面白い
メールをいただきましたので
本日はまるごとその方に
語っていただきましょう!!
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こんばんは。
毎日、楽しく読ませていただいてます。
昨日(おととい?)の扉に書いてあった、
おやじギャグについて。
最近、悩んでいたので、
これはタイムリーと思い、
メールを書くことにしました。
それというのも、
私の友人、ある地方に住むトム(仮名・30代)が
おやじギャグばっかり言って困っているのです。
おやじギャグのほとんどはダジャレか、
ダジャレにさらに余計なものをくっつけたもの
(下ネタにもってくとか)だと私は思ってるんですが、
もう、とにかく日本語でダジャレを連発しています。
(例を挙げたいのですが、イヤすぎて
忘れるようにしているので覚えていません)
彼はある地方在住なので、
普段は聞かずにすむのですが、
年に何回か東京に来て、
そのうちの何日かは我が家に泊まります。
2泊もすれば会ってから帰るまで、
ダジャレダジャレの3日間です。
私はダジャレのすべてを否定するわけではありませんが、
面白いと思えるダジャレに出会うのは稀だ、
と思っています。
誰でも思いつくようなものではなく、
意外性とかオリジナリティ
(これまた難しい問題ですが)があればいいのですが。
私の同居人である彼も英語圏の人で、
トムよりもう少し日本語が上手なんですが
(「おびただしい数の、、」とか
「富国強兵の時代に日本政府が取った政策ってさあ」
とか言う、、、あ、トムも
「僕は辛酸をなめたんだ」とか言いますが)、
上手になる一歩手前の時には
やっぱり韻を踏んだりダジャレを言ったりするのが
楽しかったらしいです。
語学修得の途中には、
多くの人が通る道なのかも知れない。
でも私の彼はダジャレはくだらないという事に気づき、
さらに私に会ってアメリカン・ジョークを否定され、
もう言わなくなりました。
で、トムはつい先日もうちに来て
ダジャレをかましまくっていたので、
「あなたは英語でもダジャレ言ってんの?」と聞いたら
「あったりまえだよう〜」と
ケント・デリカット口調で言い返されました。
おやじギャグに国境はありません。
きっと世界中で、おやじはおやじギャグを言い、
若い世代に
「しょーがねえなーおやじー」
とか言われてるんだと思います。
トムはまだ若いですが、
おやじ気質なんですね、きっと。
というか、ダジャレ好きという
笑いのジャンルがあるのだと思います。
だって、私と彼とで一生懸命
「あなたのダジャレは面白くない。
私たちは気分が悪いからやめてくれ。
きっと周りの人も迷惑しているはずだ」
と常に常に常に説得しているのですが、
「面白くないとは認められない」
といって聞き入れてもらえません。
しかし彼がここまでダジャレに自信を持っているのは、
どうやら酒席が原因のようです。
おやじ世代が集まって酒を飲む席では、
彼のダジャレは大受けのようなのです。
私はおやじを恨みます。
トムに自信を持たせたおやじを。
考えてみるに、おやじギャグを言われることに対して
頭に来るのは、2つのポイントがあって、
ひとつはギャグそのものがくだらないと思うところ。
そしてもうひとつは、それを言った本人が
「自分は面白いことを言える
ユーモアセンス抜群のナイスガイ」だと
思っているところです。
私がトムに
「アメリカには誰でもいうダジャレってないの?
あなたの言ってるのは小学生でも言える、
今聞いてもしょーもないダジャレと一緒なんだよ。
ロビン・ウイリアムスみたいに
変なこといっぱいやるとかなら面白いけどさー」
と言ってみたのですが、
なんと彼は
「僕とロビン・ウイリアムス、似てないかい?」
と言ったのです!
「似てない!!絶対!!」
「そう?そうかー、、?」
と納得いかない様子。
そのとき披露してくれた、
彼の作った最高のジョークだけ覚えているので書きます。
「“海に船が出て、行方がわからなくなったんだって”
“そうなんだ”」
!!!!
アホかトム!!
目を覚ませ!
どこがロビンや!!
そんなの「小学二年生」の
付録のクイズ&ユーモアブックに載ってたわ!!
と、その時も激しくののしったのですが、
どこ吹く風であります。
疲れました。
もう沢山です。
彼を嫌いになりつつあります。
恐ろしい事です。
こんなに長くなってしまったので、
これで終わりにします。
唐突でしょうか。
しかし最後にひとつ。
日本人よりアメリカ人の方が
笑いのセンスがあるというのは嘘だと思います。
って皆さんもそう思ってらっしゃるんでしょうか。
笑いは比べる事はできないとも言いますが、
スタンダップ・コメディなど見てると
(私は英語できませんから翻訳されてるものですが)、
私にとっては
「わからないから笑わない」のではなくて
「理解できるけど面白くないから笑わない」
ことが結構あります。
思うに、アメリカ人は「笑いの沸点」が低い、
あるいは「今日は笑うぞー笑わなくちゃ損だぞー」という
「笑いに対する前傾姿勢」を
取ってるのではないでしょうか。
現に、N.Y.で頑張る
日本人スタンダップ・コメディアンの男性を見たのですが
案の定面白くなかった、、、。
「睡眠学習で英語を勉強してたんだけど、
やっとその成果がでてきたよ。
英語が聞こえてくるとすぐ眠れるようになったんだ・・・」
このネタ、面白いですか?
私は笑えないし、日本ではウケなさそう。
でもアメリカ人は笑いそうです。
彼にはアメリカが合ってると思います。
でもこれはイヤミばかりではなく、
ちょっとした言葉の使い方や「間」の違いがあるだけで、
同じようなネタで笑っているということも、
また同時にあると思うんですけど。
細かいセンスの違いというか。
でも、在日外国人で
「日本人は笑いがわからん」と思っている人は沢山いて、
有名私立大学で英語を教えている男性に
アメリカの4コマ漫画を見せられ、
「これ、面白いってわかる? どこが面白い?」
とテストされたこともあります。
私は見事に答えた上に、
「日本の漫画はもっとすすんでるし、
日本は漫才やコントや落語などで
笑いは鍛えられているから、
めったなことでは笑わないだけなのだ」
と言い返しました。
が、彼の教える有名私立大学の生徒は
「どこが面白いのかわからない」
と言うのだそうです。
でも、その大学にだって
ダウンタウンのファンもいるのだろうから、
きっと上手く言えないだけなのではないかと思うのです。
あまり昔から
「アメリカ人はユーモアたっぷり、日本人は笑わない」
と言われてきたから。
確かに個人として普段から冗談言うのは
アメリカ人に多いと思いますが(ダジャレじゃなくても)
日本にだって大阪がある。
私の彼に聞くと、アメリカでは
常日頃からジョークを仕入れて、
朝から学校で言いまくるらしいです。
朝はヘタなんだけど、
別の友達に会うたびに繰り返していると、
午後には完璧に言えるようになって、
確実に笑わせられるようになるらしい。
こういうことをやっているから
とっさのスピーチが上手くなるんでしょう。
大阪も普段の会話にもオチをつけないと
気が済まないということで、鍛えられてますよね。
あまり大差ないと思います。
アメリカは全土なだけです。
でも真剣な時にもふざけていたりするので、
アメリカの中でも
「みんな真面目な時は真面目にやろうよ」
という気運もあるらしいです。
しかしついでに言えば、
漫画や日本人の女の子をバカにしている
外国人もいっぱいいるので、
そんな人に会うたびにケンカします
(彼に訳してもらって。
でも私が言い過ぎると訳してくれない)。
私は漫画の仕事をしているので、特に腹がたちます。
だいたい、そんなこと言ってる人は
10年いても日本語がしゃべれないような人です。
その態度がばかにしてるわー。
ということで最後のひとつがこれまた長くなって。
恐ろしいことです。
すみません、皆さんお仕事お忙しいでしょうに。
そして、そんな外国人の一人や二人そばにいて、
こんなことわかりきったことであったやも知れません。
怒りにまかせて書いてしまいましたが、
そうであったら申し訳ない事です。
と、こんなことでまた文章が続いてしまい。
あっ、禁煙した私にとって、たばこの話も書きたかった!
今、驚かれましたか?
いや、本当に終わりにします、ご安心ください。
それでは、みなさま、お体にはくれぐれもお気をつけて。
これからも毎晩(テレ放題なもので)、楽しみにしてます。
失礼いたしました。
みき
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いかがでしたか?
それでは、きょうはこのへんで。
あややでしたっ
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ありませんが。
(darling) |