|
第61回 英字新聞について
風邪が流行ってます。
このページのいつもの担当の竹内すら
1週間寝込んでます。ウイルスがおなかを攻撃して、
ひどいことになってるらしい。ピーピー。
小学校2年以来、風邪なんかひいたことがない、ってのが
自慢だったんだけどなあ、彼。
というわけで今日は武井が担当します。
今回は、「英字新聞を読んでいる日本人の方はいますか?」という
darlingの呼びかけに応えてくれた方々の
メールを紹介しましょう。
まずは、2月3日の「今日のダーリン」から
お読みください。
紙ぶくろの嵐、ひとまず、おさまった。
お疲れさま&ありがとうございました。ふ〜。
ところで、英字新聞って、あるじゃないですか。
いや、ありますよね。
『THE DAILY YOMIURI』って新聞の取材受けたんです。
英語の書いてある新聞。ぼくは読めないわけ。
取材そのものはたのしかったんです。
特に「イトイさんのクリエイティブな欲求は、
いま、『ほぼ日』をやっていて満足されたんですか?」
っていう質問があって、それに対して、
「あ、それを考えてるひまがないって感じだから・・・」
とつぶやいたら、すかさず、
「ああ、考えてないってことは満足してるんですよ〜っ」
と、返されたのが新鮮だったです。
そうかぁ!と思いましたね。
いまのじぶんは幸せだろうか、とか、
幸せなときには考えないものだもんね。
そうだよなぁ。なるほどなぁ、と思いました。
もちろんもっとああしたいこうしたいってのはあるけれど、
たのしいもんなぁ、これ毎日つくってるのって。
んで、ほぼ日の読者でもある記者の方に、
帰りがけに
「これ、英字新聞って、どういう人たちが読んでるの?」
と、聞いたんですよ。そしたら、
「日本人と外国の人が、半々ですね」って言うわけだ。
ほんまかいな?! 半分は日本人?!
ってことは、英字新聞を読んでいる日本人が、
いっぱいいるってことじゃないか。びっくりーっ。
もし、「ほぼ日」の読者のなかに、
日本人だけど英字新聞を読んでいる方がいたら、
どういう理由で、どういう読み方をしているのか、
ぜひ、教えてください。
(darling)
これに応えて、約20名のかたがたが
メールをくださいました。
そーかー、ほんとに英字新聞読んでる日本人、
いるんだ(デイリーヨミウリさんごめんなさい)。
お頼りのいくつかを、どどどっと紹介します。
『英字新聞』
ほぼ日の皆様
いつも楽しく拝読しております。
昨日の「今日のダーリン」で、
「日本人で英字新聞を読んでる人って、、、?」
というのがありましたね。
私も会社に届いているJapan Timesをちょくちょく
読んでいるので、一応そのはしくれです。
では、「なぜ読むのか?」「どんな風に読むのか?」
ですが、2つあります。
(1)簡単だから。
実はですねぇ。
日本で出ている英字新聞、つまり日本の新聞社が出している
英字新聞の英語は、簡単なんですよ。構文が文法に忠実で、
センテンスも短めで、語彙も比較的平易です。
ネイティブがチェックするとは言え、
日本人記者が多いせいでしょうね。
それでもまぁ、ある程度英語力を維持する役には
立つだろうと思って読んでます。
これがHerald Tribuneとか、Wall Street Journal
なんていう生粋の「英語の新聞」になると、
そのまま英文法の統語論とか文法構造解析の教材に
使えそうなややこしい構文ばかりで、
ワンセンテンスが1段落分あったりして、
私もたまに見てみますけど、1つの記事を読むだけで1時間
かかっちゃったりすることもあるくらい難しいんです。
だから、電車の中で得意そうに英字新聞を広げてる奴
(私は恥ずかしくてやったことがないです。)が
ちょくちょくいますが、騙されちゃいけません。
み〜んな実は大したことないんです。
でも外国で出ている英語の新聞を読んでいる人が居たら、
これはホンモノの英語使いの確率が高いですから、
三歩下がって敬意を表してあげましょう。
(2)内容がちょっと違う。
同じ日本の新聞社が、同じ事件を取材した結果の
はずなのに、内容が大分違うことがあります。
最近では、ハイジャックして機長を刺殺しちゃった人が
いましたよね。同じ会社の新聞でも日本語版の方は、
「責任能力があるのかどうかわからない」ということで
とりあえず匿名報道にしていましたが、各社の英字版は、
報道協定に関係ないということなのか、最初から実名で、
経歴なんかも詳しく報道されていましたよ。
それから数年前にエジプトのルクソールで、
観光客が狂信的なムスリムに殺害された事件が
ありましたが、あの時も、英字版は妙に「殺され方」の
描写が細かくて(最初に足を撃って逃げられなくしておいて
から、、、云々。今思い出してもちょっと不快に
なるくらい)、ものすごい違和感を感じました。
(おまけ)マンガが面白い。
"Dilbert"という、コンピュータ業界を舞台にした
風刺っぽいマンガがありまして、
(日本でもアスキーから翻訳が出ています)
これが面白いんですよ。内容はオタク系エンジニアや
使えないボスを茶化しているものがメインなんですが、
「アメリカの会社」というと、競争が激しくて偉い人は
みんな切れ者で、、、というイメージがあったんですが、
こんなマンガがウケているからには、
「日の下に新しきものなし」なんでしょうね。
土井 秀文
『英字新聞読んでる人』
はじめまして。
darlingがどんな人が英字新聞を読んでいるのか?
と書いていましたので手を挙げてみました。
私は朝日新聞の出している英字新聞を読んでいます。
職場の上司(私は教授秘書をやっています)が
とっているので、面白そうな記事を拾い読みしてます。
英語能力は、英検2級を高校の時とったのが最高、
その後はまったく勉強せず、というレベルなので、
わかんない単語もたくさんありますが、
英字新聞には、単語の意味が載っているので
なんとか読めるのです。
主に映画のセリフが載っているページと、
海外で生活している人の様子なんかが好きです。
日本語の新聞や雑誌にも海外の様子はいっぱい
でているのに、英語で読むとまたニュアンスが
違う気がするのです。
たぶん、自分の頭の中で、人の雰囲気によって、
関西弁バージョンや、金沢弁バージョンになおして
読んでいるからだと思いますが。
そして、いつか、外国で「おっ、やるな!」と
思わせるような表現を使うのが夢です。
では、永久紙袋の到着を待ちつつ、このへんで。
みなさま、お体を大切に、ご無理なさらぬよう・・・・。
あ、「あの頃はバカ〜」がネタ切れになったら、
ぜひ、「通じなかった方言」も募集してみてください。
ほかのところでも、出尽くしてるかもしれませんが、
全国にいる「ほぼ日」読者からの
いろんな方言が聞きたいです。
ぶぶ
『英字新聞を読む日本人の係 御中』
私は夫の研修に同行して1年間カリフォルニアに
住んでいたことがあるのですが、そのとき英語が
わからないということにそれは激しい劣等感を
感じたのでした。どうしてそれほどまでに、
と自分でも思います。たかが英語がわかんないってだけで
全人格否定されたも同然っていうくらいに
劣等感感じるのって異常だと思います。
なので、気にしないことにしようとも
一瞬思ったのですが、やはりどうにも我慢がならず
英語の勉強を始めたのでした。
使う必要がどうしてもあるからっていうのじゃなく、
劣等感を払拭するためというのが英語を勉強しはじめた
いちばんの理由だっていうのはどうでもいいことですが、
ようは、日本で発行されている英字新聞を読む日本人って
9割方英語の勉強のためなんだと思うんだけど、
こんな答えじゃつまんないっすね、ごめんなさい。
日常会話程度はなんとかなるようになったけど、
英字新聞は結局全部は読み切れるものではありませんし、
今はこういうインターネットという便利なものがあって
お金を出さずともさらにはゴミを増やさずとも
どこの国の新聞でも読めますので、購読はやめました。
以上。
おぐまくみこ
『英字新聞』
こんにちは。
スズキトモコと申します。
えーっと、英字新聞のことをダーリンさまが
書いてらしたので、メールします。
私は、大学の頃はほぼ毎日英字新聞を駅で買って
読んでました。
というのも、私の通っていた学部が授業を(基本的には)
すべて英語でおこなってまして、
その上私は政治関係の授業なんてものもとっていたので、
半分は必要にせまられまして。
そして、大学を卒業してからのこの3年間は、
毎日とはいかないまでも週の半分は
やはり英字新聞を駅で購入してます。
これはですね、一つには英字新聞のほうが
日本の新聞に比べ海外のニュースが多く、
詳しく載っているからです。
思うにですね、日本の新聞は基本的には
日本人が中心になって読むので、日本のニュースが
9割になってしまうのでは。それに比べ、英字新聞は
日本人以外の国籍の人が読む割合が多い
(ダーリンさまのコラムには半々と書いてありましたね)
ので、必然的に日本以外のニュースも需要があるので、
その分海外のニュースを多く載せるのかと。
なんとなく世界はどうなってるのかな〜、なんて
思ったりするものですから、そうすると必然的に
英字新聞を手にとるわけです。癖でもあるんでしょうが。
あとですね、英字新聞では世界の主なスポーツの結果などが
分るんですね。たとえばテニスの大会とかも、
日本の新聞ではとりあげてくれなくても
キッチリ載ってるんです。
なんとなく日本の新聞って日本人選手がでてない大会とか、
さっさと負けてしまった大会とかでは扱いが悪いんです。
まあ、これも需要によるものなんでしょうが。
でも、特定の選手が目的ではなくそのスポーツそのものが
好きな人にとっては、日本人選手の有無や結果だけでなく、
その大会なり試合そのものの結果なんてものが
知りたいわけですよ。そうするとやっぱり、私などは
英字新聞に走ってしまうのです。
(でも、よく考えたら今はインターネットがあるので、
結果とかだけならそれでも調べられるんでしょうけどね。)
えっと、そんなわけで私はなんとなく英字新聞を
読んでます。(もちろん日本の新聞も読んでますけど)。
今日も買ってきました。私はJapan Timesなんですけど。
ダーリンさまのインタビューはいつのDaily Yomiuriに
載るんでしょう? 今日だったのかな・・・?
わかったら教えていただけるとうれしいです。
読んでみたいので。
よろしくお願いします。
それでは。
(「ダーリンさま」ってなんかへんですよね。かといって
「ダーリンさん」もなんだし、呼び捨てもなあ・・・。
なんかいい呼び方ないですか?ご本人の希望とか・・・。)
スズキ トモコ
『Dayly Yomiuri について』
こんにちわ、はじめてお便りします。
私はアナログ分野の雑誌の制作に携わっているので
デジタルの世界も楽しそうだな〜とおもいつつ、
いつも読んでおります。
ところで英字新聞の件・・
私も一時読んでました。
私は半年、アメリカの学校に行ってたので、
少しでも勉強になれば・・と思いながら読んでました。
もちろんほとんどわかんなかったりすることなんか
しょっちゅうでしたが。
でも、時事英語っていうんでしょうか、
日本語新聞なんかと比べて読むと、
これってこういう言い方するんだ〜とか
結構発見多いですね。
英語勉強してる人とか結構読んでる人多かったと思います。
それから、ちょっとしたプレゼントでも、
無造作にくるっと英字新聞で包んだだけでも
けっこうおしゃれっぽくなったりします。
(これはちょっと邪道ですかね・・)
読むんでなくて、眺める(例えば広告コーナーとか・・)
だけでもけっこう楽しいかも・・と思います。
一度眺めて見て下さい。
それでは
糸井ファンの一人より。
『Daily Yomiuriの読み方について』
私は留学準備と、留学後の語学力維持のために
読んでいる日本人です。
Japan Timesの方がヨミウリより高いし、
格調あるような格好をしていますが、
数年前に読み比べたところ、タイムスの英語は
ジャパングリッシュすぎてあきれたので、
それ以降買っていません。
ヨミウリにも日本人の記者さんの記事が記名で
たくさん出ていますが、私の感覚でわかる範囲では、
おかしな英語はないので、感心しています。
よっぽどネイティブチェックをやっているのだと思います。
あともうひとつヨミウリを読む理由は、
月曜日にイギリスのIndependent、
金曜日にアメリカのWashington Post、
土曜日に同じアメリカのLos Angeles Timesの
特集記事が、6ページくらい載るのが、
とてもお得感があって好きなのです。
アメリカの教育問題、コロンビアの麻薬問題、
イギリスの連続殺人犯、など、リアルタイムの問題を
読むのも、それに対する論調が、
日本人とは全く違うようなのも、とてもおもしろいです。
「孤児を養子にもらうときの養い親に対するチェックが
とても厳しいけどこれでいいのか」
というイギリスの記事が、最近では一番いろいろ
考えさせられました。
ただ、やっぱり読むのに時間がかかるので、
おもしろそうな記事しか読まないし、
その週に読み切れなかった新聞は、
さっぱりあきらめて捨てることにしています。
(あたりまえか)
糸井さんの記事は、いつの新聞に載るのでしょうか。
買いますから、教えてください。
イトイ新聞、ほぼ毎日読んで、元気をもらっています。
オーバーワークでくたびれていても、
糸井さんはもっと働いているんだし、と支えになります。
支え、という意味では、「おいら」と「先端」も、
好きです。私もがんばろう、って思うので。
糸井さんも、スタッフの方々も、体に気をつけて、
(この続きに、「がんばってください」って
書きたくないのですが、どう続けたらいいのでしょうね。
楽しく仕事をしてください、なんて、mind your own business、
お節介すぎるし。私を楽しませてください、
が正直なところですが図々しいし)
長々書いてごめんなさい。
Ide,Kakiko
う〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
そーかー。
英語って「やらなくちゃ、やらなくちゃ」と、
たとえばいい洋画見たあととか、洋楽聞いたときとか、
そのたびに思うんだけど、なかなか勉強しない。
darlingも、外国のヒトとの会議のあととかに、
「喋れたらなあ。俺だけ通訳がつくんだぜー」
とトホホな顔してます。
でもなかなかやらないんだよねえ。
デイリーヨミウリはいい機会かもしれないです。
で、記者のコバヤシさんによると、darlingインタビューの
記事は、2月26日(土)付けの「シーン (Scene)」という
タイトルがついた4〜5ページの特集面の、
トップの記事になる予定だそうです。なんとカラー。
ぜひ、見てみて。僕も駅で買おうっと。
postman@1101.com 宛てのメールは、
編集スタッフ全員が必ず読んでいます。
これからもご意見、ご感想をお寄せください。
アクセスの数字の後ろに「人」の姿が見えると、
スタッフ一同、なによりの励みになるのです。
また、postman@1101.com 宛に送ってもらったメールは、
このコーナーで紹介させていただくかもしれません。
掲載されちゃ困るメールには、「載せちゃイヤ!」と
書き添えてください。逆に「載せて!」と
書いてくれるのもけっこうです。
◆あと、無理じいするつもりはありませんが、
「ほぼ日」編集部内では、顔文字禁止です。
どうしても使いたい人に「やめろ」というつもりは
ありませんが。
(darling) |