![]() |
| postman@1101.comから。 |
|
第24回 正月飾りがそのままの人はいるだろうけど、 年をこした今もクリスマス飾り、そのままって人は、 さすがにもう、いないやね。 でもオイラの家、夏につるした風鈴そのままだわ。 そう考えると、クリスマスってすごく最近のことだね。 おさいふから12月24日のレシート出てきたし。 そうそう、12月24日に このコーナーでサンタクロースの話を紹介したんですよ。 けっこうな反響をいただいたんですゼ。 そのなかの一粒、二粒をご紹介しましょう。 ==================================== 「サンタは世界中にいる」に一票! 小学校2年生の久美ちゃんは、 12月に入ったある日、お父さんに聞きました。 「ねえ、お父さん、サンタクロースって本当にいるの?」 お父さんは、少しびっくりしました。 (とうとうこの質問がきたか。 久美も大きくなったんだな。) お父さんは答えました、 「いるよ。でもどうして突然そんなことを聞くんだい?」 「あのね、クラスのみんなはサンタなんていない と言うのよ。でも私はみんなに言ったんだ。 うちのお父さんはいるって言ったもん、って」 そろそろ本当のことを話す時がきたな、と お父さんは思いました。 そして久美ちゃんの目を見て、話し始めたのです。 「あのね、久美。サンタクロースは本当にいるよ。 でもね、毎年クリスマスの夜に、久美の枕元に プレゼントを置いておくのは、お父さんとお母さんなんだ。 でもね、サンタクロースはいるんだよ。 あのね、サンタさんてね、元はセント・ニコラウスという 神父さまだったんだよ。その人は貧しい人の お世話をしたり、食べ物を届けたりしていたんだ。 もちろん、もらった人は嬉しかったんだけど、 まわりで見ている人たちは、 セント・ニコラウスさんも嬉しそうだって、 気がついたんだ。そうして真似を始めたんだよ。 真似を始めた人はね、もらう以上に、 誰かに何かをしてあげる幸せを感じたんだ。 そして意地悪をしている時より、優しくした時の方が、 ずっと自分を好きでいられるとわかったんだ。 これがね、世界中に広まっていったんだよ。 人に何かをしてあげたり、助けたりする人のことを、 サンタクロースと呼ぶんだ。だから、サンタクロースは 世界中にたくさんいるんだよ」 久美ちゃんは、目を大きく開けて お父さんを見つめています。 そしてお父さんは久美ちゃんの手を取り、 「いいかい、久美。ここからが大事な話なんだよ」 と言いました。 その手をギュッと握り、こう続けました。 「久美、この話を知ってしまったから、 今日から君もサンタクロースになるんだよ」 尊敬する方から聞いた話です。 谷澤 ==================================== 「いつかのクリスマスを思い出しました」 はじめまして。絵描き屋と申します。 今日の「ほぼ日」を見て、うれしい気持ちになりました。 実は今は卒業論文を執筆中で、 クリスマスなんてあんまりなかったのです。 ケーキは食べることができましたが。 postmanのところと、 クリスマス仕様になったイラストを見て、 なんだか、暖かい気分になりました。 『サンタクロースっているんでしょうか』 という本でしたね、確か。 新聞社に送った女の子の手紙に、 記者が社説欄で答えたものだったと記憶しています。 「そうです、ヴァージニア」という書き出しで。 昔、両親がクリスマスのプレゼントにくれた本の一冊が それだったことを思い出しました。好きな本でしたね。 darlingさんのお話も読んでいて、うれしくなりました。 darlingさんのお子さんはとても幸せですね。 私は、サンタさんからの手紙をもらったことがあります。 どういう訳か私はかなり大きくなるまでサンタクロースを 強硬に信じていて、あまりにも信じているので、 両親が心配して(私が知ったときのショックを ものすごく心配したようです)手紙を書いたのです。 「本当はね・・・」という手紙でしたが、 その手紙を読んだとき、すごく自分の両親を 誇らしく思いました。 でも、そのときはもう知っていたんです。 知っていたけど、でもやっぱりサンタさんはいるんだと、 今でも思います。 こんなクリスマスの日には 「サンタクロース」という映画を思い出します。 サンタさん宛に子供が書いた手紙が窓から 飛んでいくシーンがあったりして、いい感じです。 子供の頃に一度見たきりですが、いい映画だったと 思います。機会があったら、ご覧下さい。 「ほぼ日」はいつも見ているだけだったのですが、 今日は思わずメールを打ってしまいました。 これからも、楽しいページを作って下さい。 こんな時間でも頑張っている人たちに、 メリーメリークリスマス。 絵描き屋 ==================================== セイヒロー・コメント サンタクロースのことを語ると、 “親と子”の話につながっていくみたいですね。 次の方は、出版社におつとめなんでしょうか。 クリスマスのころはお忙しいらしく、 職場ですごされることが多いみたいですよ。 ==================================== 「このお話も読んでみて!!」 「『サンタクロースってほんとにいるの?』 ときかれたら? 」の、たきのさんにお返事です。 さて、X'masというとここ数年、毎年年末進行に敗れて 会社で過ごすことが多かったりします。 そんな中で何となく恒例になってきたのが、 毎年12月になるとX'masのお話を買うこと……。 X'mas Storyは性質的にGiftとしても素敵なものが多くて、 その上心温まるのが特徴で、X'masだけじゃなく、 何となく気分がさえないときなど、 読むと元気になったりします。 というわけで、 ひとまず、くはたオススメのX'mas Booksのご紹介。 『世界でいちばん美しい贈り物』 ジョナサン・スノウ著 天野淑子訳 杉田比呂子イラスト 早川書房刊 絵本というか児童書として読める作品ですが、 優しい気持ちになれる度と素直な気持ちになれる度は、 大人にも通じている作品です。テーマは「X'masの心」。 『クリスマス・キャロル』よりも、素直なStoryで 「X'masの心」を意識させる作品です。 「X'masの心」=「優しい気持ち」で、 心が荒んでるときに読むと、かなり気分が変わります。 このお話はいくつかの構成になっていて、 その中の1つに「X'masの心」という言葉が出てきます。 ある国の王様が、魔法使いに 「X'masの心が365日続く薬を作れ」と命令します。 結局その薬を作ることはできませんが、 魔法使いは孫から言われたことを王様に言って、 ご褒美をもらいます。それがどういう展開かというのは、 言ってしまうとお楽しみが少なくなってしまうので、 そこまでは書きませんが、ここで言っている 「X'masの心」=「優しい気持ち」となるには、 サンタクロースを信じる心を持っていたかどうかで、 違ってくるような気がします。 darlingさんの「サンタを信じさせよう作戦」は、 読んでいてすごく嬉しくなりました。 このほかに私がオススメの本として 『クリスマス・ボックス』 『天使がくれた時計』 リチャード・P・エヴァンス著 笹野洋子訳 講談社刊 もあるのですが、darlingさんは この2冊を読んだことがあるのかしら……。 『クリスマス・ボックス』のキーワードは、 「クリスマスの最初の贈り物は?」なのですが、 darlingさんのちびっ子が大人になって、 この本を読んだときに、自分がすごく 幸せな子どもであったことを実感すると思います。 まだあと2冊ご紹介します。 「いつかは誰でも大人になって、 答えを見つけてしまいます」 という、たきのさんの言葉に触れていると思うのが、 『クリスマスの思い出』 『あるクリスマス』 トルーマン・カポーティ著 村上春樹訳 山本容子銅版画 文藝春秋刊です。 特に『あるクリスマス』は、登場する2人の優しい関係も 相まって、少し哀しいけれどほのぼのと温かく、 「『サンタクロースってほんとにいるの?』 ときかれたら?」 ということへの、 ひとつの答えがここにもあるような気がします。 初めに紹介した本で触れましたが、 「X'masの心」=「優しい気持ち」って、 わかりますか? 伝わりました? (読んでもらわないと伝わらないかもしれませんが) X'masじゃなくても、365日優しい気持ちでいたい、 けれど、いろんなことに追われて、 そうでいられないときもあります。 でも、“ほんとはそうありたい”と思う気持ちと、 たきのさんの言う「いてほしいなあ」と願う気持ちは、 なんだかとても、近いところにあるような気がしました。 X'masらしいX'masは、おくれませんでしたが、 「X'masの心」はずっとずっとで、いたいのです。 鍬田美穂 =========================================== セイヒロー・コメント クリスマスのことを語ると、 “心”の話につながっていくみたいですね。 本でクリスマスを語ってくれた、鍬田さんでした。 ちょっと耳にしたんですけど、ニワトリにとっては クリスマスってすごく迷惑らしいですぜ。 あ、雰囲気こわしてスミマセン。 では、次のメール。 =========================================== 「高尚なもの想い」 ex-lax というアメリカ製の下剤をご存じでしょうか? 以前、女性誌で話題になってたブツなんですけど。 ex (法外な、特に優れた) lax (laxative:緩下剤)の名のとおりの強力ぶりらしく、 スーパーモデルやスチュワーデスが愛用しているとか、 宿便まで出てくるなどの触れ込みでありました。 宿便とは人間の腸に溜まっている排泄されない便のことで、 1〜2kgほどあると、ものの本には書いてあります。 2kg! そんなもんを自分は日頃抱えておるのかという コワイもの見たさから、昨冬にハワイを訪れた際、 さっそく購入してみました。 強力度にも3段階くらいあって、 私は並と板チョコレート状(強力度不明)に なっているのを求めました。 これが、もう、地獄なんですわ、とりあえず。 もちろん相性のいい人はこれでバッチリなんだろうけど、 私の場合、効き始める=強烈な痛苦しさ。 漫画のように「痛いよー、痛いよー」とベッドの上で のたうつほどの下腹部の痛み。 服用後12時間くらい経つと第一波の痛みがきて、 その30分後あたりに第二波、さらに断続的な苦しみが 3時間くらいに渡って襲ってくるという・・・。 モノホンの強烈下痢状態とも(多分)異なる、 でも強烈な状態なんです。 食事中の皆さんごめんなさい。 で、その割には期待の宿便様と覚しきブツは 出ていらっしゃらないんです。いやん。 宿便はまっ黒いと聞いているので、 私の成果はまるで程遠いと思われます。 山田詠美氏の「僕は勉強ができない」のなかに 「二日酔いは高尚な悩みを凌駕する」とありますが、 私は便座の上で「下痢だって凌駕する」と悟りました。 生理痛が軽くて良かった。 あの苦しみの最中では、大統領選もキャベツの値段も 取るに足りない些末な事象なんだわ、 とキャンベルのトマトスープをすすりながら もの思う今日このごろでした。 alwayz ==================================== セイヒロー・コメント 強烈に苦しんだのに、結果がイマイチとは・・・。 ex-lax は腸のなかでなにしてたんでしょうね。 いきなり2kg出てこられても、それはそれでコワイ。 でも見たい。 宿便については、もっと考えてみたいですね。 みなさま、お便りまってまーす。本気だぜ。 クリスマスを語っていたのに、 宿便の話になってしまいましたね。 それでは、みなさん、ごきげんよう! |
1999-01-10-SUN
![]() 戻る |