| 第13回
あ〜、突然のひと休み宣言が発表された
「大瀧詠一スーパーロングバケーション」。
11月16日を最後に、すべて消滅しますから
みなさん、今のうちに読んでくださいね。
20代後半のワタクシ、セイヒローはナイアガラを
リアルタイムで体験してるわけじゃないけど、
濃いオヤジたちの濃いオヤジ話として読んでいただけに、
寂しいものがありんす。
さて、今回は、ナイアガラ・リアルタイム体験世代の
オヤジ読者からのメールを紹介しましょう。
以前、「吉幾三を称えるについて」という題で、
このコーナーに投稿してくれた
伊豆大島の高橋克也さんです。
さー、いってみよー。
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「ま、いーじゃねーか、
楽しみのひとつやふたつ減ったって」
ほぼ毎日のぺースで読ませていただいています、
高橋克也(伊豆大島在住、42才)です。
その節は、私のつたないメール
「吉幾三を称えるについて」を
掲載していただきありがとう。
昨夜、珍しくMacの前からテレビの前に
移動しておりましたところ、
これまた珍しくキヨシローが出演していて
ソロで『パパの唄』(作詞:糸井重里)を唄っていました。
そのあと「万物創成記」ではゲストに糸井重里。
「ほぼ日」では、お、なんとお誕生日でしたか。
遅ればせながらおめでとうございます。
思えば私はかの
『さよならペンギン(初版)』(作:糸井重里)
の持ち主でありました。
あの22年前の時点でかの傑作絵本は
私の貴重なコレクションとなる予定のものでした。
処女作(なのかな?)にその作者の才能の全てが
もう隠されているというのは本当で、
『さよならペンギン』はその後の糸井さんの
大活躍の予告篇だったんでしょう。
もっともその貴重な初版本は
それから10年もしないうちに生まれた
私の娘のものになってしまいましたが。
そーして月日は流れたわけです。
さて、この日「ほぼ日」には
もうひとつ重大発表ありましたねー。
季節のせいもあるのでしょうが、
しんみりとした読後感・オブ
「スーパー・ロンググッバイ」。
『ここらでひと休み』宣言の時点で、
いつ再開する気なんだろう、
そしてそのタイミングやいかに・・・
という疑念のわいた人は多かったのではないでしょうか。
まさか大瀧仙人、新曲の発表に合わせて
「スーパーロングバケーション」の掲載再開!!
只今大プロモーション展開中!!
なんて、そんな日が来るわけないもんな〜。
ほんとにそんなことがあったらかえってコワイ。
(と、思う人も多いはず)
「スーパーロングバケーション」の掲載中の間に私は、
懐かしいナイアガラレーベルの名盤の数々をひっぱりだして
再聴した。
(一部はアナログ盤で残っているのが嬉しかった。
が、実はこれは昔弟が購入したもの。)
えー、余談ですが、
何故私がかつて愛聴したそれらのレコードを
所持していないのかと申しますと、
今をさること20年ほど前、
かつての友人平嶋君(福岡県出身、当時三鷹市在住)の
六畳一間のアパートに
分不相応な立派なオーディオセットがありまして、
そこでは毎日のようにひまな若い衆が集まっては
レコード鑑賞三昧の日々を過ごしていたのでした。
平嶋君がほとんどのレコードを仕入れていたと
思うのだけど、
それでもあちこちから集まったレコードは
それなりの数になっていたように思います。
そんな中にもちろんナイアガラレーベルの
名盤の数々もあったわけなんです。
「今月の新譜は大滝詠一の
『ナイアガラカレンダー78』だぜ〜」とか言ってネ。
互いに異性にもてないわが身を嘆きながら、
かと言ってはやりのディスコに出かけるでもなし
合コンやるでもなし、そもそもアパートにたむろして
レコード聴いてんだから
どうにかなるわきゃーないのですが。
ちなみに宴会になると
「ナイアガラ音頭」を唄って踊るわけネ、私が。
そーして永遠に続くかと思われた女に縁のない月日も、
魚心あれば水心か、いつしか終り、
ひょっとして、二年近く続いたかもしれない
ひま人集合レコード鑑賞会からも次第にメンバーが減って、
ようするにみんな男の友情より
不純異性行為関係に流れて行ってしまったんですな。
(ちなみに一番の常連客だった私が
一番先にそこから去ったような記憶もありますが。)
やがて大学を卒業した平嶋君は
地元に帰って行ったのでした。
そのレコード達と共に。
あのころ一番人気があって、よく聴いていてのが
ナイアガラレーベルものでしたね。
・・・と、いうことを思い出したり。
それからもひとつ、先日女房と
スーパーに買い物に行ったわけなんすけど、
もちろん大島にもスーパーはあります。
消費税分5パーセント還元セールなんて
死んでもやりそうもない小さいのが何軒も。
で、そういう離島のローカルなスーパーの有線BGMで
あの『幸福な結末』のたぶんMIDI音源による
ストリングス・バージョンが聞こえてきたんです。
ひょっとしてオリジナルのストリングス・バージョンが
あるのかもしれないですが、そういうチープな音でした。
その時改めてあの曲の良さに気付いたんであります。
自分もあの曲は例のテレビドラマの主題歌だから、
なんて思って耳を曇らせていたんだね。
ほんとに良い曲だったんだ。
もしもこの曲がずっと昔中学生の頃に持っていた
あのSONY製のトランジスタから聞こえてきたとしたら、
やっぱり自分は今と同じ音楽好きになるだろうな。
さて、結論です。
やっぱり大瀧詠一はTHEミュージシャンであった。
たぶん世界に誇りうる希有な才能あるpop音楽家。
(かつての)吉幾三の音楽世界を
曇りなき耳で評価することができる彼は
また自身が独自の音楽世界を築きあげ、
またそれをポップスとして流通させる力をもつ
貴重なミュージシャンなのである。
だから、音楽業界の人は
くれぐれも大瀧仙人に盆暮れの付け届けなど欠かさず、
ダイヤモンドの原石のごとき貴重な企画を
タイミング良く持ち込み、ギャラを惜しまず、
きまぐれにも凝り性にもよく耐え、
そうしてまた良い音良い音楽をリスナーに届けるよう、
ゆめゆめ努力を怠りめさるな。
「スーパーロングバケーション」連載中止残念。
それは誰しも同じ気持ち。
ま、いーじゃねーか、
楽しみのひとつやふたつ減ったって。(涙)
高橋克也(伊豆大島在住、42才)
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ああ、リアルタイム体験世代は、涙なんすね。
つるべ落としの秋の夕暮れにふさわしい
しみじみとしたオトナなお話、ありがとうございました。
とにかく、
「大瀧詠一スーパーロングバケーション」は、
16日(月曜日)を最後に消滅しますから、
まだの方は、今のうちですよ、ホント。
さて、つづいてのお話は、
道場破りにもっていかれた
ダイニング部の看板はどうなったか!? です。
当コーナーの第12回で紹介したとおり、
ダイニング部の看板は、道場破り=「福田家」さんの
ホームページにもっていかれてました。
ところがどっこい、まだ記憶に新しい
11月10日のダーリンさんの誕生祝い中継で、
ダイニング部の看板を、見事奪回しましたぜ。
「うそこけ!」ってか。
なんなら、「福田家」さんのホームページに行ってください。
http://www.246.ne.jp/~den1/
ね、看板なくなってるでしょ。
リングスの成瀬選手、滑川選手がつくってくれた
「出張ちゃんこ」がそうとう効いたと見たが、どうか?
しかし、ダイニング部長、まだまだ油断できないッス。
いつ「福田家」さんの逆襲があるかもわからないし、
新たな道場破りが現れる可能性もあるしな。
というわけで、
今回はこのへんでドロンさせていただきます。
次回は、あの、スター☆又吉究さん突撃取材のもようを
レポートしますぜ。
では、ごきげんよう!
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