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postman@1101.comから。

第11回

ごきげんいかがですか。
ここの担当、セイヒローです。
今回はすごいよ。
題して「緊急特集! かりんとう問題」
リキ入ってる感じするでしょ。
それでは、かりんとう問題のその後に迫ってみよう。

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「かりんとう問題について」

こないだの「さんまライブ」の日は、
我が家の夕食もさんまになりました。
冷凍さんまと、少し黄色くなったカボス、
やや弾力を失った大根が冷蔵庫にあったのはナイスな偶然。
おまけに肉じゃが、豚汁の材料まで。
「さんまライブ」のおかげで、魚河岸の生きのいいさんまと
おんなじ味がしました(きっぱり)。
ありがとうございました。

で、今日は「かりんとう」の件です。
「ンなことあるかヨ〜」と軽く読み流していた
「かりんとう問題」。ふつう、そうですよね。
それが・・・。
正確にいうと、10月25日の日曜日の昼過ぎです。
久しぶりに何の行事も入っていない、
気持ちのいい退屈な日曜日。給料日あとの余裕の日曜日。
「ねーパパ、お菓子買って」←こども
「おし、いこう」←父親
そこで私←母親の「あ、アタシも、ラミー買ってきて」が
ミソだったらしく、いつものコンビニに売ってなくて、
スーパーまで足をのばした父娘。
で、それぞれお気に入りのお菓子を選んだのですが、
大の男が握って帰ったお菓子が「かりんとう」
だったのです。
釣りをするってこんな気持ち?
あきらめた頃というか、何の期待もない時に
突然水面がゆれる快感。

息をとめて深呼吸する感じで、聞きました。
なぜ、「かりんとう」を選んだのか。
いつもは「柿ピー」か「おかき」のあなたがなにゆえに?
まして余裕のふところの今日のこの日に?
「は? なにが? べつに…」
本人はまったく意識がないようでしたが、
私の唐突なマーケティングリサーチに、
自分の深層心理を探ってくれました。

1.スーパーのお菓子売り場は子供目線になっていて、
探すのがめんどくさい。
(コンビニに慣れている目には種類も多すぎる)

2.で、100円均一のワゴンを見たら「ピーナッツ」、
「おかき」、「かりんとう」が目についた。

3.昼食から少し時間がたっていて、小腹がすいている。

4.こたつでお茶を飲みながら(ビールでなく)、
お笑い系、またはゴルフ番組を見ながら
トロトロと昼寝をする設定に良いかも。
以上でした。

汗をかかない季節(塩辛いものはいらない)、
お菓子に気を使いたくない(たまの休みで脳もお休み)、
小腹がすいている、などの条件が重なった選択だと
思われます。

夏は1日1〜2本の缶ビール、他は1〜2杯の焼酎のお湯割を
たしなむ団塊の世代でありながら、その性きわめて温厚、
しかし女の敵といったごくごく普通の中年男です。
その後、「かりんとう問題」について説明しましたら、
なんだかえらく喜んでいました。
それぞれ自分のお菓子をもってるくせに、
その日、父親の「かりんとう」は
なぜかみんなの人気者でした。
100円駄菓子、あなどれませんね。

さよ
(セイ:「ピーナッツ」、「おかき」、「かりんとう」に
絞られてからが重要ですね。つまり、季節的に塩辛いものは
食べたくなかったと。しかも、酒のつまみではないと)

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「かりんとう」

そーいえば、私も「かりんとう」のことを、
家では「うんこがし」と呼んでいました。懐かしいなぁー。
いろんな「かりんとう」が出てますけど
あの黒いのが、黒くて硬いのが「かりんとう」ですよね。
そう「うんこがし」なんですよ。

私も気にして、男の人が「かりんとう」を手にする瞬間が
見たくて、用もなくスーパーに行ってみてますけど、
残念ながらまだ目撃していません。
職場でも、何気なく「かりんとう」を机に置いて
男子(20〜30代)の様子をうかがってみたりしましたが
手もつけません。
どーも私のまわりには、
「かりんとう」にこだわっているヤツはいないようです。
父の大好物でしたから、生前にはよく我が家でも
見かけたものですが、今では、それを受け継いでいるのは
私だけです。もちろん、お茶・・・それも“ほうじ茶”か、
ちょっと出がらしの緑茶がよく合うように思います。

bubu
(セイ:この人はスーパーや職場で観察したんですね。
そして、ここでも、かりんとうには酒よりお茶なんだな)

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「かりんとうについて推理」

かりんとうについて、勝手に推理しちゃいます。
購入者は、18〜25歳ひとり暮し、国分寺在住、男性。
田舎者なので、国分寺にどんな独身男性の方々が、
生息しているかは知りませんが、おそらく東京郊外に
ひとり暮ししているという点で、おそらく地方出身で、
国分寺周辺の学校もしくは、会社に通われている方
でしょう。「暮らしている」ということは、
地方出身者の可能性大ですね。

全然、わからないので、
地図を広げてみることにします。
国分寺周辺・・・国分寺、国立、府中、小金井、
なんだか、学校、工場が多いですね。
一橋大、東京学芸大、東京農工大、東京経済大。
東芝府中工場、日立製作所中央研究所、
研究所なども目立ちますね。
おそらく、必然的に国分寺近辺の男性のひとり暮し率
(寮生活を含む)は、高いことでしょう。

男は甘いもの好きではない、という定説は成り立ちません。
女は辛党ではない、というのと同じではないでしょうか。
と、この話は、後にして。

ひとり暮しなら、食べたい物は、
自分で買わなくてはなりません。
ひと昔前なら、田舎の実家から、
息子の好きな果物やお菓子が
衣類や手紙と共に送られてきたかもしれませんが、
今は、カードでお金が振り込める時代です。
ましてや、社会人の息子には宅急便など受け取るほうが
面倒なことかもしれません。
だから、子供の頃の好物を
誰かが与えてくれるということは、ないのです。
家族と一緒に暮らしている人は、
家族が同じ物を好きだったりするので、労せずとも
“かりんとう”を食べられます。
家族と一緒だと意外とかりんとうなどは、
興味ないかもしれません。

ふと、夜にでも小腹が空いた時に、
何か食べたくなることがあります。
「あっ、あれ食べたい」
と思った時に何が思い浮かぶでしょう。
「突然クリームシチューが食べたくなって作った」
という男性は、まだまだ少数派でしょう。
手早くつまめる物として、スナック菓子、
チョコレート、乾き物、駄菓子、
カップラーメンなどが挙げられることでしょう。
その時、ふと子供の頃に食べた物が
懐かしくなるのではないでしょうか。
夜、もしくは、買い物のついでに
「おっ、君こんなところにいたのか」って
買ってしまうのが、
“かりんとう”なんて、考えたりします。

子供の頃、母親が好きだったか、祖父母が好きだったかで
“かりんとう”に出会った人は数知れずいるはずです。
子供の頃の嗜好は、ある年齢、ある状況化で
花開くような気がするは気のせいでしょうか。
(ずっと、花開かせっぱなしの人もいる)
男の人に異常に多い、オフクロの味恋しいも
そのひとつでしょう。
一緒に住んでいた時には、たいして「おいしい」と
思えないのに、家の味から離れたとたん、
その味が恋しくなったりするものです。

女性は、どちからと言えば、食に対する探求心が強く、
常に新しい物を追いかけているような気がするのは、
気のせいでしょうか。
彼女がすすめるがままに、一緒にティラミスを食べ、
ナタデココを食べ、クレームブリュレを食べ、
カヌレを食べ、クイニーアマンを食べ、
ベルギーワッフルも食べ、
家に帰ったら“かりんとう”が食べたくなったりする、
というのが男心なのでしょうか。
それとも、「疲れたときは、甘い物が一番」とばかりに、
子供の頃おばあちゃんが言ってくれた言葉など
思い出しながら、しみじみ食べているのでしょうか。

はっきり言って、最近のお菓子革命、チョコレート革命に
ついていけなくなってきた人たちが、昔の駄菓子に
惹かれているのでしょうか。私は、そうです。
グリコのビスケット、不二家のミルキーチョコ、
ハートチョコレート(最近CM復活)
昔、一世を風靡したお菓子たち。
私は、女性なので、何も躊躇なく買えます。
女性が買うと、
若ければ「まだかわいいとこある」と思われ、
少し年を重ねれば「子供や孫に買う」と思われるだけです。
つまり、18〜25歳独身だろう男性が
一番逃げも隠れもできない状態な訳です。
(他人の買い物を見ているととってもオモシロイ、
そのネタでも話は尽きない)

ちなみに、最近ケーキ屋でも非常に多くの男性が
ひとりで買いに来ているのを見かけます。
彼女、家族へのプレゼントなのでしょうか。

私の住んでいる所は倉敷なので、他県の方は、
倉敷=美観地区=和菓子とお思いかもしれませんが、
最近一部の地域にケーキ屋がどんどん増えてきています。
その辺りは東京に本社がある会社に勤める人の社宅、
もしくは、その方々が建てられた家が多いのです。
したがって、結構、関西方面、東京近郊の大学を出て
こちらに配属、もしくは、東京本社経由で、
水島の工場勤務になった方が多いのです。 
ですから、奥さんも社宅の方はかなりの確率で、
東京近郊の方がおられることでしょう。
(地元の人と結婚した場合、そこに同居していたりする)
そうなると、どうしても食の問題が出てきます。
「やっぱり、おいしいケーキが食べたいわん」って
訳ではないのでしょうが、おしゃれなケーキ屋が
その周辺だけに分散してあるのが気になるところです。
(立地条件、購買力の問題なんですけど)

国分寺のかりんとう、倉敷のケーキ屋。

桃子
(セイ:地理的考察、時代的考察、男心的考察をおりまぜた
読ませる推理ですな。それにしても、ハートチョコレート、
グリコのビスケットを無性に食べたくなったぞ)

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さて、いろいろな人が「かりんとう問題」について
投稿してくれたのだが、ここで、この問題を発見した
国分寺のササキさんからのメールを紹介しよう。

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「かりんとうのこと」

こんにちは。
以前、かりんとうのことでメールしたササキです。
なんとなく出したメールが、「かりんとう問題」なんて
立派なタイトルをもらっちゃって、しかもみなさんから
お返事までいただいて、少し気後れして、
メールを出せずにいました。

さて、かりんとうは、
いぜん青年達の支持を受けています。
わたしは「みのもんた的教祖による推奨」説を
疑っていたのですが、もう1か月以上続いているのを
見ると、違うのかもなぁと思います。
(ちなみに、みのもんたの力は本当にすごくて、
商品が番組でとりあげられると、売り上げが3倍に伸び、
品切れして苦情続出なんてことになります。
でも、そのブームは続いても1週間程度のことなのです)。
もしかすると、わたしが気づいたのが最近だっただけで、
ずっと昔から
「男は黙ってかりんとう」だったのかも・・・。

若い男性がお菓子を買うのは、きっと、
主にコンビニではないかと思うのですが、
かりんとうって、置いていない場合もありますよね。
だから、スーパーで買うお菓子がかりんとうになる率が
高いとか。どうなんでしょう。

今日も、私が応対した若い男性6人のうち、
3人がかりんとうを買って行きました。
なぜかりんとうなのでしょう?
おじいちゃん達は、かりんとうだけじゃなく、
おまんじゅうも羊羹も最中も、
甘いものならまんべんなく買っていくのに。
若い女性はチョコとかクッキーとかプリンとかを
買っていくのに。
少し飽きてきてもいますが、やはり気になります。
直接、お客さんに聞いてしまおうかな・・・。

ササキ
(セイ:とうとう本家本元が出てきましたね。
あいかわらず、かりんとうは高い確率で買われているようです。
なんたって6人中3人が買うってんだからね。
ササキさんの言うとおり、おうお客さんに聞こうよ。
もし、勇気がないのなら、僕がそのスーパーに行って、
出口調査するからさ。ほぼ日の取材ってことで)

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というわけで、いぜん謎の部分を残したままですぜ。
かりんとう問題は。
しかし、かりんとうには酒ではなくお茶ということは、
はっきりしたようです。
国分寺市の青年よ、この問題にケリをつけられるのは、
キミたちなのだよ。メールまってます。

さて、話題はとつぜん変わります。
僕は次のメールを呼んで、
思春期のころを思いだしましたよ。

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「すごく書きたくなったので」

テレホーダイ時間外。 なんてコト無くパソコンいじってて、
ブックマークあさって久しぶりに見ました。
このホームページ。

適当にどんどん見てるときに
「こどもの偽ウォークマン(その2)」が目に入りました。
何となくクリックして読んでみると、
なんだかすごく感動、という感じでした。
涙は出ませんでしたがかなり我慢してる状態です。
自分も昔(小学校3年頃?)は、
永いこと使っていた長靴を親が捨てるとき悲しくなったり、
車も買い換えたときは悲しかったです。
もちろん、親は知らないでしょう。

今、高校2年生しているものです。
毎日が同じ日々です。本当に。
けど、久しぶりに少しかわれました。

今、新しいMDプレイヤーを買おうとしてます。
前のはちょっときついので、おそらく残りの半生は
家で録音専用として生活します。
あまり、反省していないようにも見えますが
少しは考え方が変わりました。
このことはもう、忘れられないことでしょう。

これからは“ほぼ”毎日見ていきたいです。
どうもありがとうございました。

くわむー

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なんだかわからんけど、くわむーサン、元気だしてね。
高校のころって毎日が同じに感じられたりするんだよね。
そんな、くわむーサンのメールを読んでいたら、
僕も思い出しちゃったんだよね。
子供の頃、おばあちゃんや、親に買ってもらった
おもちゃとか、おみやげとかを
なかなか捨てられなかったことを。
たわいもないモノほど、妙に捨てられないんだよね。
でも、今はないってことは、結局捨てたのよ、オレ。

では、次のメール。これはちょっと、おめでたい。

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「11月01日に1101m付近でお祈りを」

こんにちは。
昨日の11月01日は、奥秩父の三峰山神社まで
行ってきました。
この神社のある三峰山の山頂は1102m。
なので、1101mと思われるあたりでほぼ日刊イトイ新聞に
幸多かれとお祈りしてきました。
この三峰山神社の名物「みそいも」300円、
これはお勧めできません。
一口かじってこれは駄目だと思ったのですが、焼いている
後ろにある席で腰を落ち着けて食べたものですから、
投げ捨てるわけにもいかず、目に涙をためながらほおばり、
テーブルのポットからお茶を湯飲みに注いで、
それで流し込もうと思ったのですが、ポットは空。
あーもう駄目だと思っていたら、
丁度頼んでいた甘酒が「へーイ、お待ち」と私の目の前へ。
あー、三峰山の神様ありがとうございます。
幸せってやつは
このように思いもよらぬところに
転がっているのですね。

片岸
(セイ:幸せってやつぁ〜よぉ〜、転がってるんだよぉ〜。
それにしても片岸さん、オイラ感激して半べそだぜ。
11月01日に標高1101mで「ほぼ日に幸あれ!」なんて
味なマネしてくれるじゃないの。
それなのに、オレってば、同じ日に○○○してたよぉ〜。)

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というわけで、普段のオコナイを
ちょっとばかり反省したところで、
おいとまさせていただきます。
それではみなさん、ごきげんよう!

1998-11-03-TUE

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