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postman@1101.comから。

第2回

みなさん、「ほぼ日」にたくさんのメール、
どうもありがとう。
さて、読者のみなさんからのメールを
紹介するこのコーナー。
今回は、モリモリですゾ。

まずは、昨日の「カナだから、の手紙」
<『男と女』などなどの巻>に登場した
『謎の物体』について。
掲載したその日のうちに、答えがわかっちゃいました。
編集部では「ウニだろ、ウニ!」ってことに
なりかけてたんだけど、
いやいや、どうして、読者はすごい。みなさんに感謝。
それでは、4通つづけて、どうぞ!

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●1通め●
樋口可南子さん。はじめまして。
今回の『カナだからの手紙』に登場しておりました、
九十九里浜の謎の物体ですが、
棘皮動物の中の『ウニの仲間』で『カシパン類』の
『タコノマクラ』(Clypeaster japonicus)
だと思われます。
大きさはどのくらいだったでしょうか?
10センチ程度ですと『タコノマクラ』ですが、
5センチ程ですと
『ヨツアナカシパン』か
『ハスノハカシパン』かもしれません。

『タコノマクラ』っておかしい名前ですよね。
タコが『ふへー』とかいいながら寝っ転がっている姿を
想像すると、思わず笑ってしまいます。
『カシパン類』などという分類もふざけていてよいです。
海の中にはごろごろ転がっているんですよ。

以下は東海大学出版会発行「フィールド図鑑・海岸動物」
からの抜き出しです。
カシパン類は体が円盤状で上面に5弁の花びら模様があり、
殻の全面が微細な棘で覆われる。
口は下面中央、肛門は下面の片側か殻縁にある。

きっと専門家の方やもっと詳しい方からなども
メールが届いていることでしょうと思いましたが、
私の知っていることでしたので、
嬉しくてついつい書いてしまいました。
これからも『カナだからの手紙』を楽しみにしています。
それでは、失礼します。

Kyoko Denda


●2通め●
こんにちわいつも楽しく拝見しております。
カグチヒナコ様が拾われた、謎の物体、
私も、持っています。
これは、タコノマクラとゆうものだそうです。
うにの仲間の殻とゆうか骨のようです。
でも、私は、そんな平べったいうにを、見たことがないので
本当か、どうか疑っているのですが、
普通のうにの骨を見てみると、
確かにこの謎の物体を膨らました形をしているのです。
ずーと前に、なにかのコマーシャルで、
『ぼく、タコノマクラ』と言っているのを
見たことがあります。
あやふやな情報で申し訳有りません。
大変失礼いたしました。
それでわみなさま、ごきげんよう。さようなら。

小柳省三


●3通め●
九十九里浜でみつけられたというあの物体とおなじものを
いつだったか遠州灘で拾いました。
不気味だけど今も持ってます。
たぶん“たこのまくら”と呼ばれているものではないかと・・・。
きっとヒトデの一種だろうと勝手に決めてましたが、
本当は何なのか私も気になってきてしまいました・・・。

おおはた まゆみ


●4通め●
はじめまして、樋口さん。
「カナだからの手紙」とても楽しみに読んでいます。
イトイ新聞を知ったのもついこの間なのですが、
すごいイイモノみつけちゃった! と読みふけっています。
なかでも、樋口さんファンの私はこのコーナーが
一番楽しみ。
佐々木さんもとっても素敵な方ですね。
中国茶についての「メール」を見て、
ぜひぜひこんど試してみたいと思っている30歳主婦です。
ところで、樋口さんが海で見つけたあれの
正体がわかりました。
「タコノマクラ」という代物だそうです。
ウニとかナマコの親戚らしいです。
海の中であれに頭を乗せてタコが昼寝をするところを
思い浮かべると、思わず笑ってしまうと思いませんか。
名前をつけた人もなかなかタノシイ人ですよね。
(竹中さんがタコになって昼寝をしていている図も
素晴らしいと思うのですが・・・)
ちなみに出所は、
Microsoft エンサイクロペディア97マルチメディア百科辞典
です。

ACCO

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みなさん、もうわかりましたね。
謎の物体のなまえは『タコノマクラ』でした。
ちがうこと言ってくるメールがあったらどうしよう、
ってちょっと心配したけど。
4人も同じこと言ってるんだから、
これにて一件落着でしょう。
いただいたメールは、
カグチヒナコさんに転送しておきました。

さて、2番めの話題は、
「大瀧詠一スーパーロングバケーション」だ。
マニアがいるのよ、この人の周辺には。
世代的には、30代半ば以上でしょうか。
で、投稿者は42歳。伊豆大島(東京都)にお住まいの
高橋克也サンからのメールです。どうぞ。

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「スーパーロングバケーション」における
「吉幾三を称える」について。

大瀧詠一さんとの対談『スーパーロングバケーション』は
実にスーパーセッションしていて、毎回楽しみかつ
ときにその内容に驚愕しつつ読ませていただいております。
まさに拝読。「 読ませていただいております」って
言いたくなる内容ではないですか。

第8回「吉幾三を称える」については、
鳴呼、溜飲が下がるとはこのことか。

私はかつて約十年間にわたって宴会となれば必ずこれ!
“『ナイアガラ音頭』でおどりゃんせ”を何十回となく
実行し続けた者として
(某映画においてその一部を披露している)、
また当時、怒涛の如く普及し始めたカラオケでは
『オラ東京さ行くだ』を唯一のレパートリーに
していた者として、ここにおいて初めて、
自分の20代の音楽の指向性にO.Kを出されたような
気がしました。
もう20年も前のことになってしまったけれど、
やっぱり俺ってまちがっていなかったんだ。

あえて例えるなら『ナイアガラ音頭』は
洗練の行き着く先としてのドメスティックなものへの回帰。
あるいはドメスティックなものへの回帰を
洗練された形で行なった実験。

一方『オラ東京さ行くだ』は
ドメスティックな立脚点から一歩も動かずに
仮にイメージされただけの洗練をかりそめに
ちらつかせるのだが、そこにあるのは
実にドメスティックなその姿(のようだが、
実はひじょうに洗練された実像が裏にありそう)。

英国や米国におけるブルースギタリストに例えるなら
エリック・クラプトン(大瀧)と
オーティス・ラッシュ(吉)とでも言ったところ
(だった)でしょうか。
クラプトン(大瀧)がオーティス・ラッシュ(吉)には
やっぱりかなわんわーって言うのってなるほど納得。
実は私当時から、大瀧氏が『オラ東京さ行くだ』に
どのような感想を抱いているか
とてもとても疑問だったのです。
今回初めてその疑問もとけたし、実によかった。

なにはともあれ『ナイアガラ音頭』は
日本軽音楽史上に残るべき傑作であります。

『ほぼ日刊イトイ新聞』もこの勢いだと
きっと日本WEB史上に残るでしょう。
それより今がたいせつなんだよね と、
『ほぼ日刊イトイ新聞』は教えてくれます。

高橋克也 伊豆大島在住 42才

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お届けしたのは、高橋克也サンからのメールでした。
ク〜、なんか「ええ話」ですねえ。
「まってました!」って感じなんでしょうかね。
20年も心に秘めた高橋サンの思いを晴らせて、
「ほぼ日」冥利につきるってもんですよ。
スタッフ泣いてます。
「大瀧詠一スーパーロングバケーション」は、
まだまだ続きますから、今後の展開をお楽しみに。

さあ、3番め、今日最後の話題はバス釣りネタだ。
釣りファンから、「ほぼ日」はいつか本格的に
釣り企画をやるだろうと期待されつつ、
3ヶ月がすぎましたが、
いまだに、釣り企画やってないっすね。
にもかかわらず、釣りネタのメールをときどき
送ってもらいます。
ページでは、釣りしてないけど、
実際の釣りは行ってますから、
こういうメールもけっこううれしいんです。
いよいよ、秋の釣りシーズン。みんな、釣ってる?
ってことで紹介するのは、
あるバス釣り仕掛けの呼び方をめぐるメールです。
親切にイラストも入れてみたから、
釣りやらない人も、ふーん、そうなんだ、
と相づち打ってね。
では、いってみよう。

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「村上晴彦のつねきちバスワールド」
という本を買ったんですが、
「常吉論争」(?)ってあるんですね。
村上さん、後見人の大御所、服部さんともども、
アンダーショットだのダウンショットだのと呼びやがって!
バスプロどもめ! 常吉って言え! って
言ってました(^^)。
当然もうちと丁寧に、ですが(^^)。
要は、ああいうリグは昔からやってたというのがいるが、
どの古い文献あさっても、そんなことどこにも出てない
って言うんですね。

僕は・・・といえば、
ビギナーなので「ツネキチ、ツネキチ」と
いつもは言ってますが、
ただ、バス釣り草創期からバス釣りやってる
Niftyのスポーツフィッシングフォーラムのシスオペさんの
書き込みを読んだら、「逆キャロ」などと読んで
5メートルオーバーのリーダーから2センチのリーダーで、
実際、昔からそういう仕掛けで釣っていた、と。
これは村上氏に対する反感とかではなくて
事実問題として語っておられましたね。
ただ、昔はそれほど釣り場がタフではなかったから
あまり多用はしていなかった、と。
誰かこの事実を村上さんに教えてあげて欲しい(^^;)。

僕なりに理詰めで考えると、
愛称で「常吉」と呼ぶのはアリアリだと思うんですが、
正式なリグの名称としてはふさわしくないかなあ、
と生意気にも考えています。
というのは、「常吉リグ」というのは「常に吉と出るリグ」
ということで、他にも、根こそぎ釣るから「ねこリグ」
というのもあるそうですが、「釣れる釣れないの評価」が
リグの名称に入るのはやっぱりおかしいんじゃないかと。
これがありだったら
「必釣リグ」だってアリだとなっちまいます(^^)。

チェイゴ

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仕掛け図イラストはここ数年
バス釣りの定番として、
すっかり定着したリグ
(仕掛け)です。
要するに、シンカーが
底についたとき、
ラインを張ると、
ワームを中層に浮かせることが
できるんです。
これが、バスに効くもんだから、
一気に広まったわけです。
それで、
誰がいちばん最初に
この仕掛けを世に広めたか、
を決めたがる人たちがいる一方で、
そんなこと関係なく、
自分なりの呼び方を
している人もいて、
議論になってるんですね。
答えがなくても、
いいことかもしれませんね。

さて、モリモリと6通紹介してみましたが、
いかがでしたか。
「ほぼ日」は24時間体制でメールをお待ちしてます。
ってメールだからアタリマエか。

1998-09-08-TUE

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