第1回 「落語ブームがきてる、らしい」
〜イントロダクション〜
集合時間の15分前に到着した高田文夫さん。
ニコニコしながら出迎えた糸井重里。
昇太さんが来るまえから、
もうふたりでしゃべりはじめましたよ‥‥。
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ぼくはね、高田さんのやってることで
ハッ! と気づいたときがあって。
本人にしてみりゃ、
忘れてるよっていうような話なんですけど。
藤志楼のレコード買おうが、なにしようが。
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藤志楼:立川藤志楼(たてかわとうしろう)。落語家としての高田文夫さんのお名前。
1983年に立川談志の立川流に入門、88年に真打昇進をはたす。
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毎度ありがとうございます。
いいお客さんだ(笑)。
ええ、もう、ありがとうございます。 |
テレビ見てたって、いろんな面白い人がくるんだし。
文楽さんのビデオを買ったんですね。
なんであるんだ? と思ったら高田さんが‥‥。 |
※桂文楽:古今亭志ん生と並び、昭和最大の名人といわれる落語家。
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そう、いろいろやってんですよ、
裏でね、儲かんないことを。
文化事業ですね。
お金になんないことばっかしやってるんですよ、
昔から、じつは裏で(笑)。
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おさい銭箱の前で立ってたのが、
「奥の院見ますか?」っていったら、
「えっ? こんなところでチャブ台出して
メシ食ってたんですか!」みたいな。
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高田さん、鶴瓶さんのマネをされます。 |
鶴瓶ちゃんにさ、ほんとに言われたんだけど、しみじみさ、
「ほんまにね、高田さんが言うとおり、
落語ブームが来そうだ」と。
タイガー&ドラゴン始まるし。
「よく考えたら高田さん、
35年こんなことやってまんねん、ひとりで」って。
ずーっと応援してたからね、落語を。
この世界入ってからさ、
ひとりで応援してたんだもん。 |
※タイガー&ドラゴン:宮藤官九郎さんが脚本を手がけられた
4月15日にスタートするTBSテレビのドラマ。
今年のお正月にスペシャルドラマとして放送され、大好評につき連続ドラマ化が決定。
主演の長瀬智也さん、岡田准一さんたちと共に、昇太さん、高田さんも出演されます! |
しかも、落語だけじゃないじゃないですか。
箸にも棒にもかかんないってわかりきってるものまでも
応援してますよね。 |
そう、してる、してる。 |
骨董やってるヤツがよく言うんだけど‥‥。 |
骨董(笑)。 |
売りにくるヤツがね、
ウソに決まってるものを混ぜるらしいんですよ。 |
ぜんぶひっくるめての道具屋なんだよな。
セコーい噺から、若手のいいのからね、
ぜんぶひっくるめての落語界なんですよ。
愛してるんですよね、ぜんぶが。 |
それだよね! |
(昇太師匠、満を持して登場。)
「あー、すいません」 |
次回からは3人でのお話です。
おたのしみに。 |