ポカスカジャンの脱線マガジン。

ツアー日記

9月9日(木) 盛岡

昨日からお世話になっている横尾さんとPM12:00に
昨日の会場のYAMAHA前で待ち合わせて
ポカスカジャンの一行は一路、岩手県盛岡市を目指す。

車の窓から見える景色も最近ではすっかり
秋の気配を感じさせる。
ススキが風に揺られて「おいで、おいで」しているのに
誘われて車の窓を開けると、
思いのほか空気が冷たいのですぐにドアを閉める・・・。
もうそんな季節になったんだねェ・・・。

さて、盛岡といえば冷メンで有名な所だが、なぜだろう?
なぜ盛岡なんだろう。
そういえば、わんこそばも有名だが、この冷メンのおかげで
すっかりカゲが薄くなったような気がするのは
俺だけだろうか。
(全国800万人のわんこそばファンの皆さん、
ごめんなさい)。
しかし、この冷メンという食べ物は、ホントは焼肉屋さんで
口直しの一つみたいな一品で、どう考えても和風の
食べ物ではないはずだ。それがなぜ盛岡で・・・?

俺は考えた。もしも良質な牛肉が豊富にあって、
焼肉屋さんが市内に増えて、その焼肉屋さんに置いてある
冷メンが一人歩きし始めたのなら、それはおかしい。
盛岡ではないはずだ。
これは仙台の牛タンにも言えることだが、盛岡市にも
仙台市にもそんなに牛はいないはずだ。
もし牛肉が有名になっていって、牛タンやら冷メンが
名物になるのなら、やはり牛肉で有名な松坂であるべきだ。
いや、そうあってほしい!!

ちょっと熱くなってしまったが、
ほんとに各地の名物についてはフシギなものが多い。
“日本全国フシギ本”みたいなものがあったら、
読んでみたいもんだ。

あと、盛岡といえば“みちのくプロレス”。
やはり近くまで来たのだから、道場に行ってみよう
ということで、道場を遠巻きにのぞいてみる。
人の気配はない。
どうやら巡業でどこかに行っているらしい。
がっかりしつつも未練がましくのぞいていたら、
事務所の人らしき人がやって来て
「・・・何か用ですか?・・・」
と聞かれたので、俺たちは逃げるようにみちプロ道場を
あとにした・・・。

さあ、あとは盛岡での本番だ。
だけど俺は、ほとんどLIVEのようすを
日記には書いていない。
なぜならば、俺の文章ではポカスカジャンLIVEの
素晴らしさを表現しきれないからだ。
LIVEだけは、やはり生でみなさんに見ていただきたい。
残りのツアーも、こうご期待。バイバイ。

(PSJ/中山省吾)

1999-09-16-THU

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