ポカスカジャンの脱線マガジン。

ツアー日記

9月7日(火) 雨らしかったが曇る 東京〜白石

今日は朝10時30分にワハハの事務所に集合する。
ライヴは明日の仙台だから明日出発してもいいところを、
喰さん(ワハハの演出家であり社長)が

「お前達を温泉に連れてってやるよー」(モノマネ付き)

と、この流れになる。
経理部長の村井さん、CD『Kおとわざ』の
プロデューサーである北島さん(僕たちには“北やん”とか
“やん北”とか呼ばれているけど、実は何げに偉い)、
制作兼ツアー運転手の福原、そしてPSJの3人と、
男ばかりの1泊2日の温泉旅行だ。
連れていってくれるのはとてもうれしいが、実はどうも
怪しいところがある。何が怪しいかと言ったら、
“本当は喰さんはこのPSJのツアーに
一緒に行きたくて行きたくて、この温泉旅行を
計画したんじゃないか説”だ。
ちなみにある証言を紹介すると、
このほぼ日刊イトイ新聞をかなりの日にち分、
ダーッと読んだ喰さんが、

「こいつらいい旅してるよなー。俺が行きたい
 ぐらいだよー」(モノマネ付き)

とポツリと言ったらしい。
(某お笑い劇団マネージャーH氏談。)
だから本当は、

「温泉連れてってやるよー」

ではなく、

「ツアー一緒に連れてってよー」

だと思うんだけど、そういう素直に言えないところが
PSJの母性本能をくすぐる訳で、
一行目指すは一路白石鎌先温泉へ。
途中ドライブインでは必ずソフトクリームを食べる喰さん。

「やっぱりドライブインはソフトクリームだろー」

とか言ってるけど、何故ドライブインと言ったら
ソフトクリームなのかは喰さん以外は誰も解らない。

ずいぶん寄り道したけど予定より早く鎌先温泉へ着く。
旅館「最上家」に着くやいなや、
梅さん(梅垣義明さん)から連絡がある。
梅さんも、今日来たいとのこと。
梅さんも、仲間に入れてもらいたいんだ。
村井さんが、スグに部屋をひとつ追加する。
これで総勢男ばかり8人の旅だ。
夜、だだっ広い広間で、男8人でお膳を囲んでいると、
まるで印刷関係の中小企業の慰安会だ。

(PSJ/玉井伸也)

1999-09-14-TUE

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