PHILADELPHIA
お医者さんと患者さん。
「遥か彼方で働くひとよ」が変わりました。

手紙245 日本のHIV HIV感染症についての夢


こんにちは。

「ひとりストップエイズキャンペーン」も
2回目の年の瀬を迎えることになりました。

このキャンペーンの特徴は
どなたでもすぐに参加できることで、
ちょっとでもHIV感染症のことを思い浮かべて
誰かとHIVについての話をすれば、
もう立派なキャンペーン活動です。

もしよろしければ、ぜひご参加ください。

今年は職場の仕事だけでなく、
高校・大学やガールスカウトや地域の集まりなど
いろいろな場所に呼んでいただいて
HIVについてのお話をする機会を持つことができました。

日本のHIV感染症は、もはや
特別な生活をしている人がかかる特別な病気ではなくて、
ごくごく普通に過ごしている
社会人の日常生活を通じて、
知らず知らずのうちに体に入り込んでくる病気なのだ、
ということをお話しすることができたことは
わたしにとって、とてもうれしく感謝しています。

先日、「あなたの夢は何ですか?」と
聞かれました。

インタビューで
HIV治療について話している時だったので、
尋ねた方はおそらく
現在はまだ存在しない、
HIVを完全に体内から根絶させる治療薬の開発などを
念頭に置いた質問なのだろうなと思いながらも
考えを巡らせました。

HIVに関するわたしの夢は、ひとつだけです。

あと10年かそれ以上たったときに、
「そういえば昔、
 HIV感染症やエイズが今後爆発的に増える!って
 騒いでいた人がいたけど、あれは嘘だったねえ」
と、誰かが話しているのを耳にすることです。

では、今日はこの辺で。
みなさまどうぞお元気で。

本田美和子

2007-12-21-FRI

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