BUSINESS
オトナ語ニュース。
〜『オトナ語の謎。』の余波を追え!〜

ニュース11 わ! 早くも紀伊國屋から追加発注!


昼下がりのオフィスに電話が鳴った。
AOR西本の席である。

「はい、糸井事務所です。
 え? はあはあ、えっ!
 そうですか! ありがとうございます!」

テンションの高い受け答えに、
職場の誰もがなにごとかと見る。
電話を切った西本が高らかに告げる。

「来た来た来た、もう来た!
 紀伊國屋書店から1000冊追加発注!」

驚愕する一同。
だって、紀伊國屋書店で売り出されたのは
ほんの2日前のことである。
しかも、全店舗ではなくて、
一部の紀伊國屋書店での販売である。

──なのに、もう、追加発注?

ともあれ、吉報を拍手で迎える一同。
よかったよかった、すげーすげー。

「でも1000冊、どうします?」と
冷静に切り返したのは在庫管理を担当する
ナカバヤシである。

「倉庫から出すとなると、
 いまの発送作業の予定がくるうかもしれません。
 明日には出せますけど、
 それだと年内に全国の紀伊國屋に
 届かないかも‥‥」

今日中に1000冊を、
紀伊國屋の発送センターに届けなければならない。
しかし、倉庫から出すにはタイムロスが生じる。

すると、西本がひらめいた。
「事務所に、明後日送る予定の1500冊がある。
 あれを紀伊國屋分に回して、
 明後日送るぶんは倉庫から出せば?」

「1000冊も、どうやって?」

「クルマで」

いっそ自分たちで発送センターまで
運んでしまおうという作戦である。
事務所から発送センターまで、
高速を使えば1時間もあれば着くはず。
幸い、社用車のハイエースは空いている。

よしよし、それなら積み込みだ、と
一同は盛り上がりかけたが、
ことはそう簡単に進まなかった。

「運転手はどうするの?」

「うーさんは?」

「風邪でダウンしてる」

一難去ってまた一難とはこのことである。
悪いことに今日はバンを運転できる人間がいない。
ていうか、そもそも力仕事を任せられる
男手がほとんど出払っているのだ。
途方にくれる乗組員一同。
──そのときだった。

「あたしが運転しよう!」

「あかりさん!」

「バンの運転経験は?」

「ない!」

どひゃー、とずっこける一同。

「けど、なんとかなるやろ」

とにかく時間がない。
細かいことは現場対応。
「なんとかなるやろ」を合い言葉に、
一同は行動に移った。
そういうわけで12月25日、
「女だらけの『オトナ語』配達大作戦」が
決行されたわけである。
どちらさまもメリークリスマス。



事務所の片隅に積まれていた『オトナ語の謎。』。
見るからに弱々しい発送風景です。
手前でふらついているのは、
経理担当のナガサカ。大丈夫かなあ。



台車に本を積んでいきますが、
その台車の小ささに呆れます。
大丈夫かなあ。



とにかくどんどん積んでいこう。
しかし、見るからに計画性のない積み方。
大丈夫かなあ。
ちなみに、ひとつの包みに10冊入ってます。
それが100個必要です。おいおいほんとかよ。



台車がいっぱいになったら、下へ運べ。
男性陣でただひとり作業に参加したシェフ武井。
ただし、運転免許なし。



エレベータが下についたら押せ!
手の空いてるやつは先回りしろ!
写真左を走り抜けているのは、
事務所に居合わせた、ゆーないとさん。



下に運んだら、バケツリレーだ!
「アイデアがないときは努力で補え!」
というのは我が社のモットーのひとつ。
発言者はもちろんdarlingこと糸井重里。



とりあえず、半分ほど積んでみたところ。
いやはやなんとも素人くさい積み方である。
いわゆる金の延べ棒状態。
こんなんで大丈夫かなあ。



「かまへんかまへん」
とにかく積んで、あとは現場対応!
しゃにむに積み込む、あかりとオガー。
ふと我に返って心配そうな、りかとナガサカ。
とりあえず、積み込み完了!!
いざゆけ我らのハイエース!
紀伊國屋発送センターへ!



「ほないくで!」
と言ったかどうかは知らないが、
通天閣あかり、ドルルルとエンジンを吹かし、
ハイヒールでアクセルを踏む。
慌てて後部座席に飛び乗るナカバヤシ。
ドルルルル、ドキャーーン! 
我らがハイエース、
国道1号線を猛スピードで北東へ走る!!
すると、後部座席では‥‥。



「きゃーーーー!」
言わんこっちゃない。
揺られて、本が右へ左へ。
おさえるナカバヤシも右へ左へ。



「しっかりつかまっときや!」
ガシュッ、ズガッ(稲妻シフトチェンジ)!
ギャグァワワワァーン!!!!



「きゃーーーーー!」



「どけどけどけーい!」
ガンッ、グワィィィィン(逆ハン切ってドリフト)!
ブシュワァァァァアアアッ!!



「きゃーーーーーー!」
(以下、1時間ほどくり返し)



「む! 近い! 近いで、ナカバヤシ!」



「見えたでーー!」



「ほんとだーーー!
 紀伊國屋だーー!」



グキャキャキャキャァアアアッ!
(カウンターを当てて制動)



「おろせ、ナカバヤシ!」
「はい!」



「違うがな、こう持つんや!」
「ははぁ、なるほど!」



「もうチョイやで!」
「はいなっ!」



「これで全部か?!」



「ひい、ふう、みい、よお、
 ‥‥さんびゃくにじゅうよん、
 ‥‥ろっぴゃくとんでなな、
 ‥‥せん! 全部です!」
「よっしゃ!」



「紀伊國屋のおにいさん、
 納品終了しました!」
「ハイ、ごくろーさん」



「ハイ、じゃあ、これ、受け取りね」
「どうも、ありがとうございました!」



空っぽになったハイエース。
そういうわけで、配達大作戦は
無事に終了したのでした。
‥‥めでたしめでたし。

なお、以上の
「女だらけの『オトナ語』配達大作戦」は、
10の事実を12くらいに脚色してお届けしました。
交通ルールはもちろん守っております。

ええと、主題がなんだかわからなくなりましたが、
とにかく書店からの追加注文が早くもあり、
『オトナ語の謎。』がどんどん
世の中に飛び出しているというわけです!




※こちらは、オトナ語バナーを貼ってくださった方の
 ホームページをぽつぽつ紹介していくコーナーです。


ハリー 「ソフトくんソフトくん」
ソフト 「なんですかなんですか」
ハリー 「なんか、昼間は配達でみんな
 たいへんだったようやねえ」
ソフト 「そうみたいですねえ。
 ハリーにいさんは手伝ったんですか?」
ハリー 「いや、ちょうどそのとき、
 目を閉じて横になって
 じっとしてたんや」
ソフト 「寝てたんかい」
ハリー 「ところでその後、どないなん?
 みなさんからの
 『バナー貼りました報告』は
 きてるんかいな?」
ソフト 「はいはい、きてますよ。
 毎日かならず何件かは届いてます!」
ハリー 「ありがたいこっちゃ」
ソフト 「せっかくなんで今日は、みなさんが
 どのバナーを使ってくれてるか、
 人気ランキングを発表してみましょうか」
ハリー 「それはええね。このバナー大作戦ために、
 ぼくが日に夜を惜しんで
 丹精こめてつくったバナーやからね。
 いったいどれが人気があるのか?
 もちろんそれぞれにすばらしいし、
 機能的やし、順風満帆やけど、
 そのなかでも
 どの子がとくに愛されとるのか、
 女子高生も大いに関心のあるとこやろ」
ソフト 「はいはい、わかったわかった。
 では発表しましょう!
 ドラムロール、スタート!」
ハリー 「‥‥‥‥」
ソフト 「おい、ドラムロール!」
ハリー 「え? ぼくですか?」
ソフト 「ほかに誰がいるんだよ。
 さあ、ドラムロール、スタート!」
ハリー 「ド、ドロロロロロロロロロロロ‥‥」
ソフト 「バナー人気ランキング、
 まずは第3位は!」
ハリー 「第3位は?」
ソフト 「1番のマイクロバナーでございます!」

1番マイクロバナー
ハリー 「ほほう、そうかそうか。
 このバナーをつくるときに苦労したわ。
 まずぼくは国会図書館に出かけ‥‥」
ソフト 「はいはい、わかったわかった。
 つぎいきましょう!
 はい、ドラムロール!」
ハリー 「ドロロロロロロロロロロロ‥‥」
ソフト 「バナー人気ランキング、第2位は!」
ハリー 「第2位は?」
ソフト 「6番のミニバナー、
 14番、15番のフルサイズバナーが、
 同率で並びましてございます!」
 
6番ミニバナー


14番フルサイズバナー(縮小してあります)


15番フルサイズバナー(縮小してあります)
ハリー 「ほうほう!
 大きいから敬遠されるかと思ったけど、
 人気あるんやなあ。
 おっちゃん、うれしいがな。感動したがな」
ソフト 「6番のミニバナーは、
 単純な四角じゃないユニークさが
 人気の秘密ですかねえ」
ハリー 「うむ! ぼくがデザインしたからには、
 もちろん、それを狙っとる。
 いやぁ、これつくるときは
 ほんまたいへんやってんで。
 まずぼくは美濃の山奥にこもり‥‥」
ソフト 「はいはい、わかったわかった。
 はーい、いよいよ1位の発表です!
 ほらほら、ドラムロール! 長めに!」
ハリー 「ドロロロロロロロロロロロロロロロロロ
 ロロロロロロロロロロロロロロロロ‥‥」
ソフト 「もっと長く!」
ハリー 「ロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
 ロロロロロロロロロロロロロロロロ‥‥」
ソフト 「もっと長く!」
ハリー 「ロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
 ロロロロロロロロロロロロロ‥‥ロ‥‥」
ソフト 「もっともっと長く!」
ハリー 「死んでまうわ!」
ソフト 「バナー人気ランキング、第1位は!」
ハリー 「第1位はー!」
ソフト 「16番のフルサイズバナーでございます!」
 
16番フルサイズバナー(縮小してあります)
ハリー 「おめでとうございます!
 誰に言うてるかわからんけど
 おめでとうございます!」
ソフト 「じゃあ今日のサイト紹介は、
 いちばん人気の16番を
 貼っていただいてるとこにしましょうか」
ハリー 「よっしゃ。ほなら、これにしよ。
 『ザコノイケス』
 (http://yumizo.oops.jp/zako/index2.htm)」
ソフト 「おお、個人サイトとは思えぬ緻密さですね。
 確かに使っていただいてます
 16番バナー!」
ハリー 「キャッチコピーまで入れていただいて、
 ありがとうございまーす!」
ソフト 「そんなこんなのオトナ語バナー」
ハリー 「みなさんもすぐ貼りなはれ」
ソフト 「貼りなはれ貼りなはれ」
ハリー 「もういくつ寝ると?」

ふたり
「おーしょーうーがーつー」

※オトナ語バナーはこちらから入手できます。

2003-12-26-FRI

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