ブームよ、来い来い。 みんなが知ってて知らないテングー。



みうらさんは、テンググッズを
多数出していらっしゃいますが、
テングブームについては、まだまだこれから、
とおっしゃっています。




「みんなが知っているのに、
 深くは知らないもの」
に、僕は興味があるんだと思います。
テングは、映画「鞍馬天狗」以来、
流行っていません。




キッパリといいましたね。




ええ。
僕がテングの面(めん)を大量に買ったときに、
京都の鞍馬のおみやげ屋のおばさんが
そう言っていましたから。




この「恩返し」は、みうらさんの事務所で
収録をさせていただいているのですが、
いまさらではございますが、
ここにはそうとうな量の
テングがあることに気づきました。
壁に飾ってあるテングも
「まあ、みうらさんだから」
ということで、そんなには意識していませんでしたし。







そうでしょう?
誘い水としてあちこちにテングを飾ってあるんですが
もう誰も反応してくれないんです。
わたくしのテングコレクションのコーナー、
ごらんにいれましょう。こちらです。







棚全体が赤いです。





鼻がぜんぶ上を向いて置かれています。






テングはきっと「飾る」ことが前提で売られているので、
このやっかいな形をある程度収納するには
鼻を上に向けるしかないんですね。





嫌になるほど鼻が出ていますでしょ。
いやたぶん、もう、嫌になっています!!




まあまあ、そうおっしゃらずに。





そうですね、テングはこれからがブームですからね。
でもだって、
(ガツッガツッ)



もう、棚も開かないし!




まあまあ、そうイラつかずに。
ところでみうらさん、おなじコーナーに陳列してある
この人形はテングとは関係がないのでは?







関係ないよね。
こんなものまで
テングに見えてしまうようになってしまったんです。
僕はもう、どうかしています。
これはテングじゃないですよね。ね?





テングじゃないです。
それに、こんなものも‥‥。







きっとね、腐ってると思います。
何年も置いてありますから、
干し肉でも、さすがにね。
ま、テングについては、
みなさん、あまり興味もないだろうし
はっきり言って
飲み屋でも盛り上がらないネタだと思うんです。
けれども僕は、ブームになると必ず
1冊ファイルをつくることにしているんです。






ファイルには「テングブーム」と書いてあります。





日付を見ると、このファイルを作ったのは2000年。
とんと、ブーム‥‥来てないッスよね。




まあまあ、そうおっしゃらずに。





(ファイルをめくりながら)
テングにもいろいろいるわけですよ、
キティちゃんがおみやげでテングになっていたりするし、
テングのプロレスラーだっているんです。



テングを好きになると、こうやって
どんどん情報が集まってくるんですよ。
言っておきますが、テングの場合は、
「ブームが来た」とはいいませんからね、
「ブームが降りてきた」といいますからね。
テングは山から降りてくるわけですからね。




はい。





さらにどんどん情報が集まってきますよ。
見てください、この長い鼻。



このころは、メジャーを持って、
日本一長いテングの鼻を探して歩いたものです。




「天狗おこし」のお菓子のパッケージまで
ファイリングされているんですね。







そう、全部そろえていかなきゃいけない。
タイヘンなんですよ?!




事務所の棚の一画をまっ赤に染め上げる
テングコレクション、そして、
「テングー」というキャラクターを生んでまで
テングブームに点火しつづける、
「ミスター点火」のみうらさんです。
テングの鼻をへし折ってやるぞ、という慣用表現も、
鼻が折れた情けない状態については、
実際に面(めん)を買って
折ってみないとわからないのです。
裏原宿の若者たちがテンググッズを持つその日まで
情熱の火は消えることはありません。
みうらさんの、44個めの恩返しでした。







みうらさんが考案した、
テングとペンギンの
ハーフキャラクター「テングー」。
グッズ化され、書籍の表紙を飾ったこともある。


テングー
テングーは、テングから生まれた、みうらさんのキャラクター。
テングブームを広める運動の一環。
テング(天狗)とは妖怪の一種。
山伏の姿をして手には羽団扇を持ち、頭には六角形の箱を乗せ、
鼻が高く(というか長く)、まっ赤な顔をしている。
もともとは「天の犬」という意味で、
流れ星や稲妻などのことを指したらしい。

鞍馬天狗
嵐寛寿郎の颯爽たる立ち回りの
大ヒットアクション時代劇。
原作は大佛次郎。
ラストに近づいてきましたので
おたよりコーナー
前から気になっていたのですが、
ソファの背もたれの上に
ちょこんと乗っているパンダ。
あれはひょっとして
「スイッチを入れると中国っぽい音楽が鳴り、
 目を光らせながら歩く」
やつですか? ウチにもいます。
音量があまりに爆音なため
今まで2回くらいしか動かしたことがないのですが、
なんという曲なのか、
じゅんさんがご存知なら教えてください。
(めぐみ)
 
めぐみさんがお持ちのものと同じパンダだと思います。
いちどスイッチを入れて、動くようすを撮影したのですが、
おっしゃるとおりのあまりの爆音に、
放映を控えました。(ほぼ日)
曲名は
「ピーピピピーピー
 ピーピピピー」
だと思います。(みうら)

浦純着替えのコーナー
毎回楽しく拝見してます。
(t)
 
コーナーの名前がちょっと違っているかと思いますが、
たのしみにしていただいていること、
ほんとうにうれしいです。
ありがとうございます。(ほぼ日)
着せ替えのコーナー
でもいいですね。(みうら)

つも「じゅんの恩返し」見ています。
先々週、何を思い立ったのか、
「じゅんの恩返し」を1〜35まで
仕事で疲れた体にムチ打って
深夜に読み(見)ふけりました。
正直20くらいにいったとき
辛くなり、また眠くもなり、やめたくなりました。
それでも何故だかやめられず、
延々と一人、深夜にPCの画面をジッと見つめていました。
「じゅんの恩返し」に中毒性があります。
少し具合が悪くなりました。
もうすぐ終わりに近づいているのが悲しいです。
応援しています。頑張って下さい。
(今日子)
 
具合が悪くなるまで‥‥
ほんとうにありがとうございます。(ほぼ日)
この画面は、あなたの周りの人、
特に乳幼児、子ども、お年寄りなどの健康に
悪影響を及ぼします。(みうら)


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2005-09-13 TUE
(c) Hobo Nikkan Itoi Shinbun 2005