大村憲司を知ってるかい?
2年前の冬、短い生涯を閉じた、
あるギタリストの話。

【さらに、ほぼ日読者からのメール】

先日何気なくこのサイトを見ていて
今回のトリビュートコンサートを知りました。
他の憲司さんフリークからすると
ファンと言うのもおこがましいのですが、
かれこれ20年以上前から
彼のプレイを聞いている物の一人として一言言わせて下さい。

憲司さんとの出会いは番組中でも取り上げられていた
ギターワークショップでした。
このころギターを弾き始めていた私は
クロスオーバーもよく聞いていて、
このときはむしろ森園氏や渡辺氏につられて
このアルバムを買ったのですが、
このときは比較的渋めの演奏で
当時は“うまいギタリストだな”という印象で、
雑誌の記事なんかを読んでいてもむしろ
“難しそうなヒトだな”といった感じでした。

その後YMOや井上陽水氏のバックでの演奏を
見たりしていましたが、あまり印象は変わりませんでした。

そうしている内に92年だったと思いますが、
WOWWOWで“The Recording”と言う番組がありまして、
このときのホストバンドのメンバーが憲司さんであり、
村上氏、高水氏、他には井上鑑、中西康晴、CHAKAといった
メンバーで毎回ゲストを迎えて、
いろいろな曲をアレンジしながら
レコーディングするといった企画でした。
(番組中でCHARが触れていた)
このときは演奏しているとき以外の映像も紹介され、
そのときに“すごくかっこいい人だな”と思いました。
気心の知れた仲間とある時はふざけたり、
またある時は真剣に音楽を創っていく・・
アマチュアの私にとって理想の世界がそこにはありました。
(この映像は今でもよく見返しています。)

その後、東京などへ出張した際は
必ずライブのスケジュールをチェックしていたのですが、
なかなかうまくゆかず、
生の演奏に触れることは出来ませんでした。

そして、2年前の8月にたまたまCSでやっていた
九州ツアーの映像を見たのが最後になりました。

travellingはこのときに演奏していたナンバーで
一番印象に残っており、
今回また聞けるとは思いませんでした。

こんなコンサートが企画され、
また大きな反響を呼んでいることを知り、
改めて憲司さんの人脈の広さと
人気の高さを実感いたしました。

P.S. でも、もう10年、20年経った時の
憲司さんの演奏を今日のメンバーをバックに
聞いてみたかったと思います。
合掌
(嶋村廣視)

        

私が憲司さんの曲を聴くようになったのは
YMOのツアーに参加されていた時の
「Maps」がカッコ良かったから・・・。

当時、ラジオ関東(現ラジオ日本)で
「衝撃のニューミュージック YMO対オフコース」
という電話リクエスト番組があり、よく聴いていたのですが、
「春がいっぱい」を発売された時、
憲司さんがゲストに来られ、
15歳の私のミーハーな質問に答えてくださいました。
(その時のテープは宝物です!)
Seiko Is Always On TimeのSeikoは
時計のSeikoと奥様の名前もあるともおっしゃっていました。
(歌詞カード?の最後に、このアルバムを奥様に捧げると
 書かれてますね。そして、この年に真司さんが
 生まれたんですね!)

25周年ライブでの憲司さんは、本当に楽しそうでしたし、
その頃、MCで
「ウチの息子もやっとギターに興味を持ってくれて・・・」
と、嬉しそうにおっしゃっていたことを覚えています。

昨年のトリビュートライブ、憲司さんのファンになってから
ずっと聴きたくてもライブで聴けなかった
「LEFT HANDED WOMAN」と「YUMEDONO」が
真司さんのギターで聴けた時、
嬉しいような悲しいような、ヘンな気持ちでした。

家に帰ってKENJI SHOCKのCDに付いていた
真司さんのコメントを読んだら、
しばらく涙が止まりませんでした。

こんなに素晴らしい人のライブを
観ることが出来ただけでも
私は幸せ者かもしれません。
でも、できることならライブでよく演奏された
神戸から東京に移るときに作ったという
「Leaving Home」や
入院中に作ったという「Greedy Woman」や
「Tokyo Rose」や「Local Hero」
(鳥肌が立つほど美しかった)のCD化・・・
なんてことは夢なのでしょうか。
(M.O.)

        

放送は涙なしでは見られませんでした。
多くの人に味わって欲しい内容だったと思います。

最後に生で憲司さんを見たのは98年の2月、
高橋幸宏さんの厚生年金ライブだったと思います。
とにかくあの、弾き出す一発目の音が
うれしくてたまりませんでした。
まさにone & onlyの存在だったと思います。
個人的には学生時代の思い出のアルバム
『春がいっぱい』を是非とも再発して欲しいと思います。
(松井孝志)

        

私は「大村憲司」というギタリストを知りませんでした。
「KENJI SHOCK」と言われてもピンとこなかったんですね。
でも友達も「スゴい人なんだよ」と言うし、
何にも増して今の日本を背負っているミュージシャンが、
こんなに揃いも揃って「大村憲司」という人間のために
ライブで集まるという事に
単純に興味を持ってしまったのです。
そしてCD発売された「KENJI SHOCK」を
聴いた時のショックといったら。
百聞は一聴にしかず。
スゴイと思わずにいられない。
そして今までなぜ私は彼の存在を知らなかったんだろう?
と悔しさで一杯でした。
(後で今まで聴いてきた音楽の中には
 彼のギターが入っていたことに気付いたのですが・・・)
ライブは暖かくて、カッコよくて、優しさに満ちていて。
真司さんもハタチとは思えなかった。
番組の彼の言葉、ほぼ日での彼の言葉。
とてもとても素敵な人だと思いました。
KENJI SHOCK、J&B(浅野祥之さん、梶原順さんのバンド)で
真司さんのギターを聴きましたが、
憲司さんと同じ「味がある」ギタリストですね。
その「味」というのは「真司 さんの音」であり、
ずっと味わっていたい音なのです。

ただもう憲司さんのギターが
聴けないんだという事実がただ悲しくて、
ビデオを見ながら泣けてしまいました。
(kanda naoko)

        

BS、拝見させていただきました。
ほんと、皆さんが言われるようにいい番組でしたね。
私は、大村さんのギターを
ライブで聴くことができませんでした。
今までそれをすごく残念で
悲しいことだと思っていたんですが、
でも今回の放送を見て、
素晴しいミュージシャンがこんなに沢山集まっていて、
皆ほんとにすごい方ばかりで、
大村さんの意思は受け継がれているんだなあ〜って感じました。
神戸でのライブ、是非行きたいです。楽しみにしています。
これからもいい番組をたっくさん放送してください!
(太田紀子)

2001-03-30-FRI

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