おいら。
(天海祐希の了見)

第138回 佐々さんの奥さん

昨日、映画の製作発表が あった。
「突入せよ・あさま山荘事件」

1972年の事件。
連合赤軍が山荘の管理人の奥さんを人質に取り、
立てこもった。
人質救出と犯人の生け捕りに命を懸けて戦った男達。
当時の警察の内部と現場との軋轢、人間模様、
事件の解決・・・骨太のお話。

主演は役所広司さん。監督は原田真人さん。

おいらの役は、役所さん扮する
「佐々淳行さん」の奥さん「幸子さん」

この映画、女性が数えるほどしか出てこない。
だって 「男」の話しだもん。

でも、凄く格好良い。
台本読んで、わくわくする。
おいらはまだ 撮影もしていないのに、
早く 完成品が観たい・・と、思うほど。

昨日の製作発表で、大泉の東映撮影所に行った。
撮影の方は もう始まってるので、
セットを覗かせてもらった・・

すっげー・・
もー、興味深々。

・・・・・こういう時のボキャブラリーが
足りてないと思うおいら。

気持ちは伝わってる?

さて、昨日、本物の佐々淳行さん、
幸子さんご夫妻にお会いした。

・・・なんて 聡明な、なんて鋭い・・
御主人の佐々淳行さんは、
テレビでもお馴染みの方も 多いと思う。
初代の内閣安全保障室長であり、
退職後は ニュースなどで
コメンテーターとして出演されたりしていらっしゃる。

様々な事件を第一線で 解決されてきた方だけあって、
言葉の一つ一つに重みと的確さと鋭さがある。
私は、きちんと丁寧に手入れされ
床の間に大事に置かれている
「日本刀」を思い浮かべた。

佐々さんは まるで、「日本刀」のようだと思った。

実際に使われていたであろう日本刀、
今は、鞘にきちんと収められてはいるが、
いつでも抜いて使用できる。
その為に手入れが行き届いている。

いくつもの戦場で使用されたであろう「日本刀」

・・・そんなイメージ。

こんな男性を武将と言うのだろう・・とも 思った。

ところで・・
おいら 来年の大河ドラマでも
「佐々さん」の奥様になるの。
こちらは本物の戦国時代の武将。

佐々家・・・時代は違えども、
世代を超えて奥様になるのさ。
縁があるんだな・・佐々家に。

こうなったら、佐々家に嫁に行こうかな・・
なんちて・・

因みに、あさま山荘事件の方の
「佐々淳行」さんは、戦国時代の「佐々成政」さんの
直系ではないものの、御一族らしいです。

ほら、やっぱり・・
三度目の正直で、
名字を佐々に変えた方がいいと思うの。
ははははは・・・

それでは、また。
おいらでした。

2001-11-19-MON

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