英国 オックスフォード フィドルマムさん宅
2015.08.03
Day 437 りありー?、100年前の手帳を読む。

前回にひきつづき、オックスフォードの街を
フィドルマムさんにご案内いただきます。
「ほぼ日」に縁のある出会いもあったんですよ。

気分をかえて、ちょっと市街を散策してみましょう。

こんな赤い電話ボックスが、
まだいくつか街のなかに残っています。

「くまの小径」と名づけられた通りがありました。
なぜかドヤ顔になる、りありー?。

この通りを歩いていくと‥‥。

1軒のパブにたどり着きます。
その名も「ザ・ベア」!
ますますドヤ顔の、りありー?。

オックスフォードで最も古いパブで、創業は1242年。
最初のカレッジができた直後に、
学生たちの憩いの場としてオープンしたそうです。

ボードリアン図書館です。
欧州で最も古い図書館の一つで、大英図書館に次ぐ規模。
英国で出版されたすべての書籍を所蔵しているんですって。

しーっ。
図書館ですからね、どうかお静かに。

15世紀にレクチャールームとして建てられた、
ディビニティ・スクール(Divinity School)。
ここもハリーポッターで、病院として登場するそうです。

オックスフォード大学の図書館、ラドクリフ・カメラ。
円屋根のところが、なんだか顔に見えますね。
「やあ、りありー?、オックスフォードによく来たね」

さいごは歴史科学博物館に行きましょう。
1684年、世界で初めて博物館専用に建てられた建物です。

あら、いらっしゃい、こんにちは。
行儀がいいくまさんなのね。
入場料? いえ、無料なんですよ。

わあ、おもしろそうなものが、いっぱい!
「Cabinet of Curiosity(好奇心の戸棚)」という表現が
ぴったりな博物館です。

これ、アラビアのローレンスが使っていた
カメラなんですって。
そんなものが残っているとは、びっくり!

なんと、アインシュタインが
オックスフォードで講義したときの黒板!

せっかくだから、特別展ものぞいてみましょう。
ヘンリー・モーズリーという物理学者の戦死後100年を
記念した展覧会です。(※現在は終了しています)

ヘンリー・モーズリーは元素記号表に関わる発見をした
物理学者で、第一次世界大戦で戦死していなければ、
ノーベル賞確実だったと言われています。

当時まだ見つかっていなかった、
この4つの元素がいずれ発見されると彼は予測したのです。

ここに展示されている、ヘンリーの母アマベルの手帳は、
「ほぼ日」で紹介されたことがあるんですよ。

これ実は、以前、ほぼ日手帳のページ
紹介していただいた、「100年前の手帳」なんです。
アーカイブルームで特別に見せてくださいました。

あ、りありー?も、見てみたいの?
どうぞどうぞ。

熱心に手帳を見つめる、りありー?。
くまと100年前の手帳の、英国での出会い。
なんだか不思議な気持ちがします。

フィドルマムさんがパッケージをデザインした
チョコレートをおみやげに。
元素記号で「チョコレート」と綴ってあります。

りありー?がカウンターの上にいると、
来場者のかたがたが、どんどん寄ってきます。
なんだか人気者になっちゃったね。

博物館を出たら、隣のシェルドニアンシアターで
卒業式のセレモニーが行われていました。
卒業したてのオックスフォード美女とパチリ。

ちゃんとオックスフォードのことを勉強して、
りありー?も無事卒業できたかな?
オックスフォードはとてもすてきな街でした。
フィドルマムさん、ご案内ありがとうございました!
次回は英国のなかで、別の街におじゃまします。
続報をお待ちください。