みなさんのために約600通のお返事をご用意しました。

メェ~~~~~~~~。

春の終わりのすがすがしい高原に
ヤギの鳴き声が響き渡るとき、
オリエンタルな島国、
日本にゴールデンウィークが訪れる‥‥。

幕末日本の素朴な日常を
欧米へ伝えたブルガリアの民俗学者、
ヤギ・メールシテネー博士は
著書『黄金週間伝聞録』のなかで
そんなふうに述べています。

いいえ、述べてはいません。
ていうか、そんな人はいません。

メェ~~~~~~~~。

脈絡のないデタラメな話を忘れるために、
ヤギの鳴き声をひとつはさんでおいて、
さぁ、さぁ、進めていきましょう。

ほぼ日刊イトイ新聞の
ゴールデンウィーク恒例企画、
「メールするからメールしてね。」が
今年もはじまりますよーーー!

これがどういう企画かというと
内容はたいへんシンプルです。
とあるアドレスにメールを1通だすと、
やがて、ほぼ日刊イトイ新聞から
お返事のメールが1通返ってきます。
2通出せば、2通、
3通出せば、3通、
4枚が8枚、8枚が16枚。

メェ~~~~~~~~。

どうにも話が脱線しがちですから
随所にヤギの鳴き声をはさんでまいります。

ともあれ、
この「メールするからメールしてね。」は
ゴールデンウィークの
ちょっとしたヒマをつぶすのに最適です。
渋滞中、待ち時間、眠れぬ夜、
どんなときでも1通メールを出せば、
やがて1通メールが返ってくるのです。

しかも! なんと!
私たちはこの企画のために、
約600通のお返事メールを準備いたしました。
いったいどのようにして準備したのか?

ずばり、書いたのです。
ほぼ日刊イトイ新聞の全乗組員が、
1通、1通、みんなで手分けして書いたのです。

当企画は今年で7年目ですから、
ほぼ日刊イトイ新聞の乗組員たちは
4月に入ると
「ぼちぼちあれを書く季節だな」と
そわそわすることになるのです。
「今年はじめてお返事を書きます!」
という、初々しい乗組員もいますし、
「うわ、4年前と同じ話、書いちゃった!」
という、ベテランの乗組員もいます。

その意味でいえば、全員、一般人ですから、
ものすごくおもしろいメールが
返ってくるわけではありません。
正直に言ってしまえば、
「しょうもないメール」が
ほとんどだと言ってもいいでしょう。
しかし、「しょうもないメール」が
届くのだという心づもりでいれば、
まあ、ちょっとしたヒマ潰しには
なるんじゃないでしょうか。

ああ、そうそう、全員一般人といいましたが、
約1名、日本を代表するC級コピーライターが
書いたメールも混ざってますので、
そういったあたりもおたのしみに。

メェ~~~~~~~~。

長々とした説明はそのくらいでいいのではないか、
とヤギが申しております。

はじめての方は、この下にある
「くわしいやりかたとご注意など」
を読んでからはじめてみてくださいね。
「オレぁ、もう、毎年やってるからさ!」
という方は、さっそく、
「メールする」をクリックして
はじめてみちゃってください。

メェ~~~~~~~~。

どうぞたのしいゴールデンウィークを、
とヤギも申しております。

くわしいやりかたとご注意など
クリックしてメールしてね! メールする
※5月8日11時をもちまして、
メールの返信を終了しております。
たくさんのメールをありがとうございました!

クリックするとヤギの鳴き声がします。
また、ごくまれに、
乗組員がマネをしたヤギの鳴き声がします。
ま、あまりお気になさらず。

※パソコンの環境によっては鳴かない場合があります。

2014-04-26-SAT