Sponsored by Nintendo.

 

イメージ

イメージ

 
特別企画
お母さんだって、子供に勝ちたい! 後編

イメージ
 
“タカハシ・ブラザーズ”による
マリオテニス特訓スペシャル、今回が後編です。
Mママ、いろんな秘策を聞いて
頭が混乱し始めたかも……。
でも、がんばって! 子供たちだって
手ぐすね引いて……じゃなかった、
ママと互角に戦える日を待ってるはずだ!

イメージ
 
方向キーを使わずに、相手を揺さぶるには?
 
方向キーの存在と意義は知っていても、
手が動いてくれないMママ。
マリオテニスで勝つためのポイントのひとつ
“相手を揺さぶれ!”
が、どーしても、できないのでした。
右手でのABボタンの同時押しはできたんだけど、
そこに左手で方向キーを操作するのには
まだちょっと練習が必要みたいです。
 
そんななか、タカハシブラザーズ兄・宏之さんが、
“方向キーを使わずに相手を揺さぶれる方法”
があると言うんです!!
ええっ? そんなこと、ほんとーにできるの?
 
「できるんです。方向キーを使わなくても、
 変化球を繰り出すキャラを使えばいいんですよ、
 たとえば、テレサですね」
 
そうか!!! テレサは変化球が得意だった。
ぼく・シェフ武井も、コンピュータ相手の
トーナメントでは、テレサにさんざん
辛酸をなめさせられたっけ。
テレサのボール、よく、外側にぐいんと曲がって
打ち返すのがたいへんだったなあ。
 
「テレサの打つボールは、方向キーを使わなくても、
 自然に曲がるようにできているんですよ。
 だからA、B、AB同時押しを使い分けるだけで
 自然に曲がる三種類のサービスができるんです。
 Bは低い球なので、相手が不用意に前に出てきて
 バウンドの上がり際をたたくと
 自分にチャンスとなるボールとなって帰ってくる」
 
よし、さっそくテレサでプレイしてみましょうよ、
Mママ。
相手をコンピュータのマリオにして、
テレサを使ってみます。
まずはBボタンだけでサーブしてみてね。
 
「きゃあ、曲がった!」
 
わあ、ワインディング・スライス・サーブ?
(たぶん、そんな名前はテニス用語にないけど)
ぐぅぃーんと曲がった球を、コンピュータのマリオは
拾うことはできたものの、いかにもチャンスボールな
へなちょこな球を返してきました。
Mママ、落ち着いて打ち返し、
得点1ゲット。やった!
 
「この感じ、わかりますか?」
 
と、宏之さん。
これならフツウにできるよね、Mママ。
ただ、テレサは氷の上を動くみたいに
「すべる」動きをするので、
練習して慣れたほうがいいと思うけど。
 
「外に逃げる球、を打つルールを教えましょう。
 右から打つときはBボタンでスライス、
 左から打つときはAボタンでトップスピン、
 そうすると、ぐいっと外側に“逃げる”球を
 サーブすることが出来ますよ」
 
「わかりました!!」
 
しかし、智充・崇明のM・ブラザーズは
そんなママに冷た〜い視線。
 
「それって常識じゃーん?」
 
だって!
いや、それは牽制だね。だって、君らも、
そんな外側に打ち込まれるサーブ、いやだろう?
自分がいやなことは、相手もされるのがいやなはず!
これが「相手を揺さぶる」ことの極意なのだよ。
レシーバーが外に出ると、相手は詰めてくる。
そう、君らが、劣勢になるのは
明白な事実なのだよ!

 
イメージ
 
 
雷が鳴って動けない!
 
さて、Mママの弱点のなかでも
最大のものと思える

◆ついつい2度押しして、「ため」をつくってしまい
 動けなくなる。


このモンダイについても、宏之さんは、
「一度だけの、ABボタン同時押し」
で解決できる、と言います。
なぜなら、ABボタン同時押しでのレシーブは
のぞむとのぞまざるとにかかわらず
“スマッシュ”が打てる可能性が高いから。
いつもAB同時押しを心がけ、
どんどん前へ出ていく楽しさを味わってホシイ。
それが宏之さんのアドバイスです。
 
「そういえば、うちの子たち、
 すぐに前に出てきちゃうんですよね。
 そうなると、私、まったくたちうちできないんです」
 
「じゃあ、お母さんが前に出てしまえがいいんですよ」
 
そりゃそうだ。そうか、
“一度のみのABボタン同時押し”は万能なのだな。

でも……、“無意識”でボタンを二度押しして
キャラクターが力をために入ってしまい
ボールに対処できなくなる
(Mママ流に言えば“雷が鳴って動けなくなる”)
ということも、ありますよね。
 
「そういうときはすぐZボタン(キャンセル)を
 押すクセをつければいいんですよ。
 そして、とにかくスマッシュマークがでるところまで
 行くことが大事。
 そこでAB同時押しをすれば、
 スマッシュの確率が高くなるんだから」

「そうですよね……」
 
「いや、ちょっとまて、兄貴!」
 
ここで、弟・秀五さんが、
兄・宏之さんに、“待った”です。
 
「Mさんが“すぐ雷が鳴って動けなくなる”と言うのには
 ぜったい理由があるよね。
 それは、やっぱり、焦ったり、パニックになったりして
 うっかり、押してしまうんだと思うんだ。
 だとすると、Zボタンを押す、ということを考えるより
 べつの方法があると思うんだよ」
 
イメージ
 
おお? それでは、秀五さんの
“別案”を聞いてみましょう。
 
「スマッシュを打つためのタイミングは、
 いまのMさんレベルからは、
 けっこう難しいことだと思うんです。
 スマッシュマークが出たところまで
 行くことができても、
 押すタイミングが合うとは限らない。
 行くのが間に合うかどうか、もわからない。
 そういう判断って、相当な経験がいるよね。
 きっと、いまのMさんは
 パニックになっちゃうと思う」
 
  どうですか、Mママ?
 
「うーん、たしかに、とっさの判断は、
 まだ、わたしには、できそうにないです……」
 
「だったら、こうしませんか?
 あのマークが出たら、
 それは“弱い球”なのが確実なわけです。
 だったら、マークの後ろのボールが来る
 ライン上に下がって待っている。
 そうすれば、時間が出来るので、
 二度押しでためる、こともできるんじゃない?」
 
うーむ、戦略がみごとに違うねー!!
Mママ、ちょっと迷いの表情。

これに対する宏之さんの反論は、こうです。
 
「スマッシュができるようになれば、
 その応用として、手前で待ってバウンドしたボールを
 スマッシュするということもできるようになるよね。
 でも、慣れないと、その球筋さえ、わからない。
 高いボールだから、どこにバウンドするかが
 読めないと思うんです。
 だから、いっそ、マークめがけて移動するほうが
 確実ではないかと思うんだよ」
 
むむむむむ。これは、聞いていた僕も
どっちが有効なのかわからなくなってきた。
で、自分がどうなのかというと
(ちなみにわたくしシェフ武井は、鼠穴一の
 マリオテニス・エースでやんすよ)
「どっちも自然にやってる」のでわからない。
考えてやってたわけじゃないからなあ……。
 
Mママ、どうする?
 
「お二人の意見、どちらもいいように思えます。
 これも、家に帰って練習してみてからの
 結論になりそうです」
 
そりゃ、そうだよね。
 
「それより、スマッシュが決めやすいキャラって
 あるんでしょうか?」

おお、そう来たか、Mママ。
そうだよね、スマッシュの練習するにしても、
しやすいキャラと、しにくいキャラがある
はずだもんね。
 
「ありますとも!
 背が低いけどリーチが長いキャラが
 スマッシュには有利です。
 Mさんの場合、ベビィマリオがいいんじゃないかな?
 それを使って、練習してみてくださいね」
 
「わ、わかりました」
 
イメージ
 
 
レシーブの最適な位置とは?

 
いろいろ宿題が増えちゃったね、Mママ。

さあ、あと残す問題点は……やっぱり、レシーブかな?
 
◆左右に振られると、
 ボールを打ち返す位置まで行けない。
◆前後の動きにも、弱い。
◆勢いのあるボールが来ると、パニックになる。

 
これ、みーんな、レシーブの問題だもんね。
こういうこと、解決する秘策、あるんでしょうか?
 
「もちろん、ありますよ。
 智充くん、崇明くん、ちょっと協力してくれる?」
「おっけー!」
「お母さん、子供たちの最初のレシーブの立ち位置、
 よぉーく、観察してくださいね」

なにを言われているのかよくわからないままに、  
M・ブラザーズのエキシビジョン・マッチが
はじまりました。
打つ、返す、打つ、ひねる、返す、前に出る、揺さぶる、
打つ、返す…………。

あー、やっぱ、うまいわ、この兄弟。
そして肝心の立ち位置ですが、
ふたりがどの位置でレシーブを待っているかというと、
あ! なるほど、なるほど!
 
「最初にキャラが立つ位置から、
 ちょっと前に出て、ちょっと外側に出て、
 構えているでしょう?」

 

イメージ
上の図の、のあたりです。
 
そーなんでした。ふたりとも、
それって攻略本とかで知ったの?
と、コッソリ訊いてみると、
 
「??? べつにー。
 この位置が打ち返しやすいなーって、自然に」
 
だって。やっぱこの兄弟強いんだなあ、
わかっちゃってるんだなあ。
宏之さんによれば、この立ち位置で構えると、
まずたいていのボールは拾うことができるんだそうです。

早速チャレンジするMママ。
ちょっと前、ちょっと外側!
おお、ちゃんと拾える!

必ず拾えるという安心感は、ファーストレシーブにたいする
恐怖心を消します。そのあとは、
すぐに前に出ていくこともできるし、
次に相手が打ち返す球筋を余裕をもって
観察できるようにもなるわけなんだ!!

Mママ、これも、自然にできるようになるまで、練習ね。
(僕も、あとから、やってみたよ。
 たしかに拾えるんだ、これ。)

 
 
GBで特訓だ!
 
「あとは、ほんとは、GBでも練習してもらうと、
 いいと思いますよー」

「でも、GBって画面が小さくて、
 64とは別のゲームって気がしてしまって……」

「いいえ、そんなことはないんですよ!
 GBのいいところは、こんなにあるんですよ」

ハイ、GBのいいところ、まとめてみましたよ。

・64と操作性が同じなので、同じ感覚で練習できる。

・キャラを育てる、ということに夢中になるうちに、
 自然と、テニスの腕がみがかれていく。
イメージ
 
・ほんとうのテニスのセオリーを
 参照できるようになっているので
 ルールなどの勉強にもなる。

 
 イメージ
 
なんです!!
画面は小さいけど、
なんていうんだろ、ゲームをする『感覚』は
64とかわらない。ということは、GBで遊ぶと
必然的に64のスキルアップにもつながるってわけ。
 
そっか、最初、M・ブラザーズの
智充・崇明兄弟が一所懸命GBをやってたけど、
あれは64の練習に、ちゃーんとなってたんだね。
 
で、どうしますか、Mママ。
ここまで教わったことをふまえて、
子供たちと対戦してみる?
 
「いいえ、ゴメンナサイ……
 わたしはもうクタクタ……」
 
オーケーですとも。ここまでの集中力、
すごかったですよ!!
(さすがに最後のほうは、M・ブラザーズからの
 ヤジも、少なかったよ)

今日はここまでにして、お家に帰って練習して、
母子対戦の結果を教えてください!

「お疲れさまでした! 教えていくうちに
 どんどん上手になられていくのがわかるので
 教えがいが、ありましたよ!」(宏之さん)

「子供たちに勝つ、というよりも
 一緒に楽しく遊べるレベルめざして、
 がんばってくださいね!」(秀五さん)
 
ということで、タカハシブラザーズによる
Mママの特訓は、幕を閉じたのでありました。
 
そして、後日……

 
 
Mママからのメール
 
イメージ
 
>皆さま
>
>先日はお世話になりました。
>2時間があっという間で 本当に楽しかったです。
>こどもたちにもいろいろ気を遣って下さって
>お陰さまでとっても喜んで帰ってきました。
>ありがとうございました。
>
>今回、タカハシブラザーズに忍耐強く御指導をいただき
>かなり「これはラッキー」と思えるアドバイスを
>いくつかして頂いたように思います。
>まず1番役に立ったのはレシーブの立ち位置です。
>こんな下手な私でも 
>「とりあえずここでサーブを待っていれば
> 大抵は打ち返せますよ」
>と言われたところに立ってみると 
>本当に打ち返せちゃうのです。
>しかも、「全然動かずに打ち返せる」というところが
>有り難いところです。
>子供達はそんなこと教えてもらわなくても
>何故か自然にそこに立っていて
>「ふーん、わかってるじゃん!」
>と感心してしまいました。
>そこに立つと決めてから、
>「何処に飛んでくるのかしら。こわーい」
>なんて緊張しすぎてくるくるまわったり、
>逆に全部のボタンをぎゅっと押してしまって
>全く動けなくなるということも少なくなりました。
>(なーに、全然無くなったと言うわけには
> いかないところが悲しいところです。)
>そう、私に一番欠けているものは「平常心」なのですね。
>あまりパニクらずにサーブを待っていられるように
>なったと思います。
>
>マリオテニス64はあの強烈なCM
>「打ったらもどる、まん中へ!」
>もうこれにハマってしまいすぐに買ってしまったのですが
>マリオゴルフの時と違い、攻略本を買わないうちに
>子供達はあれよあれよとマスターしてしまったので
>マリオゴルフだったらプラムちゃんが私向きだったように
>どのキャラクターが初心者向きなのかとかわからないまま
>闇雲に対戦し、もうこてんぱんにされておりました。
>あんまり下手すぎてお兄ちゃんなんかは
>私が出すサーブを全部見送って
>わざとぎりぎりまで打ち返さず、
>マッチポイントになってからさっと逆転するといった
>非常に母の事を思いやった、
>まったく腹立たしいプレイに終始していました。
>
>今回の特訓で2番目に有り難かったのは
>キャラクターの選び方を教えて頂けた事です。
>あの日以来私はベビィマリオ一辺倒になっております。
>ただ、それでも最初はとても難しかったです。
>背が小さいので手をのばしても届かないことが多い。
>でも本当にお陰さまで
>びゅんびゅん赤い球がでるのがわかるし
>リターンエースはなんと10回も出たのです。
>しかもキノコカップの決勝でです。
>だいたい私がキノコカップで
>1回戦を突破しただけでも驚きなのに
>なんかすいすい勝ち上がりあっという間に決勝です。
>これが2日前に特訓していただいただけで
>次の日はちょっと疲れて全然さわらなかったにも
>かかわらず、です。
>おそるべし、タカハシブラザーズのお導きよ!
>
>さて、コドモと対戦した時の結果を報告します。
>
>■VS智充……3戦3敗
> 相手のキャラは2戦がワルイージ
> 残りの1戦がゲームボーイで彼が育てたアレックス。
> ちなみに私の結果は    
>  サービスエース 0、0、1
>  リターンエース 1、0、0
>  スマッシュエース 0、0、2
>  ダブルフォルト 0、0、0
> もう、こてんぱんにやられました。
> 
>■VS崇明……1戦1敗
> 相手のキャラはヘイホー
> なんと彼はポテトチップスを食べながら・・・
> 今回の結果は
>  サービスエース 0、0、0
>  リターンエース 0、0、0
>  スマッシュエース 0、0、0
>  ダブルフォルト  0、0、0
> 「まったくざこいぜ!」by崇明
>
>■VS藤井君(智充の友人)……3戦2勝1敗
> 相手のキャラは1戦目がキノピオ   
  > 2、3戦目がキャサリン
> <1戦目の結果>
>  サービスエース 1
>  リターンエース 3
>  スマッシュエース 1
>  ダブルフォルト 0
> 彼はマリオテニスはあんまりしたことがないらしいので
> 勝ってしまいました!
> <2、3戦目の結果>
>  サービスエース 3、1
>  リターンエース 2、3
>  スマッシュエース 0、2
>  ダブルフォルト 0、0
>  つい、彼にサーブの時の立ち位置を教えてあげたら
>  急に上手になりあっという間にストレート負けでした。
> 
  >
>■ついでにどうしても優勝できない
> キノコカップの決勝戦の結果
> <VS マリオ>
> サービスエース 0
> リターンエース 10
> スマッシュエース 12
> ダブルフォルト 0
> そのうちに勝てる日もあるかな・・・・
>
>こんなレポートでお役にたったでしょうか?
>では、失礼いたします。
>Mでした。
 
というメールをいただきました。
そうか、ううむ、やはり、子供に勝とうなんて、
甘かったかな? でも、Mママも智充・崇明兄弟も
ちゃーんと楽しんでくれたみたいで、よかったです。
(あと、おともだちの藤井君もね!)
これからも、マリオテニスで遊んでくださいね〜!
 
 
イメージ
 
というわけで、マリオテニス特別篇はこれにて終了!
子供に勝ちたい、一緒に遊びたいお母さんお父さん、
今回のTIPSをぜひ参考にして
楽しくプレイしてくださいね〜〜!!

 


2000-12-27

BACK
閉じる