今年『ナイン』は大当たりする!
去年は知らなかったくせに、応援します。

               
六本木ヒルズでのイベントの御報告!
               


シェフ
きょうは、22日に急きょ行われた
六本木ヒルズでの『ナイン』の
イベントを御紹介しまーす!

べ3
ぼくら、それぞれ関西にいて
行くことができなかったんですが
キウチさんがくわしく
紹介してくれました!

シェフ
前置きは短めに、
ではどーぞ!!!

               
第二二回 PRイベントの胸の内!
               

22日の日曜日、
東京公演の劇場アートスフィアで、
舞台の建て込みが始まりました。
そして六本木ヒルズでは、
『ナイン』のキャストが全員集まってのPRイベント──

あらためて思います。
このカンパニーのキャストは、ほんとにすごい。
作品への愛情がすごい。

ケガがないように、本番に支障をきたさないように、
でもイベントは盛り上げたい。
スタッフのいろんな心配を吹き飛ばしてくれたのは、
『ナイン』をもっともっと知らせたいという、
このキャストたちのエネルギーでした。

イベントは先日の大阪公演中に急遽計画したものです。
にもかかわらず、キャストの全員参加が決定。
当日の朝までほかの仕事をしていた別所さんをはじめ、
ひとりひとり、スケジュール調整は
大変だったに違いありません。
しかも、キャストどうしで話し合って、
本番用の衣裳とヘアメイクで『ナイン』を伝えたいと、
企画も作ってくれました。

会場は六本木ヒルズのメイン広場に面した、
テレビ朝日ビル1階のイベント・スペース。
当日、朝から早くから来てくださった
ファンのかたをお待たせしつつ、
スタッフによる準備と打ち合わせ。
キャストは本番同様のタイムテーブルで衣裳とメイク。
衣裳もメイクもきょうのために、
メンテナンスをし直して、会場に。
なんて強力なスタッフが支えてくれてるんだろう。

オープン・リハーサルを始めた13時すぎ、
すぐに人垣ができました。
遠くから見ていた人もこちらに近づいてきて‥‥
早々に、盛り上がりの予感!

「オーバーチュア(序曲)」の一部を、
グイド(別所さん)の代わりに、
リトル・グイド(子役の向笠くん・樋口くん)による、
イベント用スペシャル・ヴァージョン。
このカンパニーで振付のアシスタントもしている
高塚いおりさんを中心に、
それぞれアレンジを考えて、動きを確認。
イベント会場内のピアノには、
リハーサル・ピアノの大隅一菜さん、
キャストとの呼吸ももちろんぴったり。

それから屋内でのメインプログラム、
リリアン(大浦みずきさん)とグイドのタンゴ。
大浦さんと別所さんのリハーサル──
「オーバーチュア」にしても、
「フォーリー・ベルジェール」のタンゴにしても、
『ナイン』のなかで本当に眩しい場面です。
それだけに、舞台以外の場所では難しいと、
キャストが戸惑ってももっともなところを、
みんな積極的に、よりよく見せることを
考えてくれました。
セットも照明もないイベント会場で、
「フォーリー・ベルジェール」を最後まで歌い、
踊ってくれたのです。
これは直前の打ち合わせのとき、
キャストのみんなが言い出してくれました。
本番で使う小道具もなく、
スペースも十分にとれないなか、
ピアノの大隅さんとひとことふたこと交わして、
キャストどうしの呼吸でGOサイン。
かっこいいでしょ。プロフェッショナルでしょ。

出演者がこういう気持ちになってるイベントが、
成功しないわけがありません。
150席用意した椅子席は一杯。
ほとんどのかたには立ち見をしていただき、
ガラスばりの会場の外にも、
「ああ、これ、ミュージカルの‥‥」
というお声がちらほら。

六本木ヒルズ内はとくに警備が大変で、
なにをするにも、許可や申請が必要でした。
たとえば、ポスター1枚ガラスに貼るにも、
ガラスの内側から貼るのはOK、外側はNGとか。
日曜日の午後にできた人の山に、
警備の人も目を離せないようすでしたが、
じつは責任者のかたが、
いろいろ協力してくれました。
こうすると見やすいとか、
ここまで使っちゃっていいよとか。
さらに満員の会場内で整理にあたりながら、
お客さまの質問にも応対くださり、
「終わりのほうにまた歌いますよ、
 これが一番いいからっ」と。
しかも公演のチラシ配りまで一緒に!
いやあ、こういうことがうれしい。ほんとに。
リハーサルを見守ってくれてるときに、
きっとカンパニーのハートが伝わったんだと思うんです。


イベントは13時半からと16時からの2回。
基本的には同じプログラムで行いました。
会場内ではキャストがマイクを回しながら、
『ナイン』の話をしました。
みんな『ナイン』のことなら、いくらでも話せるんです。
1回目が終わったあと、控え室をのぞいてみると、
キャストどうしが反省会をしてるじゃありませんか。
それもトークの部分についてまで!
結局2回目もオープン・リハーサルを行い、
1回目は椅子に座っていたインタヴューも、
2回目は椅子なし、立ったままに変更。
時間を短くしようとして
質問事項を減らしたものの、
キャストみんなにちゃんと伝えたいことが
あるものだから自然に時間が長くなって。
でもいいんです。
そりゃあ『ナイン』の魅力は、
ひとことじゃ、伝えきれないもの。

今週27日金曜日、いよいよ開幕です!

(つづきます!)

撮影/島田あさみ

発売中の「AERA」にご注目。
デヴィッド・ルヴォーさんが表紙に登場です!
巻頭ページではルヴォーさんが
『ナイン』について語っていますよ!

そしてWOWOWを観られるかたへ!
25日(水)午後11時30分より
「デヴィット・ルヴォー特集」があります。
どうぞごらんくださいね!



シェフ
えっ! 全員出演したんだ!
すごいなあ‥‥!

べ3
ひとりでも多くのひとに
『ナイン』を知ってもらいたいという
意欲が、カンパニー全体に
みなぎっているんですよね。

シェフ
まだ残席があるということなので、
売り上げがどうの、ということよりも
「この公演が1席でも空いて
 観られないままでいるのは、
 ほんとうに惜しい!」
という思いが、強いですよね‥‥  

べ3

「ほぼ日」枠
郵送でのお買求めぶんは
予定枚数がほとんど終了しましたが
当日引き換えのチケットがありますので
ぜひどうぞ!!


2005-05-24-TUE
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