今年『ナイン』は大当たりする!
去年は知らなかったくせに、応援します。

               
とれたてニュース!
大阪公演の感想メールを掲載します!

               


シェフ
(電話で)
東京に戻りましたー。

べ3
(電話で)
ぼくは奈良の実家に一泊してまーす。
父と母に「ナイン」のチケットを
プレゼントしました!

シェフ
ぼくはまだ舞台の余韻の中にいます。
頭の中を音楽が流れています。
目を閉じると
ルイーザが、リリアンが、
カルラが、クラウディアが‥‥

べ3
浮かんできますよね!

シェフ
ぼくを囲んで‥‥

べ3
主人公気分かよ!

シェフ
ああ‥‥ルイーザ!
カルラ! クラウディア!

べ3
もしもーし?
そのくらい「ナイン」の世界に
はいり込んだってことですね‥‥

シェフ
あ、ブロードウェイ版のCD、
タワレコで買ってきたよ!
これ、あらためて聞いて、
今回の日本公演のレベルが
ものすごく高いってわかったよ。

べ3
そうですよね。
役者さんの全員が
それぞれの人生を
舞台の上で完璧に生きていますよね。
大阪公演を見たかたから
メールは来てますか?

シェフ
来てます来てます!
今日はみなさんの
いろいろなメールを紹介しつつ、
初日のようすをキウチさんにも
レポートしていただきます!
まずは女性ふたりから!

=
大阪初日公演を観劇して、
今自宅に戻ったところです!
素晴らしい! とにかく素晴らしかった!

ほぼ日枠のS席をお願いして良かったです。
とても楽しめました。
俳優さんたちの表情の細かいところまで、
オペラグラスなしでも
はっきりと見ることができました。
初めてのミュージカル観劇でしたので、
どんな雰囲気なんだろうか、
どんな役者さんたちが出演されているんだろうかと
ドキドキしていたのですが、
ほぼ日のナインのコーナーで
じっくり予習ができたので、
予習なしでも楽しめる舞台なのでしょうが、
初心者には理解を深めるのに
大いに助かりましたよ。

終演後、早くスタンディングオベーション
したくなりました。
カーテンコールも楽しく、
心からの拍手を送りました!
舞台に関係してらっしゃる全ての方に感謝です。
復習として今後の連載も楽しみにしています!
(みぃ)

=
今日、「ほぼ日」枠でマチネ行ってきました。
当日引渡しだったので受付に行くと、
ルヴォー氏の写真と
メッセージのついたチケットがあり、
その中に私の名前があった!!
やったぁ〜嬉しい、思わず受付のお姉さんに
「これ新幹線で運んできたチケットですよねエ」
って言ってしまいました。
(こんなステキなチケット用意していただいて、
 改めてありがとうございました。)
気分良くして「ナイン」初観劇。
別所グイードは勿論すばらしい!
けど・・・・私的には、
女優さん達が最高!! ステキすぎる。
個性的で生き生きしていて、
キャラクターそのもの。
グイードが悩むのも無理はないと・・・
「水」の演出にもビックリしたり。
リトル・グイード君頑張れ!
噂どおり、上質・上級の舞台でした。
今日は、緊張して観ていたので、
明日はリラックスして観劇します。
(花水木)


シェフ
そうなのです、
「ほぼ日」枠でお買い求めのかたには
当日会場で、
デヴィッド・ルヴォーさんの
メッセージ入りの
スペシャルカラーチケットを
さしあげているんです!

べ3
引き換え方法などは
tptから直接メールで
おしらせしていまーす。

シェフ
さて男性のお客さんからも
メールをいただきましたよー!

=
ついに開幕しました。
どきどきしながら開演を待ちましたが、
すばらしかったです。
まさか初日からスタンディングオベーション
&カーテンコールへなりやまぬ手拍子があるとは‥‥
大阪のファンは熱い!
前半のクライマックスで
「ブラバー!」と叫びましたが
拍手にかき消されちゃいました。
次からはタイミングと声の大きさで
頑張りたいと思います
(とおる)

=
今日5月6日に誕生日を迎えて、
彼女と昼食をとっていたら
「はい、プレゼント!」と渡されたのは
1枚のチケットでした。

「ナイン」・・・?
ミュージカル・・・?!
こけら落とし・・・?!!

次に彼女のかばんから出てきた、
「今年『ナイン』は大当たりする!」
のページを印刷したファイル!

もう感動の坩堝とはこのことです。

観劇しながら、
自分の誕生日に生まれた劇場、
生まれて初めて体験するミュージカル、
もうすばらしい舞台でした。
ミュージカル自体が初めてでしたが
ミュージカルってすっげえ!
もう感動がごっちゃになって
今もうまく感想が打てん!

とにかくもうありがとうです。
すばらしい舞台に。
今日生まれた劇場に。
両親に。
そしてもう一生忘れることができない誕生日を
プロデュースしてくれた
史上最高の彼女、いっきょんに。

ありがとう!
(俊介)


シェフ
そういえばさ、
べっかむさんとキウチさん、
じぶんの奥さんのことを
「うちのルイーザが」
とか言ってなかった?

べ3
あわわわわ、
そんなことは
どうでもいいじゃないですか!

シェフ
へへへ。
では最後に「昨年の『ナイン』で
オーケストラに参加した」
というかたからです!

=
よくぞやって下さりました!
ナインは今まで私が観てきたミュージカルの
どれとも違いました。
映画で言えばミニシアターといった感じでしょうか。
ちょっと粋で、おしゃれで美しくて、
何度見ても感動してしまいました。
実は、去年のナインでオケに参加していたのです。
初めてステージ入りしてセットを見たときは
行き届いた演出と舞台セットに圧倒されました。
私はちょうど、上から舞台を見下ろせる
場所にいたのですが、
いつも弾くのを忘れてしまうくらい
舞台を観察してました。。。
私たち弦セクションからは
子役2人が可愛くて大人気でしたが。
しかし、何といってもリリアン役の
大浦さんは本当に素晴らしかったです。
身体の全ての先端にまで神経が行き届き、
しなやかな身のこなしは一番美しかったです。
その他のキャストの方々も皆さんとても個性的で、
みごとに役にはまっていました。
やはり残念なのはお客様の入りが少なかったことです。
このようにほぼ日で特集してもらえるとは。
少しでも多くの方にあの舞台の美しさを
知ってもらいたいと思います。

あまりの興奮に自分のサイトに紹介してしまいました。
よろしければ見てみて下さい。
(あんこ)


シェフ
ありがとうございまーす!
ぼくは大浦さんのリリアンの
モノマネを勉強中です!
「あたしはじめから
 インテリなんかじゃなーいの」

べ3
‥‥そんなことしなくていいですよ。
ではキウチさんから届きたての原稿を
どうぞ〜!

               
第十五回 あらためて大阪公演開幕レポート!
               

それではぼくからも、
この3日間ぐぐぐっとおさえてきた
大阪公演開幕の興奮をお伝えします。
『ナイン THE MUSICAL』の上演記録に、
そしてシアターBRAVA!の歴史に刻まれた、
あの日のカーテンコールの数分間のこと。

●いちばん最初の「ブラヴァ!」

初日のカーテンコール、
気がつけばスタンディングオベーションのなか、
シェフさん、べっかむさんと並んで拍手を送ってました。
素晴しく仕上がった舞台に、それから観客席に。
ありがとう! ありがとうございます! 満員だ!
そこから見えなかった2階席からも満席以上の拍手!
ついに聞こえたブラヴォ! そして、ブラヴァ!
さすがわかってらっしゃる、大阪のお客さま。
そう来なくっちゃ。
劇場に名前がついたときから、
関係者の誰もが思い描いてきたこの瞬間、
シアターBRAVA!に響く最初の「ブラヴァ!!」
素直な感動のコールでした。

「ブラヴァ!」は舞台上の女性を讃える感嘆詞。
しかも『ナイン THE MUSICAL』は、
シアターBRAVA!の「こけら落とし」。
先日「あっち」さんがメールで教えてくださったとおり、
みんなに福がある、みんなが祝福される公演です。
さらに、なんと言っても『ナイン』は、
「女性たちを、愛するということを、
 そして夫婦の愛を祝福している作品」ときてます。
もう「こけら落とし」の開幕初日となれば、
盆と正月とコングラッチュレーションと
セレブレーションが塊で来たみたいな日です。
加えて、広報係がいうのもアレですが、
舞台の仕上がりも最高でした。
ありがとう! おめでとう! うれしい! すばらしい!
別所さん、なんていい顔なんだろう。
新キャストのみんなの瞳も光ってる。
スタンディングオベーションの嵐のなか、
シアターBRAVA!にありとあらゆるハッピーが
宿ったのでした。

●なにわの空の下、熱いぞ! 公開衣裳パレード

すでに舞台稽古が一段落していた初日前日の午後、
気温27度、初夏を思わせる快晴の劇場前に、
こんな大盛り上がりがありました──

最終リハーサルまでの数時間を見計らっていた
門井プロデューサーが仕掛けたプログラム、
キャスト全員のコスチューム写真の撮影。屋外で。

祝日の昼すぎ、大阪城公園に面した玄関前は、
いつもより人通りも多くにぎやかでした。
そこへ衣裳をつけメイクをした俳優たちとカメラマン。
道行く人が少しずつ気づき始めます。
撮影ポーズが決まるとキャスト同士の歓声、
その盛り上がりにみるみる人垣が。
あ、リトルグイド役の向笠くんがチラシを配ってる!
「あしたから始まる『ナイン』です!
 ミュージカルです、観てくださいっ。」
劇場主任もすかさず事務所へチラシをとりに走る。
打ち合わせなし、楽しいパプニングの連鎖。
劇場玄関前に巻き起こった突然のフェスティバルです。


スケジュール表にも書いてなかった「衣裳パレード」。
TVコマーシャルやポスター貼りは、
シアターBRAVA!ががんばってくれました。
でもtptじゃなきゃできないことを、
劇場前で起してみせた門井プロデューサー。
ここで演劇がはじまるんです! そう伝えた出来事です。
演劇をつくることの一部として。
演劇をつくるハートで。

●創造の記憶を刻め!直前ワークショップ

門井さんの企てはもうひとつありました。
最終リハーサル2時間前、劇場ロビーでの、
「ミュージカル・ワークショップ」の開催。
ミュージカル学校の生徒さんや、近県の劇団から、
急遽約20名に参加していただいて。
おそらく、連絡したのは前日のはず。
そしてはりきったのは振付家のグスタヴォ。
稽古で毎日やっているリラックス・マッサージ、
ウォーキング、それから『ナイン』のナンバー、
「フォーリー・ベルジェール」の振付。
途中からキャストの池田さん、宮さんが合流。
ワークショップは90分間。
リハーサル開始30分前までやりました。

これもスケジュール表にはなかったイベントです。
劇場関係者はリハーサルにお招きした人を迎えつつ、
ロビーを注目してました。
舞台の進行に余裕がなければできなかったことですが、
門井さんがどうしてこれを必要としたか──
ぼくは企てを聞いていたのに手伝えなかったし、
眺めつつ感動してたことも告白してませんが、
こんなふうに想像しています。

シアターBRAVA!は真新しい劇場です。
tptが「こけら落とし」に選んでもらって、
劇場をただの入れ物にとどめたんじゃつまらない、
創造のエネルギーを生み出す場所として出発させたい、
そういう思いじゃないかと。
儀式や乾杯も本当に大切だけど、
開幕前にどうしても欲しかったのは、
劇場に生きた記憶を刻みこむことだって。
公演が始まってからじゃなく、このときに。

開幕直前に新劇場のロビーで起きたことは、
ワークショップに参加してくれた人たちを通して、
ずっと宣伝されることを心密かに願います。
きょうのことは全部、
勝手に思ったことですけれども。

(つづきます!)


2005-05-09-MON
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