ニュースのご近所。
あの出来事、近くで見るとこんな感じ。

第38回 オーストラリアは、暖冬で水不足。


こんにちは!

このコーナー宛てに、
「今年の北半球の夏は大変な水害でしたね」
こんな書き出しではじまるメールが到着しました。

「北半球の夏は」と但し書きをされている、
ということは……南半球のかたから、なんですよね!

いま、冬がすぎて、春になろうとしている
場所もあるんだなぁ、と思いながら拝読しました。
オーストラリアの人の「ニュースのご近所」です。







・今年の北半球の夏は大変な水害でしたね。
 ところがこちらオーストラリアは、
 ここ数年干ばつに悩んでいるのです。


 普通、こちらは冬になると、
 東京ほどではないにしても
 寒くなり、雨の日も増えてきます。
 でもこの何年か暖冬で、雨も少ないんですよね。
 今年の冬なんか本当に暖かくて、冬らしい日や
 雨の日なんて、数えるほどでした。

 これで困っているのが、農家や牧場関係の人々です。
 テレビでは乾燥してひび割れた大地に、
 家畜の乾いた骨が、ゴロンと
 転がっている様子が映し出されていました。

 私の知り合いの半分くらいは、
 不謹慎な事を知りつつ、ヨーロッパの洪水を
 「あの半分でも水が欲しい」
 なんていいながらテレビを見てました。
 私はシドニーなんて都会に住んでいるので、
 そこまでひどくありませんが、当事者は大変ですよね。

 さらに、先日聞いた話では、
 この水不足のおりなのに、どこかの市では、
 地下水を日本に輸出しているのだそうです。
 日本でオーストラリアの水が売られているのかどうか
 私は判りませんが、本当だとしたら、
 なんだかなぁ、と言う感じです。

 観光で来る皆さんには、毎日晴れていて
 暖かいほうがいいのでしょうけど、
 地元はこんな感じです。
 きっと世界では知られていないと思うので、
 お知らせさせて頂きました。
 (あきこ)






「きっと世界では知られていないと思うので」
というあたりが、オーストラリアの人にとっての
リアルな捉えかたなのかもしれないなぁと感じました。

では、次は、「ニュースの幼なじみ」です。
長野県在住のかたからのメールですよ。







・長野県知事選も終り、一時の喧騒も収まりました。
 田中さんに鋭く迫っていた(元)H議員。
 わたしの幼稚園からの同窓生です。


 3人兄弟の真中でオチャメでイタズラっ子でした。
 ガキ大将というタイプではなく、
 ヘラヘラ笑って飛びまわっている感じ。
 高校生の時の山のような悪事の数々。
 でも、今にして思えば
 かわいいものだったかもしれません。

 落着きがなくいつもチョロチョロしていたので
 彼のお兄さん(夫の親友でした)が
 将来を危ぶんでいました。
 その出来の良い秀才型のお兄さんが
 白血病で長い闘病生活を送るようになってから
 彼は変わったようです。

 血液を集めるために奔走したり
 大変な苦痛を伴う骨髄移植もしました。
 しかし、懸命な看病にもかかわらず
 幼い女の子と奥さんを遺して、
 お兄さんは亡くなりました。
 もう20数年前のことになるでしょう。

 遺された奥さんと娘さんを実家に引き取り
 ご両親と一緒に、成人し嫁ぐ日まで育てました。
 彼の発言には異を唱えるわたしですが
 マスコミにとり挙げられたひとりの
 (元)議員の一面をちょっと語りたくて、
 メールしてみました。

 もうニュースではなくなっていますが・・・・
 (すわ子)






落ち着きがなくていつもチョロチョロしていた人が、
お兄さんの病気によって、パッと変わった。
「幼なじみのあの人が議員になった」
という、そういうメールをご紹介いたしました!

では、最後は、身近で起きたミニニュースをふたつ。
日本からと、カナダから、です。







・テレビや新聞に載るニュースには
 なってないのですが、今日目撃したことを。
 目黒通りの「八雲」から渋谷行きのバスに乗り
 一番前の座席に座ったのですが、
 ある停留所で、後ろから突然、
 「手が挟まりました〜!」の声がありました。
 びっくりして振りかえると
 扉に手が挟まったおばあさんが!
 近くの人が抜こうとしたのですが抜けず、
 運転手さんも慌てて様子を見に行き、
 すぐ戻ってきて「今動かしますよ!」と
 扉の操作をしたら、やっと抜けたのです。
 怪我もなく、激痛でもなかったようなので
 バス中ほっと一安心。運転手さんも
 「10年間やってますが初めてです」と
 アナウンスしてました。

 
 その後今度はある信号で前にいたバイクが
 発車しようとしたところエンストのような状態に。
 バイクのことは全然分からないのですが、
 なんだかロックかかっちゃったみたいで
 一生懸命押しても動かない。
 色々ボタンをひねったり
 アクセル踏んだりしても動かない・・・
 一台も進めないまま信号が赤になってもまだ動かない。
 また信号が青になるって頃にようやく動きました。

 バスに乗って30分程の道のりでしたが、
 ふたつも、初めて経験する事件があって、
 なんだか盛り沢山で充実した疲労感がありました。
 (あーた)



・米国の歯医者にいる勤務中の
 おまわりさんの話を読み思い出しました。
 カナダ留学時代の思い出です。
 トロントのバスの運転手さんは、平気で、
 突然バスを止めてコーヒーを買いに行ったり、
 中には銀行に行って
 お金をおろしたりしていましたね。

 最初は、何が起きたかと不思議でした。
 バスが延々と止まって進まないのですから...
 それができるのもそれを見て怒る乗客が
 いなかったからでしょうか。 
 乗客ものんきなお国柄なんですかね。
 それもそれでよしと出来る余裕って
 実は貴重なのかもしれません。
 (お)






最初は、バスに乗っていたら、たてつづけに
ふたつ、「あ……」というミニ事件が起きた、
という方からの、小さな目撃談でした。

そしてカナダのバスの運転手さん、バス運転中に
「銀行でお金をおろしてくる」ってのがすげぇです!

では、次回のこのコーナーで、お会いしましょう。


さまざまな、日本国内や海外からの
ニュースのご近所のおたよりは、
件名を「ご近所ばなし」として、
postman@1101.comまで、どうぞーー!!

2002-09-07-SAT

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